降霊術師パーティ
 降霊術師の特徴を使って、マスターがクリーチャーの能力(Bランクまで)や技を利用するパーティ。
主に技や能力に魅力のあるクリーチャーを主体として編成する。


以下特徴を・・・
・降霊することで、クリーチャー特有の能力と技が使用可能となる(能力はBランクまで、技は制限なし)。
・単純にマスターの能力値アップを図れる。能力で上昇率を上げることができる。上げたい能力値は能力を選ぶことで選択可能。
・HPとSPだけはマスターの値のままなので、SPが少ないクリーチャーはSPの欠点を克服して戦うことができる。
・搭載した能力によって、降霊がHPまたはSPの回復手段になる。降霊するクリーチャーの耐性能力によっては状態異常回復にもなる。
・降霊されたクリーチャーのキャパは必ず0になる。これを利用してキャパの高いクリーチャーの複数採用や共存が図れる。

欠点は、
・マスターの能力値や技が平凡である。特に移動が4なのが厳しい。つまり降霊しないと弱い。
・降霊したクリーチャーの役割を、召喚もするマスターがすることになるので、マスターのSPが足りなくなりやすい。
・能力はBまでしか使えないので、降霊するクリーチャーを間違えると悲惨なことになる。特にAランクとSランクが揃うクリーチャーは要注意。
・移動が4なので、降霊したいクリーチャーの隣へ行くための移動妨害をされると策が崩壊しやすい。
このために「踏ん張り」があるわけだが、その場合も低い能力値で耐える必要がある。
・クリーチャーの1体を降霊して取り込むので、数で押すのが難しい。「ソウルリリース」がないと特にこの欠点が浮き彫りになる。
・降霊解除したクリーチャーは基本手札に戻るので、SPが足りなくなりがちなこの子にはきつい欠点である。
・降霊しないと弱いので、降霊したいクリーチャーの召喚と降霊せずに戦うクリーチャーが揃わないまま攻められると弱い。


 これらの欠点は高いZOCクリーチャーの採用や3つあるリアクト技でターン数を確保していきたい。
 他の編成と違いマスターがクリーチャーを取り込むので、召喚しても頭数が増えないということになる。
 降霊術師だからと言って無理に降霊を継続する必要はない(弱点属性の存在やクリーチャーの欠点が浮き彫りになったりする。
状況に応じて他のクリーチャーへの鞍替えも必要)。

 甕槌の「召喚時間制限」や句句廼馳の「召喚負荷2」・オセなどの「完全操作」の影響は受けない(今のところ仕様)。



クリーチャー考察

降霊先におすすめなクリーチャー

エアリアル
 2回移動+「飛行」持ちなので、移動力に難のあるハルカとの相性はいい。
バジリスク・ユミール
 降霊すれば攻撃力が200を超える。「ソウルリリース」による連撃が非常に有効。
アルテミス
 ショット系技によって遠くから援護できるほか、「キュアポイズン」や「闇の渦」で軽い治癒師になることができる。
毘沙門
 「脱魂」が自身に使えたり攻撃力が高かったり数回使えるのが魅力。ただ「脱魂」のコストと召喚時間の長さが厳しい。
メジェド
 必中「レーザー」や常時効果のある2つの能力をそのままもらえ、SP13の欠点も無視できるので降霊できれば強力なマスターとなる。
ウコバク
 「与ダメ攻撃アップ」を本人以上に生かすことができる。
スルト
 「状態異常耐性」をもつので、「状態耐性共有」と組み合わせれば強力。「不屈」でマスター自身が強くなれるのもポイント。
軻遇突智
 召喚キャパ1の中でも全てのステータスが高い。「アビリティピック」が役に立つ数少ないクリーチャー。
アミィ
 自身もある程度ダメージを受けるが、降霊によって火力が増えることがポイント。
カラドリオス
 降霊することで自分で回復できる。「ソウルリリース」ならば解除後も隣に来るため容易に「託す」が可能。
フェンリル
 SP12という欠点を無視できる。
セイレン・マカラ
 遠くから援護できる。セイレンは特に天気を変えられる点も大きい。
鎌鼬
 「ソウルキャッチ」が必要。欠点であるキャパ2とSP9は降霊できれいに解決できる。「ZOC無視」によって機動力に困らない。
たんころりん
 「癒しの実」「自己治癒」による効果的な回復技と高射程技「木呪」を持つので降霊との相性はとても良い。
句句廼馳
 能力を使うことはできないが、能力値の高さと技「癒しの実」「万能漢方」がとても優秀。攻撃技も優秀である。
ユグドラシル
 「ソウルキャッチ」が必要。「世界」「SP回復」がなくなるが、「HP回復」はなくならず能力値の高さや有用な技を活用することができ、
何よりマスター自身が動く壁と化すためかなり有効である。
アプロディーテー
 HPの高さやSPの高さが光る。「豊穣神の恵み」が継承可能なのもポイント。
野槌
 降霊することでSP確保できる。回避率も得ることができるので相性はかなりいい。
「ストーンアーマー」「ストーンニードル」の能力値アップも魅力。
クムバカルナ
 「眠り姫」で睡眠状態となることで、マスターへの攻撃をしなくなる性質を利用できる。カラドリオスを呼ぶことも可能。
グレムリン
 「ワープ移動」や便利な技を即召喚で利用できる。
オセ
 「ソウルキャッチ」が必要。「アビリティピック」がなくても「完全操作」を無視できる。
戦闘の序盤から最後そして緊急時にも役に立つ。
甕槌
 降霊すれば「召喚時間制限」がミスするので、本来の彼女以上の強さを得られる。移動方法が「ワープ移動」なのもポイント。
サンダーバード
 移動の高さと「クイックムーブ」が、降霊術師との相性が抜群である。
ラシャプ
 遠くから援護できるほか技回数をあげることができるので、SPが余りがちな後半戦で本来以上に真価を発揮する。
ハルカが「クイックアタック」を使っても、ラシャプ自身の「クイックアタック」の回数は減らない。
マカラ
 「射程アップ2」を得て高射程からの「水爆」が強力。
クラーケン
 耐性系能力を3つもつ。「状態耐性共有」が有効。水属性の射程の長さをそのまま受けられ、
技を自分に当てることで回復できるのも魅力。
クピド
 降霊することで多少硬くなるので、「クピドの矢」を2回使いやすくなる。
ハルカが「クピドの矢」を使っても、クピド自身の「クピドの矢」の回数は減らない。
ドラゴンちゃん
 「ソウルキャッチ」が必要。天候技や強力な4つの能力全てをそのまま受けられる。降霊することで状態異常を強引に治せる。
アスクレーピオス
 「蘇生」はBランク。SP12の欠点も消えるため降霊できれば他の回復系クリーチャーはいらなくなるだろう。
覚・ペリ・ラマッスなど複数の壁技をもつクリーチャー
 「ソウルリリース」使用で1ターンのうちに2枚壁を張れる。
アリオク
 マスター自身がダメージを受けることで「復讐者」が発動するようになる。



降霊せずに生かすクリーチャー
エアリアル
 降霊しなくても、強制移動技を持つ相手を「突風」で飛ばす使い方もできる。
ウンディーネ
 手軽に召喚できる範囲攻撃技使いであり、敵側の速攻に対応できる。
フロラ
 「アロマセラピー」でマスターのSPを補助できる。
スフィンクス・マンドレイクなど高ZOCクリーチャー
 敵の速攻攻めを防ぐことができる。特にスフィンクスは「石の牢」でエリシャにも対応可能。
サヴィトリ
 マスターの逃げを助けたり、「アシスト」で命中率の低いクリーチャーの技を有効に使うことも可能。
オセ
 SPが余りがちな後半戦で。降霊してもしなくても戦力として優秀。
スレイプニル
 降霊で上がったマスターの能力をさらに上げることができる。
ノーム・大太法師
 「地震」を持つ召喚時間の短いクリーチャーであり、「人形召喚」もあり敵側の速攻に対応できる。
ラマッス
 ZOC2とシールド技でハルカさんを守れる。
ラタトスク
 召喚キャパを食わず召喚コストも少ないので、とりあえず出すだけでも「扇動」や「賄賂」によって効果はかなり高いモノとなる。
カラドリオス
 能力「病人の枕元」によって、クムバカルナに降霊した際の「眠り姫」発動だけで召喚できるようになる。
リモン
 状態異常に弱いハルカにとってはいれるだけで頼りになる存在。
グングニル
 マスターに一応戦力があるため候補となる。
ウングル・オニャンコポンなど召喚催促系クリーチャー
 召喚時間の長いクリーチャーへ降霊するときに組みたい。



パーティ例

オセハルカパーティ
ハルカ:降霊術師
降霊術・降霊解除・アタックポゼス・ソウルキャッチ・ソウルリリース・魔石召喚
大太法師・雪ん子・ウンディーネ・アプロディーテー・オセ・ケットシー

 ハルカは「与ダメ○○アップ」で上がったステータスの影響を降霊解除後も維持し続けるようなので、
オセに降霊したハルカに雪ん子の「氷柱連弾」を当てて、オセの「被ダメ移動アップ」が発動することを
利用したハルカパーティ。
 その後でソウルリリースでオセを出し、ケットシーの「ゆうごう」を受けてから再度降霊。
こうすればステータスは化け物レベルとなり、移動15も現実的な状況となる。
普通のパーティで気になる召喚キャパの問題もない。
 SPをめちゃくちゃ食うためアプロディーテーかフロラは欠かせない。


ハルカミスラパーティ
ハルカ:降霊術師
降霊術・降霊解除・SPポゼス1・ソウルリリース・魔石召喚
ミスラ・アスクレーピオス・ケットシー・ナムタル・オニャンコポン・軻遇突智

 ミスラをケットシーで出すのだが、「こうたい」使用時にSP枯渇死すると
魔法陣の中でケットシーが死に、それによってキャパ2がすぐに空く。
これを利用することで、差分の召喚時間の間、キャパ2つ分を遊ばせないといけないという
ケットシーの「こうたい」の欠点が解消できる。
この性質を利用することで、「こうたい」を使ったクリーチャー展開を迅速にすることができるのである。
 ナムタルがいる理由は、「精神攻撃」でケットシーのSPを減らしてすぐに「こうたい」で
枯渇死させられるからである。ケットシー自身が「アシスト」を使えばいいことではあるが、
その1ターンが惜しい場合はこのパーティが有効。ZOC2がミスラと2人で並べられるのもいいところ。
 ミスラナムタルと合わせてZOC2の壁を作ることで軻遇突智を活躍させやすくし、
さらに「蘇生」で2度目の軻遇突智やケットシーの使用ができるようにした。
展開の重さによりアスクレーピオスいらないこともあるが、例として挙げた。
ここはほかのキャパ2のクリーチャー(ヘル・オセ・ドラゴン)にしてもよい。
 オニャンコポンは軻遇突智・ケットシー・アスクレーピオスの誰かに渦技を当てるために採用した。


ゴルクジャパーティ
ハルカ:降霊術師
降霊術・降霊解除・アタックポゼス・ソウルキャッチ・状態耐性共有・魔石召喚
アプロディーテー・オニャンコポン・ケットシー・ゴルィニシチェ・クジャタ・クムバカルナ

 最初にアプロディーテーを召喚。そして降霊することでSPを10確保する。
次にケットシー→ゴルィニシチェを召喚準備。
3ターン目にオニャンコポンを召喚してリアクト技のどれかで防御。
そしてケットシーが出たら「降霊解除」→ゴルィニシチェに「こうたい」を当ててゴルィニシチェに降霊ののち
クジャタの召喚準備。
 オニャンコポンが出たらケットシーに「漆黒の渦」で召喚催促。
このあとクジャタに「こうたい」をするときは、マスターは移動完了してからにしたい。
そうしないと「超引力」の効果をさっそく受けてしまうからだ。
この時、どこかでオニャンコポンが手待ちになるので残ったクムバカルナかアプロディーテーに
「漆黒の渦」を使って素早く攻撃態勢に転換。
あとは「地震」の使い手3体とドラゴンハルカで戦っていきたい
 この構成はドラゴンに降霊するゆえに「状態耐性共有」を得られるので状態異常に強い。
この耐性をクリーチャー全員が受けられるのも強い。ちなみに「眠り姫」も発動しない。
この構成は相手の移動封殺による「地震」による畳みかけも強みなのでここはありがたいところだ。


ハルカバハムートパーティ
ハルカ:降霊術師
降霊術・降霊解除・アタックポゼス・ソウルリリース・魔法陣召喚
バハムート・オニャンコポン・ユミール・クムバカルナ・たんころりん・ウンディーネ

 バハムートとユミールを共存させる大胆な遅巧型パーティ。それだけにハルカの技はリアクト技2つ搭載を推奨。
 降霊予定のユミールの「行動不能耐性」のおかげで一部の地属性クリーチャーに強く、
「凍傷耐性」によって移動を下げられることもない、地味に相性の良い組み合わせ。
「アタックポゼス」でユミールに降霊することで攻撃力が200を超えるので、
接近さえできればマスター相手でも1撃60ダメージオーバーでダメージを与えていくことも可能。
 マスターへのとどめをハルカさん自身の攻撃と、
「ソウルリリース」で出たユミールの連撃で一気につけることもできる。
 バハムート自身の弱点である雷対策はクムバカルナに任せてあるが、
ハルカの降霊するユミールの炎対策に焦点を置いてウンディーネを採用している。
そしてハルカさんに足りなくなりがちな回復手段をたんころりんに任せている。


暴力ハルカパーティ
ハルカ:降霊術師
降霊術・降霊解除・アタックポゼス・ソウルキャッチ・ソウルリリース・魔石召喚
バジリスク・サヴィトリ・エント・ラタトスク・リモン・オセ

 バジリスクに降霊したハルカに「オフェンスオーラ」「扇動」を使って攻撃力を上げていくパーティ。
エントの「毒花粉」でさらに高まる火力にオセまで加えている。リモンは事故を防ぐこととオセのための「雷雨」 要因である。
 その圧倒的な攻撃力を使って、敵マスターを直接叩いていく戦法である。
シヴァをどこかに入れたらシヴァを有効に召喚できるパーティに変化する。


不屈ハルカパーティ
ハルカ:降霊術師
降霊術・降霊解除・SPポゼス1・ソウルリリース・魔石召喚
紅葉・アリオク・クムバカルナ・マカラ・雪ん子・カラドリオス

 最初は紅葉に降霊して雪ん子の「氷柱連弾」を当てることで攻撃力を上げていく。
そしてアリオクに鞍替え降霊し、マスターが直接戦うことで「復讐者」や「不屈」を発動させて
マスターがどんどんパワーアップしていくパーティ。

 ちなみに「不屈」持ちクリーチャーの考察は以下の通りである。
アリオク+ハルカ 復讐者の連続で高ステマスターに。回復受けるとさらに強く。
スルト+ハルカ  状態異常を受けないマスターというのがそもそも強い。
ヴァルキリー+ハルカ 味方強化とアシストを使おう。


ハルカ式ニンフパーティ
ハルカ:降霊術師
降霊術・降霊解除・SPポゼス1・ソウルリリース・魔石召喚
ナパイア・ドリュアス・オレイアス・ナイアス・アータル・雪女

 「ソウルリリース」「SPポゼス1」で降霊によるSP回復を駆使してニンフをそろえるパーティ。
後ろ2人は最後の降霊先などを考えて構成(例に挙げた2体はいずれも魔力が高い
かつニンフには使えない属性のアタッカー。ニンフたちは主に補助や魔力増強の方が強いから)。
キャパ1で固めれば場に6体すべてをフル活用可能。
ハルカに降霊中でも「ニンフの加護」は発動するためニンフの誰かに降霊し続けるのもあり。
 ナイアスがいいものを持ち過ぎであるので特にナイアスを大切にしたい。