最高級クリーチャー(ゲーム内では属性最強クリーチャーと表記されている)パーティは、
召喚時間・召喚コストが高くて能力が高いクリーチャーを主体にして戦うパーティのことである。
最高級クリーチャーは、召喚するだけでもかなりの手間暇がかかるので、使うならばそんな彼女たちの特徴を知る必要がある。
他のクリーチャーと同様に、このクリーチャーはどんなことが得意でどんなことが苦手なのか、
どんなことをされると役割が死んでしまうかなどをしっかり考える必要がある。
最高級クリーチャーは、召喚リソースがかかるだけでなく重い召喚キャパによって連携までも制限されるため
彼女たちを主とした召喚後の動かし方も重要である。
このカテゴリに分類されるクリーチャーの多くはいわゆる万能型クリーチャーではなく一芸特化型クリーチャーである。
しかし共通する苦手なパーティは速攻であり、この対策は最高級クリーチャーを使う者としては避けて通れないところである。
相手の技・移動を封じるか、高いZOCや移動防御系ファミリアで進撃を阻むか、召喚催促クリーチャーを使うかなどの、
召喚時間の長いクリーチャーを使わないパーティにはない工夫が必要である。
マスターに求められるものは、召喚のためのSP確保・速攻やそれに並ぶ戦術に耐えうる耐久力・召喚後のクリーチャーを大切に扱う補助ができることが望ましい。
これらの点を考えると、最高級クリーチャーを使うのにふさわしい職業は治癒師であると筆者は思う(治癒師使いのため贔屓は多分にあると思うが)。
ヴィシュヌ
召喚難度が全クリーチャーで最高のクリーチャー。その代わり他の祖神と違って操作が可能である。
召喚時に発生する幻術によるターン制限があるが、その幻術の独特な効果を利用したパーティを組むことができる。
専用技「輪廻解脱」が特に強力であり、当てることができれば敵は何もできなくなる。
主な召喚方法:サヴィトリを出し、野槌を出す、そしてディフェンスオーラ3回と地形技2回を使ってからストラテラをすると
ヴィシュヌが召喚完了となる(ウェザーレゾナンス必須)…
フェニックス
弱点が極端に言えばSP効率の悪さだけなので、SP1の「自爆」の使いどころを見極めることができれば任意に「不死鳥」を発動させてうまく温存して立ち回れる。
強力な能力だけでなく技も回復技や治し技を持つので最高級クリーチャーの中でもできることは多い。
ロキ
高い魔力とSPを誇り、「ダイヤモンドダスト」を使わなければ作中のクリーチャーの中でもかなり長い間場に残ることができる。
他の氷属性とたがわず能力値を下げることが得意なので、マスターの能力をたくさん下げて勝利を目指したい。
範囲攻撃は得意でないが、SPが高いため「オーロラ」を積極的に仕掛けるのもいいだろう。
テュポーン
敵を強制移動させる技を持つので、マスターに近づいてくる敵を下げつつ大ダメージを与えることができる。
敵の足並みを乱すことを得意としているので、うまく使えば集中砲火を受けにくくすることができる。
技のコストが重いのでそれらの技をフル活用する際には注意したい。
ユグドラシル
能力・能力値・技がかみ合っており、驚異的な回復力も合わさって非常に倒されにくいクリーチャー。
サポート技を多く覚えるため基本的に他のキャラはこの子の周りで戦うことになる。
移動が0ゆえに他クリーチャーへの依存度は高く、出すべき状況を誤ると置物になる危険性もある。
クジャタ
特殊な移動制限手段となる能力を持つクリーチャー。その制限は味方も受けるため動かし方にはかなり気を使うことになる。
能力によってマスターを近くで守るのも遠くで守るのも得意。移動が2なので召喚後の移動は苦手である。
キャパ2であることを活かしてサポートすることで攻撃面も防御面も光るタイプの子である。
トール
対単体性能の高い最高級クリーチャー。使い方自体は他の普通なクリーチャーと変わらない。
高い攻撃力を誇りクリティカルヒットすれば行動回数が増えるため、運がよければラッシュによって競り勝てることもある。
「アクセラ」で召喚完了位置から離れた敵に一気に近づく動きも可能。
バハムート
移動7と各種範囲攻撃と2つの能力を持つ、弱点を突くことに全てを置いたクリーチャー。
所持技に対応する属性のクリーチャーは完封できるが、無属性・所持技に未対応な属性やマスターに対して強くないなど得意不得意がはっきりしているため、
技の選択によって活躍できるかが決まってくる。
ルシファー
3つのマイナス能力を持つが、それでもドラゴン系と似たようなステータスになるうえ全属性の基本技と必殺技を幅広く持つため、
基本的には技を活かした戦いがしたい。マスターが動けなくなるうえ無駄に使うと「召喚代償2」が発動するため、召喚前後両方の立ち回りを慎重にする必要がある。
ミスラ
全クリーチャー中最も長い召喚時間を持つクリーチャー。あまりに長いため幻術師の「エクスチェンジ」が現実的だとされるほど。
できることが治癒師とかぶるため治癒師との相性はよくない。