氷属性 |
概要 |
派手さをよしとせず、密かに敵の得意技を悉く潰していくもえくりの堅実派軍団!
氷属性とは、寒さや冬の厳しさに関する魔人や幻獣が属する。大昔の冬は現代の人々には想像すらできない過酷な時期であり、土地によっては越すことすら困難であることも珍しくない。そんな冬への怖れが表された存在が多く、良い印象の出自は大変少ない。 能力値・技の威力や性質・地形や天気の影響などから、自分への影響より敵への影響に重きをおいている属性である。 攻撃値のついている技の多くに追加効果がついていることも特徴で、この属性のクリーチャーはそれを駆使して試合の流れを自軍の方へと傾けていく。どんなクリーチャーにも得意な技や誇るべきステータスが存在する。だが逆にいえばそれを封じてしまえば力が出せないというわけである。氷属性の豊富な技はそれを可能にするのだ。 個々のクリーチャーのポテンシャルにはアッと驚くモノがないのも確かだが、その器用さで相手の強さを封じ込めるのが持ち味だ。特に移動をも減らすことができる技を持つ子もいるので、その移動1の減少が味方の守備力を大きく向上させることも珍しくない。 一部の能力値弱体が効かない相手に対しては雪女やフェンリルというアタッカーもしっかりと存在し、彼女らには弱体した敵の始末を任せてしまえる。その姿はまさに冬の厳しさを戦いに転じた様子である。 |
属性値の影響 |
[氷属性値*3]:追加効果発動率25%アップ。 |
天気・地形の影響 |
[吹雪] 氷属性:攻撃力、防御力、魔力10%アップ。 2以上の[氷属性]技の射程2アップ。 [氷] 氷属性:攻撃力、防御力、魔力10%アップ。 風属性:攻撃力、防御力、魔力5%ダウン。 [雪原] 氷属性:攻撃力、防御力、魔力15%アップ。追加効果発動率20%アップ。 風属性:攻撃力、防御力、魔力10%ダウン。氷属性以外の移動コスト+2。 |
基本クリーチャー |
ウェンディゴ 彼女が前に出るとき、だれも文句を言わない。 それはこのクリーチャーのZOCや打たれ強さと敵の弱体技「オーロラ」が我が氷軍団の全てを体現しているからだ。 |
攻撃面 |
氷属性のクリーチャーたちは過酷な冬を体現する氷の集団。故にそれを闘いに転じない手はない。 特徴としてあげるならば、氷魔法技のほぼすべてに追加効果があり、その技を持つクリーチャーがほぼ全員だということだ。つまり相手のダメージだけでなく能力値も奪うことができるのだ。 簡単に使えるイエティにつららをはじめとして、プロケルにフェンリルに雪女や、手軽に召喚できるうえ能力値を下げる手段が豊富な雪ん子とコロポックルと、攻めの手は充実している。特に雪女がいれば氷属性全体の射程が上がるので、このクリーチャーは我々の攻めの要だといえる。 攻撃に分類するかは微妙なところだが、属性値を発動させるだけで、手を下すことなく他属性キャラの能力値を下げることができる。 どんなに硬い相手でも、能力値を下げてしまえば抜け殻である。相手の得意なところをつぶせば勝ち目などないのだから。 |
防御面 |
氷の防御といえば、オーディンとウェンディゴ・カリアッハヴェーラだろう。 ウェンディゴは氷属性や高ZOC持ちでは異質ともいえる機動力の高さ、防御性能の高さを誇る。能力も防御を上げるものがそろっているため移動する壁ということができる。 マスター自身の守護はオーディンに任せられる。SPが許す限り回復をしてもらうことで長生きしてもらいたいものだ。 カリアッハヴェーラは移動するだけで相手の移動を奪うことができる。魔力も高く「完全耐性」を持っているので魔法主体の相手を状況次第で詰ませることもできる。 攻撃性能の高い炎属性に弱くそれに対する良い対応策があるわけでもないので、この項で挙げた子以外の防御は脆いと言わざるをえない。 |
補助面 |
「オーロラ」「冷却液」「ダイヤモンドダスト」など、追加効果によって攻撃技自体が補助技の役割をしているのですが、氷属性の恩恵はそれだけではない。 セルキーによる回復は、全クリーチャー唯一、1ターンで2度回復が行えるクリーチャーだ。防御力が全クリーチャーの中でも高い方である上、その回復の柔軟さが売りであり、このクリーチャー一体入れるだけで自軍の寿命は急上昇する。 そして雪女とウェンディゴの持つ能力によって、天気と地形両方の準備が手軽に行える。特に雪女の能力で天気を呼び起こせるのはこの属性の特権であるので、他の属性よりも天気や地形を生かした戦法が手軽且つ効果的に組み込める。 ラタトスクのSPの調達もまた個性的な補助です。マスターのSPをいじることができるので、召喚キャパ0ということもあり編成に空きがあれば使ってみるのもいいだろう。 攻撃技だけで相手の能力値をボロボロにできるうえにこれらの補助を乗せることができる。 |