トウカさん中心パーティ考察


命を失っても輝く女 トウカ

クリーチャーの力をその身に宿すトウカ。
彼女の元気で優しい人柄に、クリーチャーたちは
安心してその身への憑依を許すのである。



解説

 クリーチャーを1体ずつ使っていくことが特徴である憑依術師の使用例。
クリーチャーの性能そのまま使用できるが、召喚時間を無視できる点や
トウカさんの継承可能な能力によってその強さを大きく引き立てることができるのが魅力である。
編成時によって順番が決まり途中でそれは変更できないので、
編成力以上に戦闘を自分の思い描いた通りに導く、戦術感が必要な上級者向けの職業となる。

 マスターへ搭載することのできる強力な能力は、
「ソウルアベンジャー」「属性継承」「状態耐性共有」「ソウルセラピー」である。
「ソウルアベンジャー」をつければ、敵の追撃を許さずクリーチャーを新品の状態で使用することができるため
かなり強力である。「ソウルセラピー」はトウカさんのSP回復量を増やすためある程度速攻ができるようになる。
他2つはトウカさんにつけることで後続クリーチャーの性能をアップさせることができる。

 この職業で見るべき点は、召喚時間を無視できるという点であり、
ドラゴンちゃんや最高級クリーチャーを序盤に召喚して相手を即攻める戦法がかなり強力である。
リソースのかかるクリーチャーはその多くが召喚キャパ2・3なので、ソウルハック・ソウルクラックを使用することになるだろう。
この職業は連携ができないため、もともと連携に不向きなクリーチャーがそろう最高級クリーチャーとの相性はかなり良い。
召喚キャパが1のクリーチャーであっても、連携が全くできないゆえ単純に攻撃性能の高いクリーチャーをそろえるべきである。

 召喚コストは無視せず、トウカさんの現在SPを参照し消費して憑依する。
この時にトウカさんのSPが憑依先のクリーチャーの召喚コストに満たない場合は、召喚コストの足りる子まで順番が飛ばされて憑依する。
この時に召喚コストの足りる子がいないと敗北となるため、編成時に気を使う必要がある。
飛ばした場合、あとで召喚コストが足りる状態で死亡した場合にさかのぼって憑依することとなる。
トウカさんのSPは、憑依中のターンごとにクリーチャーと同じく4ずつ回復する(ソウルセラピーで増やすことができる)。
このSP仕様のため、基本敵にトウカさんやクリーチャーは長居することが求められる。
 召喚キャパ2・3の強力なクリーチャーを並べるだけではマスターのSPが足りなくなる可能性が高くなる。そのためにSP消費の少ないクリーチャーか、場持ちのいいクリーチャーを挟んでマスターのSP補給をするような構成も重要である。

 数で押されると袋叩きにあいやすいため、
適度に範囲攻撃のできるクリーチャーを混ぜて効率的に敵側を片付けられるようにしたい。
クリーチャー死亡後の復活位置は死亡位置の近くにランダムに移動するようになっている。
そのため「ソウルアベンジャー」を搭載していると敵がある程度固まった状態でこちらの番となりやすく、範囲攻撃にお勧めである。
逆に言えば敵の連撃を受けやすいともいえる。
敵の連撃でトウカさんのSPが一気に減らされて敗北に一直線となる事態は避けたい。

 注意点は、ランクSの能力は憑依で得ることができないことと、憑依時召喚コストを参照することだ。
 「転生」はトウカさんの時にしか使えない。「メディテーション」で必要な分SPを補給出来たらすぐ「転生」したい。

 単純に能力値が高くて敵を倒しやすい、つまり単体性能の高いクリーチャーを並べればいいのだが、
こちらは必ず単体なので、「1ターンで状態異常を治す→攻撃」ができず、敵の攻め方や属性の相性によって他の職業にはない苦戦の状況になることが多い。
状態異常の特に行動制限・行動不能系の状態異常にかなり弱いので、
「状態異常耐性」&「状態耐性共有」で防いで、この職業の利点を殺さないように立ち回りたい。
 「味方SP回復」を搭載しない場合はクリーチャーのSPは回復せず有限である。敵の高耐久パーティで消耗戦に持ち込まれると枯渇死に持ち込まれ不利である。
逆に高火力パーティによって連続で撃破され、マスターのSPが足りなくなって敗北になることも弱点だ。
 これらの弱点があるため、強いクリーチャーで適当に組めばいいというものではない。搭載する能力はこれらの弱点と自分のパーティを見て決めよう。

 トウカさん自身は、移動6や優秀な能力と技を有する。
技を使うと憑依に差し支えるため、「幽体」に頼ってトウカさんのSPの補給に努めたいところだ。
だが時間を与えると相手も準備を完了させやすいため、ここはプレイヤーのさじ加減となる。


トウカさん自身の考察
能力値が低めだが、移動が6あるのと強力な技「マジックノヴァ」そして「幽体」があるため
物理主体が相手だと意外と善戦することができる。
ただトウカさんが攻撃するとなるとSPが足りず憑依失敗となることにつながるため、
まずは必要な分のSPを「メディテーション」で補給することに努めたい。



マスターの能力考察

耐性系能力
「状態耐性共有」との併用が前提。必ず単体であるこの職業では手数を奪われるのがかなり痛いので、
「暗闇耐性」「麻痺耐性」「行動不能耐性」がほしい能力に挙げられる。
呪念系能力
相手側の対応次第で簡単に対策されるので、あまり有効ではない。腐りにくい睡眠を採用するくらいだろう。
状態耐性共有
上記の耐性系能力と併用することが前提。状態異常の心配をなくすことでクリーチャーを強化する。
味方SP回復1・2
クリーチャーたちにSP回復の効果を与えることで、クリーチャーたちの寿命を延ばすことができる。
長期戦を望むならば採用の価値あり。
属性継承
同じ属性のクリーチャーで固めることで、後のクリーチャーほど強力な能力値や効果を持たせることができるようになる。
ドラゴンちゃんの能力や技によってさらに効果的な能力となる。
ソウルアベンジャー
相手の追撃を完全シャットアウトできる。非常に強力な能力である。
状態異常耐性
「状態耐性共有」と併用できる。ソウル○○の能力を使わないならそれでも良い。
ソウルセラピー1~4
ターンごとのトウカさんのSP回復量を強化できる。
ソウルハック1~5
召喚キャパ2のクリーチャーに憑依できるようになる。
ソウルクラック1~3
召喚キャパ3のクリーチャーに憑依できるようになる。召喚に必要なリソースが莫大な子が多いので、
この職業との相性は最高である。




クリーチャー考察

召喚キャパ1

毘沙門・アルゴス・ユミール・シパクナ
召喚時間の長さを無視して場に出せる。どの子も単体攻撃しかできないので、
憑依する前にある程度数を減らすとよい。
フラウロス・アミィ
「自爆」「インフェルノ」による強力な自爆技が普段より低リスクで使用できる。
雪女
氷属性で固めるパーティならば「雪呼び」も合わさり他より強力なクリーチャーとなる。
句句廼馳
SP回復4は消えるが、「召喚負荷2」を無視できる。
マカラ・ヴェパール・アンピトリテ・弥都波能売
水属性特有の範囲攻撃で敵を効率的に減らそう。
甕槌
「召喚時間制限」を無視することができるので、それのない本来の性能を堪能できる。
蟲毒
敵が増えたところで「瘴気」を撒けば効果絶大。「劇毒花粉」による枯渇死で次につなげる。
アスクレーピオス
「蘇生」を使うことで、順番を遡って再憑依することができる。
軻遇突智
運の要素が絡むが、復活位置が死亡位置の近くということを利用して近くの敵に高威力技をぶち込むことが可能。
ラタトスク
「中立」を利用して氷属性の地形を十分作ってから退場という使い方も可能。
フェンリル
集中攻撃を受けるとすぐ死ぬが、「神技」が強力なため敵の数が減る局面で出せるようにしたい。
志那都比古
マイナス能力を無視でき、連続で攻撃が可能。
スフィンクス
天候・地形・ファミリア撒きと十分に補助をしてから次へ行くという使い方も可能。
ウルリクムミ
相手が能力値の高いマスターであっても防御力100として攻撃できる、とどめ向け。
ラシャプ
遠くからの攻撃が強い。「クイックアタック」の使用によるSP消費で自ら次へつなぐことも可能。


召喚キャパ2

ドラゴンちゃん
多大な召喚時間を無視できる。その強さもあるが、「属性継承」の効果をより大きくできるため、憑依術師における属性統一パーティの要となる。
ケットシー
「つれさり」で相手のみを強制待機させることができる。
オセ
「完全操作」「召喚代償2」を無視できる。


召喚キャパ3

フェニックス
「不死鳥」が使えるので実質1体分クリーチャーが増える。
ロキ
最後のマスターへのとどめとして優秀。途中でもマスターの能力値のみを下げていくもよし(相手の職業を見ること)。
テュポーン
SP消費が激しいが、範囲攻撃が非常に強力。
トール
最後のマスターへのとどめとして優秀。「アクセラ」「電光石火」で突撃できるので最初に使うもあり。
バハムート
クリーチャーの撃破に非常に役立つ。敵の数が増える中盤戦で出せるようにしたい。
ルシファー
SP消費が激しいが、強力な技を多く持つ。マイナス能力は消えない。
タナトス
最後あたりに出すことができるが、召喚位置がランダムであり移動が低いこの子はその影響を受けやすすぎる。


属性を持つクリーチャー全般
トウカさんの能力「属性継承」によって、どのクリーチャーも後ろにセットすることで
かなり強力な状態で憑依することが可能となる。






※ソロニス姉妹は、トウカが天才型、ハルカが努力型だと思う。
使用感もトウカがクリーチャーをそろえればすぐ使い勝手の良いマスターとなるのに対し、
ハルカは使いこなすのに努力と素質が求められる玄人向けのマスターとなるからだ