生贄召喚パーティ

 生贄召喚とは、すでに出ているクリーチャー・ファミリアを死亡にして、
そのキャラの持つ召喚時間の2倍の数値を召喚するクリーチャーの召喚時間から減らして召喚する、
ファリム専用の召喚方法である。

 キャラの召喚時間が長いほどその効果が大きくなり、より強力なクリーチャーがすぐに召喚できる。
故に召喚時間の長いクリーチャーを使用することに高い適性がある。
 ファミリアの召喚時間は一律で1なので、この方法だと召喚時間2のクリーチャーがすぐ召喚できることとなる。

 このページは治癒師ファリムで記述している。

以下特徴を・・・
・召喚時間を大きく短縮するので、召喚時間の長いクリーチャーが使用しやすくなる。
・射程が4と、普通の召喚方法より長い。
・死亡させたクリーチャーのSPを得ることもできる。

欠点は、
・生贄を使用しない場合は召喚時間そのままなので、速攻に弱い。
・味方を死亡にするため、数による戦術が使えない。
・場の召喚キャパは死亡させる前の数が適用されるため、召喚キャパ3と召喚キャパ3の交代などはできない。

 生贄にするクリーチャーがいない最初の召喚は召喚時間そのままが適用されるため、速攻戦術を組むのは非常に難しい。
 相手が速攻の時は最初に召喚時間の短めな子を出して応戦体勢をとるか、召喚時間5くらいの子を出して
いきなり籠城戦へと持ち込むかは状況により分かれるところだろう。
 その召喚方法の性質から、召喚時間が満了していく長期戦になるほど力を発揮する召喚方法であると言える。
この召喚方法を使う場合は、どう長期戦へ持ち込んでいくかが戦術を練る要となるであろう。
長期戦にしやすい治癒師との相性はいいと思う。


マスター考察
治癒師
 生贄召喚では長期戦に持ち込んで召喚時間の長い強力なクリーチャーを出すことが勝利の鍵なので、治癒師との相性はよい。
死霊使い
 召喚時間1のファミリアを自力で召喚することができるが、SP効率が良くないため相性はいまいち。
長期戦に持ち込められれば死霊使いの長所と「コープスコントロール」で強力なクリーチャーの再利用ができたりと強力ではある。


クリーチャー考察(生贄要員)
グルヴェイグ 召喚時間4
 「不死」によって何度でも生贄になることができる。召喚時間4のため召喚時間8までのクリーチャーを何度でも即召喚できる。
死霊使いの「招霊」によってリスクの軽減が可能。
スフィンクス 召喚時間2
 ファミリアを召喚できるクリーチャーの中では最も召喚時間が短い。敵の進軍を邪魔することも得意。
ノーム・大太法師 召喚時間3
 ファミリアを召喚できるクリーチャーの中ではスフィンクスの次に召喚時間が短い。本人を生贄にすれば召喚時間6までを即召喚できる。


クリーチャー考察
覚 召喚時間0
 この召喚方法でも即召喚できる。シールド技でマスターを守ることができる。
バジリスク 召喚時間3
 攻撃力が高い。召喚時間3なのでファミリアを生贄にするとすぐ出せる。
毘沙門 召喚時間9
 「脱魂」で物理技を無効にできる。生贄にするとミスラ以外の全てのクリーチャーを即召喚できるため、つなぎに最適。
軻遇突智 召喚時間5
 召喚時間3のクリーチャーを生贄にしてすぐに召喚できる。位置取りが重要なクリーチャーなので「生贄召喚」の射程4とはかなり相性がいい。
ラタトスク 召喚時間3
 召喚キャパ0なので「扇動」目当てで生かしておき、必要な時に生贄にするのも良い。
雪女 召喚時間6
 非常に優秀な戦力である。生贄にすれば召喚時間12までが即召喚できる。
ユミール
 バジリスク以上の攻撃力と射程のある水属性技を扱える。低い移動を「生贄召喚」の射程で補えたり生贄の材料になったりと有能。
フレースヴェルグ 召喚時間3
 HPの減った味方のグルヴェイグの「不死」を吸収できる。召喚時間3なので生贄にするには劣るが戦力になる点で勝る。
グリフォン 召喚時間6
 軻遇突智の「召喚リスク2」の発動後に即召喚すればいい壁・生贄となる。
アプロディーテー・フロラ 召喚時間4
 能力or最大SP量でマスターのSPを補助することができる。
太歳 召喚時間4
 即召喚からの「石化」が強力。「石化」を終えたら生贄にしても良い。
シパクナ 召喚時間11
 召喚キャパ1では唯一、ミスラを即召喚できる生贄になれる。
甕槌 召喚時間6
 「召喚時間制限」もグルヴェイグを生贄にすればすぐ召喚できるため問題にならない。
アスラ 召喚時間5
 「倍速」が優秀なアタッカー。SPが尽きそうになったら生贄にしよう。
ケルビム 召喚時間4
 ZOC壁にもなるし「マナの実」要員にもなれる。
ケルベロス 召喚時間6
 攻撃力が強力。死霊使いなら「屍兵強化1」が活かせる。


召喚キャパ2以上のクリーチャー
風神雷神 召喚時間7
 片方を出せばもう片方を生贄なしで出せるようになるためアタッカーとしては優秀。生贄にするタイミングが重要。
2人でキャパ4を食う都合上キャパ1で召喚時間の長いクリーチャーの生贄にしよう。
ドラゴン 召喚時間12
 強力な能力値と能力を誇る。この召喚方法では2体のドラゴンを同時に場に出すことも現実的である。
召喚キャパ3のクリーチャー
 ルシファー・タナトス以外は召喚時間がかなり長いので、戦闘の仕上げとして召喚してあげたい。
バハムートだけは召喚が遅すぎると敵がマスターだけになり活かしきれなくなる。
ユグドラシル
 召喚時間10なので割とすぐ召喚が可能となる。生贄にするのがもったいない。
ミスラ
 召喚するならシパクナやドラゴンの次として召喚したいところだ。


パーティ例

生贄スタンパーティ
ファリム:治癒師
生贄召喚・SP回復1・状態異常耐性
グルヴェイグ ユミール ヴリトラ シームルグ スフィンクス フェニックス

 グルヴェイグの能力「不死」を使う生贄パーティ。生贄にしても死なないことを利用するのである。
グルヴェイグを生贄にすると召喚時間8までをすぐに出せるようになる。ユミールは1ターン待てばよい。
シームルグからドラゴンが、ドラゴンやユミールからフェニックスへと生贄召喚するのである。
 生贄のタイミングを誤ると強力なクリーチャーが荷物となりがちなので注意。
 ユミールとシームルグはドラゴン→最高級クリーチャーのつなぎをジャマさせないための強力な戦力として採用した。


ヘルドラシルパーティ
ファリム:治癒師
生贄召喚・SP回復1・状態異常耐性
ユグドラシル・ガルダ・エアリアル・雷獣・マカラ・ヘル

 ヘルとユグドラシルが主のパーティ。「死の覚醒」によるHPの減少とSPの少なさをユグドラシルで補う。
キャパを食わないガルダを最初に出して控えておき、次にマカラ・雷獣たちで攻める。
そしてガルダを生贄にしてユグドラシルを出す。
 エアリアルをユグドラシルの移動に使うことで、前線にユグドラシルをガンガン出せる。
ヘル召喚には雷獣を生贄にしてもマカラを生贄にしてもよい。
 SPもHPも不足しがちなヘルをユグドラシルの技による回復で最大限に生かし、
その圧倒的な能力値で勝利するのである。
「死の覚醒」は早めに味方の攻撃によって発動させ、回復させたいところだ。


生贄風神雷神パーティ
ファリム:治癒師
生贄召喚・SP回復1・味方SP回復1
雷神・風神・ラタトスク・リヴァイアサン・サラマンダー・句句廼馳

 まずラタトスク・句句廼馳を出して攻める準備をする。
そしてラタトスクを犠牲にして風神雷神を出して、句句廼馳と風神雷神の3人で攻めるのがこのパーティである。
ラタトスクは召喚キャパ0だけでなく召喚コストも低いので、
召喚時間3×2=6ということで風神雷神の生贄にふさわしいと考えて設定した。
 風神雷神は召喚時間7なので、片方がやられた時の後釜はドラゴンがいいと思い
リヴァイアサンを用意した(「嫉妬の焔」に期待して)。
サラマンダーは属性補完。ここは風神雷神で補えない属性ならば自由である。


ダブルドラゴンパーティ
ファリム:治癒師
生贄召喚・SP回復1・味方SP回復1
グルヴェイグ スフィンクス 蛟 弥々子 リヴァイアサン・ゴルィニシチェ

 グルヴェイグでドラゴン2体を生贄召喚し、その間を蛟やスフィンクスでターン稼ぎするパーティ。
ドラゴン2体を並べて攻めるという派手なパーティである。
選ぶドラゴンの属性・個性次第ではあるがその強力な実力で相手の搦め手を吹き飛ばす力押しのプレイングが可能。
ゴルィニシチェの「拘束」を有効に使うため採用している。