キノピコ「お願い、私を森の外へ案内してください」
よしみ「迷子のようですね。引き受けましょうよ」
Ｆ「ああ、俺らしい仕事だ。ＧＸのストーリー５でry」
よしみ「前例があるなら、お願いします」
Ｆ「キノピコちゃん。俺がおんぶしよう」
Ｆ「エハハハハハハ…」
Ｆ「とりあえず服脱いで。大丈夫。大人になるための練習だよ」
パンツマン「……」
ワルイージ「……」
……
よしみ「私と手をつなぎましょ」
キノピコ「うん」
Ｆ「なんで俺じゃないんだ。俺の番だろうが」
ワルイージ「見苦しいからに決まっているだろう」
Ｆ「たき火をしよう」
パンツマン「馬鹿やめろ」
ワルイージ「よしみ。川に飛び込め」
Ｆ「……」ブスブス
ワルイージ「ルミージ！ 頼むぞ」
留美「七瀬留美よ！ まったく、乙女を目指す私にこんな仕事を与えるなんて…」
留美「おらおらおらおらおらおらおらおら…」
ワルイージ「……」
よしみ「……」
…………
よしみ「次はボス戦ですよ」
パンツマン「ここは、敵を倒すのが好きなファルコン以外の出番は考えられん」
Ｆ「ふ、悪党を倒すのは得意だ。俺の本業だからな」
パンツマン「ならばイメトレをしてみろ」
よしみ「……」
Ｆ「……ﾏｹﾁｬｯﾀ」
よしみ「弱いじゃないですか」
Ｆ「く、普通ならここからパンツが見えるはずなのに、よしみのスカート丈が長いせいで…」
よしみ「さらに水着で対策してますから」
パンツマン「パンツを知り尽くしている俺のアドバイスだ。
で、ファルコン。どうして負けのイメージをしたのか聞こうか」
Ｆ「ファルコンパンチがないじゃん」
ガン！
Ｆ「いてっ」
ワルイージ「Ｆ－ＺＥＲＯ本編にそんなものはないだろうが」
Ｆ「そうだな」
Ｆ「ポジティブに、ポジティブに。
よしすっきりした。もう一度扉に入るとしよう」
ギィィィィィィ…
ルドウィッグ「来たかファルコン」
Ｆ「お前、名は？」
ルドウィッグ「俺の名はルドウィッグ。コクッパ最強の男だ」
Ｆ「さあ、来い！」
ザシュッ！
パンツマン「な！」
ワルイージ「は、早い！ なんてスピードだ」
パンツマン「な！ 飛んだだと！」
ワルイージ「すでに覚醒していたのか！」
パンツマン「見ろ、あの４つ同時に出るあの青い火の玉！ その形掻ぎ爪の如しだ」
ワルイージ「なんとまがまがしことよ」
よしみ「…さっきから何の話をしているんですか？」
ワルイージ「よしみ。お前は素人だからわからないのだ」
よしみ（でも、ファルコンさんが苦戦しているのだけは分かった）
ルドウィッグ「どうした？ 銀河をかける戦士よ。奥義を尽くさねば俺は倒せんぞ」
ワルイージ「しかたない」
よしみ「え？」
ワルイージ「これだ。ＧＣクラシックコントローラーを持て」
Ｆ「お！ これでスマブラの戦いができるのだな！」
Ｆ「ファルコンナックル！」
ルドウィッグ「…俺の負けだ。よかろう。クッパ城への道を教えてやる」