ベルさん中心パーティ考察
高い戦闘センスを持った白き暴走機関車 ベル
暴走した力を小さき体内に宿す戦士ベル。
考えることは敵将の撃破ただ一つ。
その目的を隠す気なく進撃するゴリ押しの女神である
解説
マスター自身の高い能力値と引き換えに自由な移動と技の使用を失った狂戦士の使用例。
AIは典型的な速攻であり敵マスターに向けて突っ走っていく戦闘スタイルをとるため
能力・クリーチャーは速攻に適したものを選ぶことになる。
マスターの行動がAI任せなので、その動きに対して誘導しながら
クリーチャーを召喚・操作しなければならないためければならないため上級者向けの職業となる。
マスターへ搭載することのできる強力な能力は…
単純な上昇系能力をそろえるのはもちろん、クリーチャーを召喚するたびに攻撃力が上がる「奮起」や、
クリーチャーがいないときに進化を発揮する「孤高」でマスターの能力値をひたすら高めることができる。
そしてSPの確保に努めてクリーチャー展開を早くしたり技使用を促せる「技コストダウン」「SPアップ」などもある。
「爆睡」のおかげ?で実質能力キャパ30を有する。
筆者おすすめ能力はこんなものだが、他にも強力かつ有用な能力を数多くそろえている。
マスター単体のスペックでは他を軽く上回る高い性能を持っていることは間違いない。
この職業は、マスターの移動と技がAI任せであり、しかも上記の通り速攻で敵マスターに向かう動きをするので、
それに適応できる召喚時間の短いクリーチャーを搭載する必要がある。
召喚時間が長いとマスターの突撃に出遅れたり、召喚完了までのラグでマスターを制御しきれなかったりと大いに支障が出るからだ。
ベルさんは基本敵マスターに向かって走っていき撃破しようとするものの、敵クリーチャーが増える=的が増えると
撃破しやすいクリーチャーの方を優先したり、攻撃しないことも起こるようになる。
ここを制御するために味方クリーチャーで、AIが倒しそうなクリーチャーを倒しておいたり、
敵マスターにかけられたリアクト技やシールド技を解除したり、
敵マスターを削っていってベルさんにとどめを刺してもらえるよううまく誘導するといった独特のクリーチャー捌きを要する。
こういう意味でも召喚時間の長いクリーチャーはこの職業には適さないと言えるだろう。
速攻戦術を前提とする性質上使用するクリーチャーの召喚コストが少なめであったり、
「技コストダウン」「SPアップ3・4」の存在のおかげでSPが足りないという状態にはなりにくい。
しかしSPに余裕がないときは攻撃してくれない事が多々あるため
この点が長所にはなりにくい(クリーチャーを出せるという点はあるが)。
敵クリーチャーが増える前に召喚時間の短い味方クリーチャーをポンポン出して敵マスターをガンガン攻撃していって、
ベルさんにとっての”一撃撃破可能圏内”に入れて撃破してもらうことがこの職業の基本的な動かし方となる。
ベルさん自身も敵クリーチャーが増える前ならば割と素直に敵マスターを殴ってくれるので、
ここを目当てとして移動を増やしたり風のクリーチャーで移動補助をするのもありである。
ベルさん自身の考察
能力値が極めて高く搭載可能な能力・技も強力なモノが並ぶ。
自分で操作できるならば間違いなく全キャラ最強であろう。
しかし実際には勝手に動く…いい動きをしてくれないということはベルさんはおつむが弱いのかもしれぬ。
※このマスターは基本的に逃げないので、温存やターン稼ぎといった守りの戦法はできない。
ゆえに召喚時間5以上は適性がないといえよう。
マスターの能力考察
強化系能力
自分のやりたいことと相談しよう。お勧めは攻撃強化。
クリティカル率アップ
フォルトゥナと合わせることも可能。固有技のクリティカル率は0である。
快調
元々回復が強くないゲームだから微妙。
抗体生成
状態異常を重くとるかどうかによる。
憤怒
基本、覚や野槌が相手でないと意味はないだろう。
SPアップ
最初に持っているSPが増えるという極めて強力な能力である。4まである。
免疫強化
状態異常を重くとるかどうかによる。
ZOC無視
スレイプニルを雇えば意味のない能力。それを抜きにしても射程ある技をこの子は持っている。
気迫
防御力を重くとるならばとろう。
孤高
クリーチャーを使う前や使い切った時に強力なブーストがかかる。移動まで上がる強能力。
技コストダウン
この子の使う技のコストが下がる。技を使わせやすくできるため重要。
タフネス
防御力を重く見るならとってもいい。
反撃
この子のZOC1はしかない。
活力
時間がたてばたつほど強くなるが、速攻なこの子との相性は疑問である。
奮起
召喚すればするほど攻撃力が上がる。召喚さえできればよく上限がないので強力な能力。
完全耐性
能力キャパが大きくて能力上昇もしないので微妙
クリーチャー考察
召喚時間1・2のクリーチャー
魔石召喚ならば即召喚できるので必須ともいえるレベルの重要度を持つ。
一緒に進撃するのに向いているクリーチャー
このマスターは戦闘序盤から移動6をもって敵に突っ込んでいくので、
ここでは早めに召喚してもこのマスターに足並みをそろえていけるクリーチャーを挙げる。
鎌鼬・甕槌・サンダーバード・アスラ
移動が高くて攻撃的なので適性がある。
グングニル・オーディン・スレイプニル
「自動追尾」のためこの職業に合っている。
ヴァルキリー
召喚すれば自動的に能力値を上げられる。倒されると攻撃力のみを大きく上げてくれるようになるので前進をためらうことはない。
アルテミス
召喚時間・射程・移動5が適性に合っている。「闇の渦」も非常に便利。
コウ
狂戦士の苦手なZOC3以上のクリーチャーに使えば障害を減らせる。
この子は移動6であり狂戦士の最強技「減殺」の射程が2なのもポイント。
アータル
「SPアップ」でSPに余裕があれば、他の職業よりは採用の余地がある。移動6で雷属性技の射程が長いのもポイント。
イエティ
召喚時間3なうえ戦力になる。
ラタトスク
発動範囲のない能力「扇動」が狂戦士と相性がいいため有効。「奮起」の発動条件にもなる。
敵地にたどり着いてから召喚したいクリーチャー
このマスターは敵マスターに近づくとあまり逃げることをしない。なので混戦状態で共に戦えるクリーチャーを挙げる。
覚・野槌
回避能力を持ちながら、シールドでマスターを守れる。
バジリスク
召喚時間3であるためタイムラグはあるものの、この高威力は欠かせない。攻撃してくれないターンのリカバリーにも。
ウコバク・サラマンダー・ウンディーネ
バジリスクと同様、召喚時間の短い有効な攻撃手。
ペリ
覚と同じくシールドでマスターを守れる。回復技も使えるが脆いうえ回避能力もないため場持ちは覚のほうがいい。
雪ん子・コロポックル
敵の能力値を下げられる軽量級クリーチャー。
エアリアル・シルフ
敵の位置を動かせる軽量級クリーチャー。
花魄
召喚時間が非常に短い。「劇毒花粉」による敵マスターへのプレッシャーやZOC3が非常に便利。
リモンを同時採用するなら「ショックセラピー」の追撃も有効であろう。
エント・ナムタル
召喚時間の短い状態異常使い。
フロラ
敵陣についてからの召喚ならば移動が間に合うため、「アロマセラピー」でSP補助が可能。
ノーム
「地盤崩壊」「地割れ」によって敵を移動不能・技不能にできる。
大太法師
召喚時間が短いうえ高い攻撃力からの「地震」が使える。
グレムリン・雷獣
高い移動と高い射程・状態異常が使える。移動が高いので早めに出して一緒に進撃してもよい。
マカラ・ヴェパール・蛟・弥都波能売
範囲攻撃は混戦時とても有効である。
アンピトリテ
「SPアップ」でSPに余裕があれば、他の職業よりは採用の余地がある。
自マスターの位置取りができないので「味方識別」の有用性は高い。
サヴィトリ
狂戦士の高い能力をさらに上げられる。闇属性に高い打点も持てる。
回復クリーチャー
狂戦士は「応急処置」「手当て」のような簡単な回復技すら持たないので、回復できるクリーチャーを入れる保険は非常に重要である。
リモン
狂戦士は耐性系能力を「完全耐性」しか搭載できないので、リモンは状態異常対策として大いに役立つ。
「抗体生成」と合わせると強力。「抗体生成」が能力キャパを4しか食わないのもポイント。
たんころりん・弥々子
即召喚できる中でも回復技を持っているのでお勧め。
たんころりんは単体回復量に、弥々子は「毒霧」もできる点で優れている。
カラドリオス
「爆睡」によって眠ってしまうと時間経過では起きないので相性はいい。リモンと違って自動召喚してすぐに睡眠を治すわけではない。
ここで、狂戦士で召喚時間の長いクリーチャーを使うパーティについて考えてみる
初手にオセを出してベルさんを動かないようにすることが必須。
「SPアップ4」ならばドラゴン召喚でも召喚コストに困ることはない。
しかし魔法陣召喚はほとんどの軽量級クリーチャーの召喚時間が2になってしまうので構成の難度は高い。
個人的な操作感では、召喚時間10(魔法陣召喚)までなら割と何とかなるが、ユグドラシルと狂戦士の相性は最悪なので考察しない。
次点の召喚時間8は風神雷神とフォルトゥナ。フォルトゥナはオセに「運命」を付与することができるが、
マスターには付与できないうえ本人の戦力が微力なので、狂戦士がクリーチャーを選ぶ職業であるため相性はよくない。
よって風神雷神が最適となる。
雷神が登場するタイミングを見て、オセを引っ込めて風神を出せば2回攻撃のラッシュで敵側を攻めることができる。
雷神は最初から2回攻撃できるため先にこっちからだしたい。
これ以上の召喚時間を有するクリーチャーは、オセのほかにオニャンコポンが必須となるため考察外とする。