雷属性

 

 

概要

天の気まぐれ降臨。攻撃ミス誘発と回数増加で場を荒らす厄介物集団!

 

雷属性とは、雷や天への畏敬の念によって信じられている神や魔獣が属する。雷はその力強い音と天という手の届かない存在の象徴からか、それに関係する神や霊獣などの多くが、多くの神話に置いて地位が高い存在感の強い属性となっている。

能力値や天気の影響などから、能力うんぬんよりも移動・技回数を増やすことが特徴である。技の性質でいえばクリティカル率と射程が高めに設定されている代わり、命中率が低めとなっているモノが多い。このため低い命中率(天の気まぐれ)を何とかするのが課題だが、当たればクリティカルヒットの確率が実用レベルでありさらに麻痺も与えられることからその潜在能力に注目したい。

同じ属性でありながら、クリーチャーたちの運用方法が全く異なる子たちが多いのも特徴である。マスターのお供グングニル・能力消しのインドラ・仕事を中途半端に済まして帰る甕槌・よそ者としかペアを組まない雷神など。クロノスはその最たるものである。

天気・属性値によって補えるレベルではあるものの、上記の問題点があったり個々の持っているモノがバラバラであったり、まとまりのない属性ではある。だが取り出し容易な雷獣とオセ、移動を増やせるサンダーバード、技回数が増やせるラシャプ、最初から2回行動が可能なアスラなど、そのポテンシャルが高いことは間違いない。

ここぞという時に相手を暗闇や麻痺にしたり、属性値を上げたり個性的な子をピンポイントで召喚したり、能力を任意で使用して相手の勢力の穴を突き、雷のごとく一気に攻め込んでいきたい。

 

 

 

 

属性値の影響

[雷属性値*3]
[
雷属性値*4]
[
雷属性値*5]:フェイズの始めにSP3減少、移動回数、技回数1アップ。
[
雷属性値*6]:フェイズの始めにSP2減少、移動回数、技回数1アップ。
[
雷属性値*7]:フェイズの始めにSP1減少、移動回数、技回数1アップ。
[
雷属性値*8]:フェイズの始めに移動回数、技回数1アップ。

 

天気・地形の影響

[雷雨]

雷属性:攻撃力、防御力、魔力10%アップ、命中率20%アップ。

[鉱床]

雷属性:攻撃力、防御力、魔力10%アップ。

水属性:攻撃力、防御力、魔力5%ダウン。

[クリスタル]

雷属性:攻撃力、防御力、魔力10%アップ。移動コスト0。

水属性:攻撃力、防御力、魔力10%ダウン。

 

基本クリーチャー

 

サンダーバード

雷属性はどんな属性か。それを示すためサンダーバードを挙げてみる。地上を雷のようなスピードで駆け抜ける移動の広さ、基本技ですら癖のある雷属性技の質、これらが雷属性の個性といってもいいだろう。

 

攻撃面

雷属性といえば射程の長さとクリティカル率それに追加効果の麻痺に期待した攻撃だ。基本の技がこんな高性能なので、他の属性で考えそうな小細工なんていらないのだ。

アスラの連続攻撃にオセと甕槌の高ステータスによる力押し、他のクリーチャーたちも射程と移動力に任せたフルアタックでも十分な戦果を挙げることができる。それに加えてフルフルやラシャプによる天候操作をすることで不安な命中率を補助。そうなればクリティカル率の存在という利点のみを得ることができ、結果他のクリーチャーたちの抵抗を無にしていくことができる。

ここまで述べればわかると思うが、他の属性で効果的な戦術があれば、雷属性に転用すればより大きな効果を得られるといえるだろう。

 

防御面

雷属性に防御なんていらない。

回復もZOCを持つ子も雷属性にはいない。せいぜいが雷獣・白虎・フルフルの使える「電磁場」や「磁気嵐」による積極的な麻痺まきである。

防御力に自信はないので、高い移動と射程による位置取りと麻痺・暗闇でターン数をごまかしたい。間違っても一か所に固まって「地震」を受けるのは避けたい。

 

補助面

雷属性に補助と呼べるものにこれといったモノはない。グレムリンの「閃光」「磁気嵐」による状態異常とグングニルのマスター補助くらいだろう。

 クロノスの超強力な能力に任せた「断空」「覚醒」そして渦技と鎖技を両立させられるところは他の子にはないところである。インドラの「ヴァジュラ」でデメリット能力を取り除くことができるが、それは雷属性で恩恵を得られるのが甕槌とオセくらいである。

 雷属性のクリーチャーは攻撃だけをすればいいのである。