私、東横とこは、もえくりが大好きです。

 前作のもえくりに初めて触った時こそ訳がわからなくて当初は放置していたが、
実際にステージクリアをしていきルールを理解していくにつれ、
使っているキャラクター(クリーチャー)がかわいく感じ萌えに興味を抱いていくに至った。
そのパーティ編成の自由度の高さ、一度解禁すればいくらでも使えるようになることと、
キャラ1対1体が全く違う性能を持っていることにパズル的な面白さを感じ、
HPから動画まで作るに至った。キャラクターの魅力も重なり私はもえくりというゲームを、
特にキャラクターの使用に力を入れてHPのイラストや記事を書いていった。
 もえくりの華はクリーチャーだと思っている。マスター1体に対しクリーチャーは6体組むことが出来、
クリーチャー同士の相性や連携によってクリアの仕方が無数に存在しているからだ。
もちろんこのゲームでは主となるマスターキャラも戦いに参加するのだが、私はクリーチャーの方に目が行った。


 マスターキャラは10体以上で好きに選べるが、前作のマスターキャラはキャラ間の違いが
それほど大きくなくキャラ専用もないため魅力はいまいちであった(ラスボスキャラとなるチーゼルちゃんだけ
個性がぶっ飛んでいたくらいか、それもまたうp主がマスターに目を向けるのが遅れた要因でもあるが)。

 マスターは10以上の職業が選べる(前作では6種類)この職業間の性能の違いは大きいが、
クリーチャーを主とする職業はそんなに多くないため(前作では治癒師と精霊使い。
もえくり2では死霊使い・降霊術師と憑依術師が加わったくらいか)と、職業間の専門性が前作よりさらに大きくなっていることもあり、
もえくり2についてわがサイトはそれらの職業に絞って紹介するにとどまっている。
東横とこの得意な職業は、サイト「さよらいひ」にあるとおり、治癒師を筆頭に降霊術師・憑依術師といったところである。
治癒師はマスター自身に防御手段や回復手段を持つため、ちょっとミスしたり見落としがあったりしたくらいではマスターが死なない、
これが死霊使いや精霊使いと比べて大きく異なる点であり、同様の手段でクリーチャーを補助できるという、
そのわかりやすさとクリーチャーを守れるためにクリーチャーの寿命が他の職業より多いと言え、
故にクリーチャーの性能を最大限に発揮できる職業だと感じている。クリーチャー紹介ページもこの職業で感じたことを主に書いて載せている。

 他にあげるとすれば降霊術師と憑依術師だろう。この2体はソロニス姉妹という姉妹関係であり、
作中でのキャラやその独特性(クリーチャー依存的な)に大きくはまった。姉トウカは憑依術師であり、
召喚リソースを無視して無条件でクリーチャーを出せるものの、単体でしか戦えないという制約でどこまで戦えるか、
そこがとても個性的であり、また他のマスターキャラとは全く違うステージクリアを考えさせられることとなって面白かった。
妹ハルカは降霊術師であり、そんなに強くない彼女を、クリーチャーを取り込んでどのようにマスターを強くして、
どのようにより限られた手数やSPを使っていくか、そこがとても熱かった。
他にも個性的なマスターがもえくり2にはいるが、私が語るのはここまでにしておきたい。
クリーチャー主体のマスターが得意だが、皆さんの中には私が紹介していない、わがサイトさよらいひでは取り扱っていない
マスター主体の職業・マスターが似合う人も大勢いるであろう。


 もえくりの華はクリーチャーである。もえくり2においては144体のクリーチャー(女の子)を6体まで
選んで自由に組んで遊ぶことができる。そこがこのゲームの最大の楽しみであると思っている。
入手までが大変なクリーチャーが数体存在するモノの、召喚が難しいクリーチャーほど個性的な性能・または強力な性能を持っており、
その子を出すためにどうするか考えるのもこのゲームの楽しさといったところである。
 私の好きなクリーチャーは攻撃的なクリーチャーだ。マスターが治癒師という、防御と回復に長けたモノであるから、
その穴を埋めるのは必然的に攻撃的なクリーチャーということになり、好きなクリーチャーも自然とそういう子となっていった。
この動画のオープニングに出てきたキャラが特に好きであり、その子たちで我がHPで「もえくり討論会」という、
クリーチャーたちがもえくりについて語り合うコーナーを作ったくらいであった(東横とこ製のもえくり動画には必ず「もえくり討論会」タグがついている)。
 1番は軻遇突智(かぐつち)であった。デメリットが大きいことと、一人だけ違うゲームをしているようなその圧倒的火力がたまらなく好きだった。
その見た目にも大きくはまったのは言うまでもない、黒髪娘でありちょっと幼めなその外見がとても狂ってしまうほど好きであった。

 他には、同じく攻撃的で性能が高いがデメリットの強いオセ・クムバカルナだろう。オセは召喚時間が2(実質0)ですぐ出せるものの、
マスターが動けなくなるというデメリットがあったが、防御性能の高い治癒師では大したデメリットではなかったがゆえ大いに重用されていた。
クムバカルナはたびたび勝手に寝てしまうが、範囲攻撃のクリーチャーを置いたり、攻撃性能の低い治癒師マスターの攻撃で何とかできるという、
これまた私にとっては大したことのない欠点であった。そもそも戦い中に寝るけど異様に足が速くて強いというのがかわいいというものだ。
ウェンディゴは防御特化の性能である。見た目かわいくて、敵を足止めしてそのかたさで味方を守るのは良いモノであった。
フレースヴェルグ・アスクレーピオス・アプロディーテーはもえくり2初出のクリーチャーであるが、
それぞれ回復しながら戦う・SP以外の回復はお任せ・全員のSPを能力で回復できるというそれぞれがこれまた個性的な性能であった。

 もえくりのクリーチャーは、私は最初に自分の好みに合った子を選んで、その子を活かすためにいろいろ考えながらいろんな子に手をつけて、
気づけばたくさんの子を好きになっていた、それで遊び方使い方を開発していく遊び方をしていた。
参考になれば幸いである。自分の萌えっ子を自分の手で動かせる、これほど幸せなことはあるだろうか、いやありはしないだろう。
もえくりはそれを約束してくれたゲームであった。


 もえくりはSRPGゲームである。元々RPGゲームをしない私にとっては普通に生活していれば
もえくりというゲームそのジャンルは縁がないはずであった。
しかし自作ゲームを作り終えてフリーゲームを探しているときにたまたま目が合い遊んだのがもえくりとの出会い、遊ぶきっかけとなった。
もえくりの「コウ」という犬型クリーチャーの画像がそのきっかけとなっていたので、彼女には強さと使いやすさとは別に大いに感謝している。
 もともとRPGをしない私であるから、戦法については語れるほどのモノはない。その証拠に「さよらいひ」では戦術紹介はしていない。
動画やツイッターの「とこのーともえ2めも」というハッシュタグにていくらか紹介してはいるモノの、
自身のゲーム経歴にRPG系のゲームがないためイマイチ自信がないためだ。
その代わりクリーチャー個々の性能についてはHPで取り上げていることもあり熟知しているつもりなので、
視聴者のみなさんにはぜひもえくりで遊んでいただき、この東横とこともえくりDM・もえくりツイキャス・もえくりスカイプを
共にしてほしかったりするのだこれがホント。

 そんな寂しがりな私が死ぬ気で作ったもえくり資料、それを読んで元ネタに対する理解を深めてもよし、
私に続くもえくり熱狂者が現れてもよし、あのサイトを使い道はどうあれたくさんの方々に使っていただけることを心より強く願っている。


 もえくり2は世界中の神話や天使・悪魔そして妖怪や幻獣などが大集合している。
他のゲームにもそういう名称が出るゲームはよくあるようだが、東横とこにとってはこれが初めての、
神話などが由来するキャラが出てきたゲームであり、それも私の凝り性に火をつけた。
30以上の書籍を読み漁って元ネタ解説の文章を執筆したものである。
 その中でも特に、黒い雰囲気を出す悪魔に大いに魅了された。
もちろん軻遇突智がいる日本神話や北欧神話にもハマリ大いに詳しくなった。とにかく世界の神話などのキャラクターは、
このゲームで知って好きになったのである。もえくりありがとう。


 これだけ語るほどもえくりが大好きな私であるがテストプレイに参加させていただいた時期がある。
私はそこで、より気になっていたトールやロキ・バハムートやフェニックスといった作中で強力なクリーチャーとされている
クリーチャー(属性最強クリーチャーと表記されている)をたくさん試用し、作者様にその使い心地を逐一報告したものであった。
前作の最強クリーチャーの、フェニックスとユグドラシル以外は召喚の難しさに見合わない強さで微妙であり、
実際にwikiや動画などで良い使い方が示されていないためであり、私自身もよさを紹介ページに書きにくかったからだ。
自分の意見が取り入れられたあのころは楽しかったのをしっかりと覚えている。
 最初はキマイラの「結合」がAランクだったことも、私がつっこんだものであったなぁ。
疫病神で軻遇突智に「結合」を移して、紅葉とバジリスクを食べさせて攻撃力が素で500を超えたあのころがあった。

 ストーリーの誤字を探すことも非常に力を入れた。ススの「有言実行」のところが「有限実行」だったのだ最初は。
もえくりに出会う前にADVゲームを作ってた私に適した仕事だったあれは。


 悲しいことではあるが、HPのもえくり討論会は永久凍結中である。
この動画のOPにフレースヴェルグやアプロディーテー・アスクレーピオスに加えて前作ではレギュラー化していなかった
グルヴェイグも討論に参加する予定であった。もえくり討論会10やもえくり2討論会1を見てくださった方々や続きを
楽しみにしておられた方々には非常に申し訳ない状況になったことを、ここにお詫びしたい。


 これからは、もえくり仲間の求めに応じて情報ページの更新に活動をとどめていきたい(仲間との話し合いでここは譲れないところとなった)。
そして更新頻度がすっかり低くなってしまったモノの、もえくり愛が完全に死ぬことはないことをここに宣言したい。