狂戦士パーティ

 狂戦士の特徴を使って、強力な技・能力を持つAI任せなマスターを制御して戦っていくパーティ。
操作可能であるクリーチャー・ファミリアをうまく操って、マスターの行動を誘導する上級者向けの職業。
 低コストかつ強力な専用技や強力無比な専用能力が搭載できるが、
それを使うのがAI任せのマスターであるため、それらの技・能力を発動するよう誘導する必要がある。
 技を使う条件はいまだ解明されていないが、敵キャラが1撃で撃破できる(とどめがさせる)圏内の
HPしか残っていないときは積極的に攻撃する傾向がある。

 マスターの動きはとにかく突撃型。そのため召喚時間の長いクリーチャーはそれだけで不採用となる。
召喚時間6でも厳しいところだ。
 移動は典型的な突撃型のくせにSPに余裕があっても攻撃しようとしなかったり、
マスターよりクリーチャー撃破を優先しようとしたり寄り道的な動きが目立つことも多々あるため、
操作可能なクリーチャーで敵マスターを集中的に狙い、最後にマスターの強力な攻撃でとどめを刺してもらう戦略絵図となるだろう。

 突っ込む割になかなか攻撃してくれないもどかしさを感じることが多いので、クリーチャーのおぜん立ては欠かせない。
 キャラを倒せる圏内に入ると高確率で攻撃してくれるのでそれをうまく利用したい。ベルさんの攻撃力を上げると
倒せる圏内が増えるのでより攻撃してくれる確率が上がる。
 このマスターは基本的に逃げないので温存やターン稼ぎといった守りの戦法はできない。
ゆえに召喚時間5以上は適性がないといえよう。


一緒に進撃するのに向いているクリーチャー
 このマスターは戦闘序盤から移動6をもって敵に突っ込んでいくので、
ここでは早めに召喚してもこのマスターに足並みをそろえていけるクリーチャーを挙げる。

鎌鼬・甕槌・サンダーバード・アスラ
 移動が高くて攻撃的なので適性がある。
グングニル・オーディン・スレイプニル
 「自動追尾」のためこの職業に合っている。
ヴァルキリー
 召喚すれば自動的に能力値を上げられる。倒されると攻撃力のみを大きく上げてくれるようになるので前進をためらうことはない。
アルテミス
 召喚時間・射程・移動5が適性に合っている。「闇の渦」も非常に便利。
コウ
 狂戦士の苦手なZOC3以上のクリーチャーに使えば障害を減らせる。この子の移動6であり狂戦士の
最強技「減殺」の射程が2なのもポイント。
アータル
 「SPアップ」でSPに余裕があれば、他の職業よりは採用の余地がある。移動6で雷属性技の射程が長いのもポイント。
イエティ
 召喚時間3なうえ戦力になる。
ラタトスク
 召喚キャパ0。発動範囲のない能力「扇動」が狂戦士と相性がいいため有効。「奮起」の発動条件にもなる。
ライラ
 発動範囲のない能力「召喚支援」のおかげで、
出したターンのみ連続召喚できるようになるためある程度のリカバリーが効くようになる。


敵地にたどり着いてから召喚したいクリーチャー
 このマスターは敵マスターに近づくとあまり逃げることをしない。なので混戦状態で共に戦えるクリーチャーを挙げる。

覚・野槌
 回避能力を持ちながら、シールドでマスターを守れる。
バジリスク
 召喚時間3であるためタイムラグはあるものの、この高威力は欠かせない。攻撃してくれないターンのリカバリーにも。
ウコバク・サラマンダー・ウンディーネ
 バジリスクと同様、召喚時間の短い有効な攻撃手。
ペリ
 覚と同じくシールドでマスターを守れる。回復技も使えるが脆いうえ回避能力もないため場持ちは覚のほうがいい。
雪ん子・コロポックル
 敵の能力値を下げられる軽量級クリーチャー。
エアリアル・シルフ
 敵の位置を動かせる軽量級クリーチャー。
花魄
 召喚時間が非常に短い。「劇毒花粉」による敵マスターへのプレッシャーやZOC3が非常に便利。
リモンを同時採用するなら「ショックセラピー」の追撃も有効であろう。
エント・ナムタル
 召喚時間の短い状態異常使い。
フロラ
 敵陣についてからの召喚ならば移動が間に合うため、「アロマセラピー」でSP補助が可能。
ノーム
 「地盤崩壊」「地割れ」によって敵を移動不能・技不能にできる。
大太法師
 召喚時間が短いうえ高い攻撃力からの「地震」が使える。
グレムリン・雷獣
 高い移動と高い射程・状態異常が使える。移動が高いので早めに出して一緒に進撃してもよい。
マカラ・ヴェパール・蛟・弥都波能売
 範囲攻撃は混戦時とても有効である。
アンピトリテ
 「SPアップ」でSPに余裕があれば、他の職業よりは採用の余地がある。
自マスターの位置取りができないので「味方識別」の有用性は高い。
サヴィトリ
 狂戦士の高い能力をさらに上げられる。闇属性に高い打点も持てる。


回復クリーチャー
 狂戦士は「応急処置」「手当て」のような簡単な回復技すら持たないので、起伏できるクリーチャーを入れる保険は非常に重要である。

リモン
 狂戦士は耐性系能力を「完全耐性」しか搭載できないので、リモンは状態異常対策として大いに役立つ。「抗体生成」と合わせると強力。
「抗体生成」が能力キャパを4しか食わないのもポイント。
たんころりん・弥々子
 即召喚できる中でも回復技を持っているのでお勧め。
たんころりんは単体回復量に、弥々子は「毒霧」もできる点で優れている。
カラドリオス
 「爆睡」によって眠ってしまうと時間経過では起きないので相性はいい。リモンと違って自動召喚してすぐに睡眠を治すわけではない。




パーティ例

味方の絆パーティ
ベル・狂戦士・狂戦士・爆睡・SPアップ4・奮起・攻撃強化1・魔石召喚
ライラ・覚・ケルビム・弥々子・野槌・ラタトスク

 SPと攻撃力を能力で極限まで高めて敵に攻撃してもらうパーティ。
 ライラでスピード、覚で防御、ケルビムで回復、弥々子で毒の手段をそろえる。覚以外は添えるだけでもよい(「奮起)の発動条件ゆえ)。
「奮起」と「扇動」で高い攻撃力に到達できるのである。
 時間がたてばたつほど攻撃力が上がることでベルさんの行動のトリガーとなる"とどめ圏内"が広くなり、
ベルさんが行動するようになるといういいパーティである。


コストダウンパーティ
ベル・狂戦士・狂戦士・爆睡・技コストダウン2・SPアップ3・攻撃強化1・魔石召喚
野槌・サヴィトリ・蛟・スレイプニル・ヴァルキリー・リモン

 「SPアップ」で召喚催促、「技コストダウン」で技出しを促す。「スラッシュ」を省くことでCPに手加減をさせない構成。
野槌で天敵の「物理シールド」対策。 味方強化能力でベルさんの能力を高めて突撃するパーティ。
「SPアップ」によってスレイプニルやヴァルキリーのコストの高さがそれほど気にならないため両者を良く活かせるパーティだと思う。