闇属性

 

 

概要

病と屍をつかさどる負の集団。これぞ、ザ・アンダーグラウンドステージ!

 

闇属性とは、人々や世界に悪徳をもたらすとされる存在で集められており、悪霊と悪魔がほとんどを占める。本来悪魔というものは、キリスト教の視点から見て違う神話の神がそう扱われることもあるという相対的な定義によるものだが、本作では典型的な負の要素が集まっている。

中二病の心をくすぐる闇の属性がついにもえくりにも登場。そんな属性を持つ彼女たちは状態異常と屍兵を操り、正々堂々と戦う者たちをあざ笑うこのゲームのトリックスターたちだ。

能力値・技の威力や性質・地形や天気の影響などから、状態異常・屍兵・SP削りの3つの要素に大きく分けることできるのが特徴である。能力と技までこの3つの要素にわけることができる。数で攻め自然に滅びの道を歩ませさらに資源も浪費させるこの3本の矢は他の属性にはないモノでいっぱいだ。

このゲームでの状態異常の強さは周知の通り。それらを司る存在の集まるこの属性の強力さは計り知れないのである。攻める者には素直に迎え入れて闇の罠にはめていき、守る者にはそのまま無抵抗へと落としこむ。どのみち内側から滅ぼされることになるのは間違いない。進退両難サスペンスな状況へと誘い込んで敵が自爆するのをただ待つだけとなるのだ。

戦いに臨むにあたっても、自分たちのできることの多さに絶対の自信を持ち、攻撃を受けるに際してもただでは斃れない彼女らの不屈の執念に、我々は天上から落とされた彼女らの神話を後世に語ることになるのだろうか。

 





 

 

属性値の影響

[闇属性値*3]:8マス以内に居る他属性キャラはHP4%減少。
[
闇属性値*4]:8マス以内に居る他属性キャラはHP4%SP1減少。
[
闇属性値*5]:8マス以内に居る他属性キャラはHP8%SP1減少。
[
闇属性値*6]:8マス以内に居る他属性キャラはHP8%SP2減少。
[
闇属性値*7]:8マス以内に居る他属性キャラはHP12%SP2減少。
[
闇属性値*8]:8マス以内に居る他属性キャラはHP12%SP3減少。

 

天気・地形の影響

[妖霧]

闇属性:攻撃力、防御力、魔力10%アップ。

技で受けるダメージをレベルの10%分カットする。

[忌み地]

闇属性:攻撃力、防御力、魔力10%アップ。

光属性:攻撃力、防御力、魔力5%ダウン。

[魔窟]

闇属性:攻撃力、防御力、魔力10%アップ。

光属性:攻撃力、防御力、魔力10%ダウン。

他属性はフェイズの始めにSP1減少。

 

基本クリーチャー

 

ケルベロス

闇属性でまともに使えるアタッカーはケルベロスくらいであろう。他の闇属性のクリーチャーは初心者バイバイと言える複雑な性能を持つのでこの属性自体初心者にはお勧めできない。新規ユーザーがこの属性のクリーチャーたちを使う前にもえくりを辞めない継続力が求められる上級者向けである。

 

攻撃面

闇属性クリーチャーのすることと言えば、攻めの一手。属性値の効果や状態異常もあり、直接手を下さずに相手を締め殺すのが得意なクリーチャーばかりだ。ある意味史実のルシファーより極悪なクリーチャーたちだ。

闇の攻撃手といえばケルベロス。このクリーチャーを柱にすれば、その攻撃力から状態異常をぶっかけるか属性値を利用するかアンデッ娘を召喚するかのすべての作戦に責任を持ってくれる。

 アンデッ娘の攻撃も闇属性のカテゴリだ。基本的に打たれ弱いクリーチャーが多い闇属性では、他のクリーチャー・ファミリアによる時間(手数)稼ぎは(削りを含めて)非常に重要だ。

ルシファーがすべての技を使えれば間違いなく最強だが、そうはいかないのである。

 

防御面

防御に関しては脆弱と言わざるを得ない。せいぜいが、麻痺や暗闇・睡眠による運絡みのごまかし程度である。ただ、ナムタルやアリオク・リリスによるカウンター能力による抵抗もあるが、それも運絡みだ。故に属性値を保つのが非常に難しい属性だと言わざるを得ない。

打たれ強さであげるなら、倒れないことを長所とするグルヴェイグだ。このクリーチャーの執念深さはほかのクリーチャーを失禁させるほどだ。その打たれ強さから、必ずマスターの元へ向かうことが可能だ。倒れない選手が強いのは人間の世界においてもいえることだが、その厄介さを体感し、もえくりや自分の人生に生かしてやろう。

もし、同じクリーチャーを6体揃えるならば、最強パーティはルシファー6体以外にありえんというわけだ。

 

補助面

闇属性のクリーチャーたちは、属性の存在や持つ能力からいるだけで補助技の役割をする。闇属性を相手にする敵は、闇属性を相手にしている限り普段の戦闘では意識しないアンデッ娘の処理・計画的な闇属性値の除去・「精神攻撃」によるSP削りで死なないクリーチャーの動かし方を余儀なくされる。闇属性のパーティは相手に余計な考えをさせているうちに勝利をかっさらう。

 他にもリモンの天候補助に「生命転移」、ナムタル・蟲毒・リリス・グルヴェイグの状態異常付与、エウリノームとネビロスの屍兵召喚術と、個々のひねくれた技術が闇属性を支えている。

なかでもタナトスはこのゲームを壊しにかかっているくらいの性能を持つ。マスターも一撃で押せるのだから、終盤に出てくる闇の魔石・魔法陣には必ず警戒を忘れないようにしたい。