疫病神中心パーティ
 疫病神の「能力交換」を生かしたパーティ。
グルヴェイグ・クロノス・アスラ・アルテミス・フレースヴェルグといったクリーチャーが
持つ強力な能力を、能力値や技の優秀なクリーチャーやデメリット能力を持つクリーチャーの
能力と交換してより強さを活かすパーティ。
 キマイラの「結合」と違って能力ランクX以外の全ての能力を動かすことができるところが利点。
能力ランクXは動かせないが、それを利用して意外な能力の組み合わせができることもある。
能力の動かし方で非常に強いクリーチャーを作り出すこともできるが、動かし方がどうしても複雑になり、
クリーチャーについても知る必要のある上級者向けなパーティ。


治癒師
 疫病神に「SPヒール」を当てることで「能力交換」の回数を増やすことができる。
仕事を終える前の疫病神を守ることもできる。


主な技
能力交換 射程2 範囲1 コスト8
マスターには命中しない。自分と対象の能力を入れ替える。(ランクXの能力は除く)


クリーチャー考察
疫病神
 「能力交換」が使える唯一のクリーチャー。最初はデメリット能力を持っている。
 このパーティでは味方同士で能力をやり取りすることを主としているが、敵の能力を持ってくる戦術ももちろん有効。


デメリット能力を持つクリーチャー
軻遇突智「鈍足」「召喚リスク2」
 移動と攻撃のできる軻遇突智になる。
志那都比古「暴風域」
 このクリーチャーとの連携ができるようになるが、「神威」もきえる。
句句廼馳「召喚負荷2」
 マスターのSPが減らされなくなる。
クムバカルナ「眠り姫」
 不測の眠りに狂わされることがなくなる。
オセ「完全操作」「召喚代償2」
 マスターも動かせるようになる。
甕槌「召喚時間制限」
 勝手に帰還されるという制約がなくなる。


強力な能力を持つクリーチャー(召喚キャパ1のみ)

 強力な回避能力を持つことができる。もともと強くないのでデメリット能力を押し付けても大したことはない。
候補:防御に難のあるクリーチャー。
ミノタウロス
 組み合わせ次第で「覇気」を範囲攻撃でばらまくことができるようになる。召喚時間6がネック。
候補:範囲攻撃を持つクリーチャー全般。
メジェド
 「魔眼」「反重力」という腐りにくい能力を得られる。命中率に不安のある雷属性に与えるとよい。
候補:雷属性や命中率の低い技が強いクリーチャー。
ウコバク
 場持ちの良いクリーチャーに与えれば「与ダメ攻撃アップ」を本人以上に生かせるかも。
候補:範囲攻撃を持つ水属性全般。
フェンリル
 「神技」を交換できる。SPの多いクリーチャーに渡せば活躍できる。本人に戦闘力があるので交換後も活躍できる。
候補:SPが20以上あるクリーチャー。
エアリアル・グレムリン
 「神速」・「ワープ移動」という移動系能力を気軽に交換できる。
候補:移動力4以下やZOCに邪魔されやすいクリーチャー。
フレースヴェルグ
 「能力吸収」を交換できる。もちろん「能力吸収」で得た能力も交換可能。
候補:組み合わせが多いので省略。
句句廼馳
 デメリット能力はあるもののそれ以外の能力が強力である。この能力を得ると耐久力が大きく上がる。
候補:自動回復能力が腐るクリーチャーはあまりいない。疫病神自身とも相性がいい。
ピュグマリオン
 疫病神が「人形遣い」を使えば、「精神攻撃」を持つゴーレムを作ることができるようになる。
候補:ピュグマリオンと疫病神の2体だけで成立できるので候補なない。
クロノス
 強力な能力「空間制御」「時間逆行」を交換できる。技も強力なので交換後もサポートができる。
候補:軻遇突智・フラウロス・アミィなどの反動ダメージのあるクリーチャー・「託す」を持つカラドリオスやバジリスクなどの脆いクリーチャー。
アスラ
 屈指の強力な能力「倍速」を交換できる。交換後は平凡なクリーチャーになるので早期に退場願いたい。
候補:強力な能力を持っていないクリーチャー全般。SP管理にご注意を。射程の長いクリーチャーだと遠くから安定して連発できる。
ラシャプ
 疫病神自身が「クイックアタック」を利用することで、「能力交換」の2回使用ができるようになる。
候補:疫病神自身が「能力交換」を使用して枯渇死するほうがいいだろう。
グルヴェイグ
 強力な能力「不死」を交換できる。「精神負荷」に注意。
候補:大きな反動ダメージのある炎属性のクリーチャーやウコバクやバジリスクなどの倒されやすいクリーチャー。
ヘル
 「死の覚醒」を交換できる。一度死ぬことで強力な能力値を手にできる。
候補:軻遇突智・アミィなどの「インフェルノ」「自爆」で能動的にHP0できるクリーチャー。


定番の能力受取先
軻遇突智
 「鈍足」が取れるので非常に強力な戦力にしやすい。
クムバカルナ
 「眠り姫」が取れるので安定して使える。
甕槌
 「召喚時間制限」が取れるので場に居続けてもらうことができる。
※この3体はどれも上記の大半の能力との相性が良い。

ラタトスク
 能力「中立」の交換はできないが、それを利用して”いるだけで発動する能力”を
キャパ0・死なないクリーチャーで生かすことができる。
ラタトスク候補:アイギス・オーディンの「守護」を移動7+ノーダメージで使えるようになる。
スレイプニルのマスター強化能力を半永久的に発動できるようになる。
カリアッハヴェーラの「影踏み」を移動7+死なない性能で発揮できる。
ヴァルキリーの「味方STアップ」を常に発動できる。
ウングルの「精霊呼び」をキャパ0で常に発動できる。ウングル本人には交換が終わったら「大海嘯」で退場してもらおう。


PV紹介パーティ
イルセ・治癒師・喚起の唄・SP回復1・リラクゼーション・魔石召喚
アスラ・疫病神・軻遇突智・蛟・たんころりん・ノーム

もえくり2のPVに紹介されていた、疫病神でアスラの能力を軻遇突智に移すパーティ。
職業が治癒師だったのでここでも取り上げることにした。
 疫病神とアスラを先に召喚し、アスラに「能力交換」を当てる。そして軻遇突智に「倍速」を当てることで完成する。
「SPヒール」をで疫病神のSPが1でも回復すると4回目の「能力交換」が「倍速」の効果で打てるようになるため、
そのまま軻遇突智の能力を敵に与えることができる。
そのあとの軻遇突智は射程1の技でも十分戦えるようになるため、「インフェルノ」「マナバーン」は
搭載していてもあまり使わなくなるだろう。
 ほかのクリーチャーは属性補完のためであろう。


ウングルラタトスクパーティ<br>
イルセ・治癒師・SP回復1・状態異常耐性・魔石召喚
ウングル・ラタトスク・疫病神・バジリスク・ナムタル・オセ

 疫病神→ウングル→ラタトスクという順に召喚し、ウングルの能力をラタトスクに移すことで
召喚時間3のクリーチャーを気軽に出すパーティ。
ラタトスクの召喚キャパが0なので上記の3体を出してもキャパ4なのがポイント。
能力を取られたウングルはキャパ2が邪魔なので、すぐ「大海嘯」で退場してもらいたい。
 残りは召喚時間3の攻撃的なクリーチャーで固めればよい。
ナムタルは毒ダメージへの期待で入れた。


歩くユグパーティ
ヨナ・治癒師・夢現の幻・SP回復1・魔石召喚
疫病神・句句廼馳・ユグドラシル・オセ・オニャンコポン・雪ん子

 まず疫病神→オニャンコポン→オセの順で召喚する。召喚完了したら疫病神はオセに「能力交換」。そしてすぐオセは帰還。
そしてオセ帰還で空いたキャパ2を使ってユグドラシルを召喚。オニャンコポンはユグドラシルに「漆黒の渦」を2回かける。
 ユグドラシルに「能力交換」をして「被ダメ移動アップ」を与え、雪ん子の「氷柱連弾」をあててユグドラシルの移動力をアップさせる。
余裕がなければ1ターンで切り上げること(付随する「完全操作」を放っておけないため)。
最後にユグドラシルに能力を戻すと移動力のあるユグドラシルが完成する。
疫病神の仕事はここで終えて帰還させないと、召喚キャパ2を遊ばせてしまうことになるので帰還させること。
 うまくいけばウェンディゴ並みの移動力を備えたZOC2の無敵クリーチャーとなりえるため良いパートナーである。
このパーティの弱点は、相手側の「楽園の実」などのステータスを戻す能力である。