ロックオンパーティ

解説
狩人のロックオンを中心としたパーティ。
使用職業は狩人だが、クリーチャー主体でさよらいひの方針から少しも外れていないため検討した。
命中率が低くて普段使わない技を目いっぱい使えるため気持ちの良いプレイングが可能となる。
しかしマスターが狩人なので治療士と同じ感覚で使うとSP切れ・シールド技や回復手段の不足により一気に追いつめられることも。
隙を見て「コンセントレーション」を使うか、「命中率上昇」の能力を使わないと外れることのある通常攻撃も欠点である。
ロックオンしたキャラにのみ当たる「ガイデッドショット」はおまけ感覚でいいだろう。



ロックオンとは…
回避率が25%下がって被クリティカル率が2倍になる状態異常…およびそれをばら撒く狩人の専用技。射程6・範囲2・消費SP0である。
能力「技射程アップ」を搭載すれば射程が8になり、より安全にロックオンをばらまくことができるようになる。

マスターの能力考察
命中率上昇   
・搭載すれば「サイドワインダー」以外の技の命中率が100%になる。
追加効果毒   
・追加効果率35%。決して小さくない効果なので入れたい。
追加効果怯み  
・「追加効果毒」とはお好みで。
ZOC無視   
・戦士と違って遠くから攻撃できるので基本いらない。
技射程アップ  
・全ての技の射程がアップするので入れたい。
ロストイデア
・アリスエネルゲイア専用の能力。属性統一が相手の時に有効。


マスターの技考察
ロックオン
・必須技。積極的に敵へばらまこう。
各種ショット
・パーティの属性と相談しよう。
ガイデッドショット
・全範囲攻撃。「ロックオン」状態のクリーチャー全員に攻撃可能。これにも追加効果の能力の効果はつく。
ダブルショット
・相手のシールドを壊しながら攻撃可能。
コンセントレーション
・技のほとんどが90%かそれ以上なので、これ1回使えば十分である。「命中率上昇」を抜くならば入れたい。
キュアポイズン
・毒・寄生などを治せる。
リージョンイレース
・なにげに専用技。ZOCに弱い近接クリーチャーとの相性が良い。



※狩人は他にも「キュアポイズン」「追加効果毒」「デコイ召喚」の強みがあるが、それらについてはここでは触れません。



ロックオンに適した技(クリーチャーのみ)
普段は命中難で使いづらいとされる以下の大技群をバンバン使えるのが「ロックオンパーティ」の魅力である。
その破壊力は治療士マスターに勝る(マスター自身にも戦闘力があるため)こともある。
安定したクリーチャー運用を良しとする治療士と違い、狩人は技の命中率とクリティカル率に着目する戦い方をする。
選ぶクリーチャーはクリーチャーの性能自体よりも持つ技を重視する傾向がある。


・邪視…命中率35+25=60%
相手を「石化」にすることができる。しかしこれだけでは実用に耐えない。
・漆黒の炎…命中率55+25=80%
威力160のロマン技。使うだけで自分のHPが15%減少するハイリスクな技である。特攻も地味に5%ある。
・絶対零度…命中率30+25+55%
威力が55だが、追加効果の「相手を移動・技不能2にする」が強い。強いのは確かなのに命中率が補正込みでも低すぎる。
・天変地異…命中率75+25=100%
「地震」より範囲が広く特攻もありさらに「飛行」にもあたる強力な技。更にクリティカル率が50%に。
・電磁砲…命中率60+25=85%
高威力・高射程・低燃費(SP2)かつ25%で相手を麻痺させ特攻45%になる。徹底的に「ロックオン」との相性が良い技。
・濁流…命中率70+25=95%
広範囲・高威力な技である。特攻も5%ある強力な技。自分の魔力が25%下がるデメリットもあるため、外したくない技である。

・雷属性技全般…
「電磁砲」以外は「ロックオン」で命中率が100%になる。
雷雨では、雷属性専用だが3能力が10%ずつ上がるのと命中率+20%の効果。
ロックオンは、全属性対応で敵の回避率の低下(=味方の命中率の上昇)25%とクリティカル率を2倍の効果…
という違いがある。
属性対応範囲が最大の違いなので、ロックオンパーティを組むなら他属性を混ぜられるという恩恵をうまく活用すべきである。



ロックオンに適したクリーチャー一覧(つまり上記の技を持つ子たちの一部を抜粋)
バジリスク…「邪視」の命中率が95%(魔眼持ちのため)になる。
ルシファー…「稲妻」「天変地異」の命中とクリティカル率が上がる。
紅葉・軻遇突智…「漆黒の炎」の命中率が80%に上がる。紅葉は射程不足による「暴走」が無駄に終わるのを防ぐことができ、
          軻遇突智は「鈍足」による攻撃機会の損失を防ぐことができる。
ユグドラシル…「天変地異」の命中率が100%に。そして「ロックオン」で使う技にありがちな高い消費SPを「マナの実」で補ってあげることができる。
雷属性全般…命中率85%と妙に不安な「稲妻」を思いっきり使える。特攻40%にもなる強力な通常技として機能する。
「サンダービーム」「電磁砲」「電波」もかなり使いやすくなる。
ウンディーネ・ヴェパール…「濁流」が使いやすくなる。


「クリティカル率上昇」を持つクリーチャー
この能力の効果は、「自分のクリティカル率を25%アップさせる」というモノ。この能力を持つ子が技を使えば、特攻0%の技も25%になる。
ロックオンが合わされば特攻は常に50%を超えることになる。
ウコバク…範囲技である「爆破」をクリティカル率込みで使える。下位技ではあるものの、お手軽さで右に出る子はいない。
トール…最高級クリーチャーのため出すのは大変だが、出してしまえば場持ちがいいため高いクリティカル率が活きる。


狩人マスターを補助するクリーチャー一覧
覚…シールド技でマスターやクリーチャーを守れる。
カラドリオス…技と能力で回復できるので、マスターの回復手段としてかなりよい。
たんころりん…お手軽な回復役である。
高いZOC持ち…敵を足止めしながら狩人特有の高射程を活かすことができる。ケルビムだと回復役も兼任できる。
インドラ…相手の「状態異常耐性」を消す。マスターに対しても可能である。
グングニル…「ガイデッドショット」の「追撃」が強力。
マカラ…命中率100%の技をそろえているが、それが撃ち損じのカバーにつながる。


※ここで言っている命中率やクリティカル率はあくまでも数字上のものです。正確さについては保証しかねます。


状況提供者… 匿名様