もえくり2 感想ページ2018





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もえくり2~イルセの魔法書~ クリーチャー感想






 2015年にもえくり2が発売して、私も初期の感想を書いてから3年ほどが経つ。
ver1.07になり様々な変更が加えられながら今に至るが、今現在の感想文を書きたいと思う。

 メインストーリーは前作の15から25に増え、ストーリーも追加されている。
このお話は基本的にゆるいが、友情や存在の不公平さを説くシリアスな要素も入っており、たまにプレイして考えさせられるものになっている。
もちろんステージの内容もクリア条件も前作以上に練られており、キャラと職業の組み合わせによっては考えなければならないこともある。
しかし不可能なことは決してないのでぜひ全職業でのクリアを狙ってほしい。
 裏面も前作(全20ステージ)以上の数(10×4)でやりごたえがあるのでぜひ途中で飽きずそこまで行ってほしい。

 このゲームの華である(治癒師使いの筆者ゆえの表現なのかもしれないが)クリーチャー については、
前作で強すぎたクリーチャーを抑えめにし、強くなかったクリーチャーを強化するなど、対人戦を想定しているような調整がなされている。
特に速攻戦術に適したクリーチャー(加護能力持ち)は弱体化が目立っており、待ち戦術に適したクリーチャーは
強化が目立っている(ロキやバハムート・ドラゴンちゃん)。

 以下、クリーチャーについて思っていることを個人的(主に治癒師使い)に短文でぶっちゃけようと思う。
現時点の書き残しとして行うので怒らないで受け止めてほしい。そしてDMでもskypeでも討論がしたいね。


 覚…召喚時間が0になったのが非常に大きく、どの召喚方法でも即召喚できるのは有用であると思う。
 バジリスク…「邪視」がなくなり技数3なのに技枠を余らせることとなった。相変わらず強い。
 ケットシー…技が個性的で応用が利くクリーチャーである。まだまだ考察の余地があるね。
 オニャンコポン…召喚コストが8から5になりより使いやすくなっている。プレイスタイル上よく使うのでうれしい。
 キマイラ…「結合」による個性的なクリーチャー。専用パーティも存在していい感じ。
 ヴァルキリー…微妙。味方を強化する能力は魅力的だが、攻撃技が接近系ばかりでありながら本人の能力値が控えめで戦力になりにくい。
同属性で能力値も似ていて距離をとって戦えるアルテミス・同じバフ系クリーチャーでより使いやすいサヴィトリが気にかかる。
 疫病神…前作同様能力を交換することが特徴。「呪い写し」が使用者の状態異常を参照しないならよりよかったね。
 ミノタウロス…バージョンアップでそれなりのクリーチャーに。短所は射程不足くらい。
 アルテミス…射程が長い・「キュアポイズン」も「闇の渦」も持っている。能力値が控えめだが便利。
 毘沙門…「脱魂」を固有技として持っている。それだけ。召喚時間が長めだしもうちょっと戦闘力が欲しいかな。
 アルゴス…バージョンアップでましになった程度。こいつに「重圧」を当ててもよかった気がする。
 ティアマト…召喚コストを補助するクリーチャーなのに自身の召喚コストが高いという、能力の特徴とかみ合っていないので有効利用が難しい。
 ヴィシュヌ…気が狂っているほど難しい召喚条件だが、「幻術:泡沫の夢」・「輪廻解脱」という強力な固有の性能がそれに見合う強さを持つ。おもろい。

 ウコバク…相変わらず便利。「油注ぎ」でより優秀に。
 サラマンダー…召喚時間3になったんだから「インフェルノ」を返してもいいのでは。
 スルト…この程度で召喚時間4なんて…前作の召喚時間3のままが、イエティの炎バージョンみたいでよかったのに。
 ペリ…治癒師使いの今の私には価値を見出しにくい。もえくりを始めたころは回復とシールドが便利で使っていた。
 ヘスティア…炎の壁役として、炎パーティではお世話になる。マスターが突っ込む構成では便利だった。
 コウ…「砂嵐」「ZOC破壊」で大幅強化された。召喚コスト7になってほしい。強豪クムバカルナが7だし…。
 フラウロス…耐久がごみだが高い魔力・「炎固定」からの相手を選ばない「インフェルノ」が魅力的であった。
低耐久ゆえのピーキーな性能で固定系の中では有用だと思った。
 アータル…同じ属性の技が使える・技回数が増やせるラシャプの存在が気にかかる。実力あるのは確かだが耐久が欲しいかな。
 アミィ…文句なし。
 軻遇突智…いいね。リスクが重くなったのはいい調整だと思う。
 紅葉…どうせ「暴走」なんだからHPを高く(アルゴス並みに)してもいい気がする。
 朱雀…脆いうえに「火炎撃」もなくなって、どう使えばいいんだろこいつ。
 ヴィーヴル…地形補助が得意らしいがブレス技の不自由さゆえに普通に殴った方がよかった。そういうキャラということで。
 フェニックス…復活能力が弱いわけがない。水属性に何もできないことを除けば召喚リソースの重さに見合うと思う。

 雪ん子…相変わらず便利。「氷柱連鎖」の連撃も健在でよい。
 コロポックル…この子は召喚時間3になってちょうどいい気がする。
 ラタトスク…主に氷パーティ・狂戦士パーティで有効利用法を模索中。
 イエティ…召喚時間3に見合った便利な性能。
 つらら…イエティのついででこいつも召喚時間3でいい気がする。使用感ほとんど変わらないし。
 ウェンディゴ…ZOC3かHP145のどちらかを返してあげてw。ただでさえ攻撃力ないのに両方下げるなんてびえーん。
「オーロラ」のコストも5になり逆風が熱い。
 セルキー…そんなにいい性能には見えないが、CP(特にイルセ)が使うと強く見える。ふしぎ。
 プロケル…「アイスブレイド」「ブリザード」といった強力な攻撃技を持つ。これらをもう少し使いやすくなるようにならないかな。
 カリアッハヴェーラ…これはこれでいいんじゃない?
 オーディン…いいんじゃない?「自動追尾」と「守護」は守護クリーチャーが増えた今でも個性だし。
 フェンリル…能力も技もいいバランスだと思う。
 雪女…良クリーチャーだと思う。
 ユミール…いいクリーチャーだと思う。同程度の召喚時間のクリーチャーはこの子を基準にすればいいと思うくらい召喚時間に見合う実力だと思う。
 ニーズヘッグ…能力はおまけ。
 ロキ…前作の晩期の再評価によって株が急上昇。相手が数で攻めてこなければ・「ダイヤモンドダスト」を乱発しなければ非常に強力な戦力であった。

 エアリアル…召喚時間1でありながら戦闘開始直後に出せない・風属性技の強制移動の使い方によっていろいろできる良クリーチャーだと思う。
 シルフ…ちょっと重くなって技が増えたエアリアルって感じ。
 鎌鼬…移動で攻撃できるのがかなり個性的。削り役の代表みたいな感じ。
 カラドリオス…回復の鬼。自動召喚が使いにくいがそれは飾りということで。
 ナパイア…新しいニンフ。使いやすい方。
 フレースヴェルグ…攻撃的でありながら個性的な性能。S能力も取れるのが特筆すべき点だと思う。
 セイレン…ベクトルの違うマカラ。能力低くて多機能なタイプないいクリーチャー。
 カイム…プロケルに「飛行」が付いたようなもの。もうちょっと固ければなぁ。
 ガルダ…キャパ0のアタッカーはこんなものだと思う。
 天狗…SPの足りない所が前作のアリオクみたいである。
 志那都比古…連携に支障をきたすのがデメリット。治癒師では突撃・締め以外で使いづらいのが現時点の感想かもしれない。
 グリフォン…「黄金の守護者」を利用するか否かで全く性能が変わるのが面白い。
 風神…属性以外は前作とほとんど変わってない。やっぱり召喚リソースが大きい割に脆いのが弱点で難点。
片方仕留めれば終わるようなモノであるうえ2体のでキャパ4食うので竜頭蛇尾な感じである。
 ワイバーン…「飛行」のドラゴンはいいぞ。
 テュポーン…前作の調整不足な最高級クリーチャー達の感じがする。せっかくだから「技範囲アップ」があってもよかった気がする。

 たんころりん…手軽な回復はやはり便利である。良クリーチャー。
 花魄…強い。エント食ってる。
 エント…即召喚できなくなったことで花魄の壁が分厚い。このままだと花魄の下位互換であろう。「昏睡花粉」返してみては。
 レーシー…木属性統一で使うからこれでいいんじゃない?
 ドリュアス…ニンフの回復役として適正が高いのでいいと思う。
 句句廼馳…これはこれでいいんじゃないかな。
 マンドレイク…前作とあまり変わってないがZOC4は個性だからいいと思う。
 アムドゥシアス…攻撃力も防御力御なく技にも特筆する点がないので固定系の中でも最弱だと思われる。
 アプロディーテー…これでちょうどいいかもしれない。
 夜叉…コスト低いタイプのアタッカー。有力でいいと思う。
 シームルグ…前作とあまり変わらない。召喚時間長めだからいいと思う。
 青龍…大して強くないので「万能漢方」あってもいい気がする。
 ミドガルズオルム…「召喚恩恵1」をドラゴンが持っている。利用価値が高くていいと思う。
 ユグドラシル…前作の最高級クリーチャーはフェニックスとこいつだけバランスが秀逸だったね。
移動できないキャラがいてもゲームが成り立つのがすごいと思わせてくれる。

 野槌…軽量級でありながら使われてみればうざいという絶妙な良クリーチャーだと思う。
 ノーム…出してみればいろいろできる多機能クリーチャー。いい業師クリーチャー。
 スフィンクス…出してみればいろいろできる多機能クリーチャー。ノームと並べて召喚時間3でもいいほどであろう。
 アイギス…前作と比べて圧倒的によくなっていていいと思う。
 大太法師…便利なので能力値をちょっと上げて召喚時間4にしてもいいと思う。
 オレイアス…「砂嵐」あってもばちが当たらないくらいかわいそうな攻撃性能である。「地割れ」の仕様変更の影響食らったし。
地属性の軽量級はスフィンクス・アイギス・ノーム・大太法師と強豪ぞろいだし。
 太歳…個性的だしこれでいいとおもう。「石化」の仕様変更は弱体化させすぎだとは思うが。
 クムバカルナ…絶妙なバランスであると思う。
 ヴィネ…元ネタとはずれるが「砂塵」があってもいいと思う。
 ピュグマリオン…前作のままであることが使いづらい理由となる典型的なクリーチャー。SPが12なので単体で「人形遣い」が
使いきれない・召喚コスト13のわりにすることがファミリア召喚(召喚コストが近いクロノスと比べると明らかに力不足)で
使われにくいという2つの使われない原因をそのままに、ゴーレムが無属性になるという逆風まで吹き荒れる悲惨なことに。
幸い耐久だけはあるのでSP15・召喚コスト9でどうだろうかと。
 ウルリクムミ…「地震」と能力を組み合わせると非常に強いのが面白い。
 麒麟…クリーチャー5体を特定のクリーチャーにしないと真価を発揮しない。面白いクリーチャーではあるが取り巻きの性能があまりよろしくないのが欠点か。
 シパクナ…新能力がとにかく強力で個性的。ようやく価値が出てきたね。
 ゴルィニシチェ…ドラゴンに「拘束」されたら脅威に決まっている。強い。
 クジャタ…召喚することも召喚した後も難しい、玄人向けクリーチャーということで。

 クロノス…召喚コスト14で能力値が弱いが強力という、ピュ何とかと違いバランスのとり方が秀逸である。
 グレムリン…CPがよく使うクリーチャーw。それだけに使い心地が保証されてる感じである。
 雷獣…単体ではオセの壁が厚いが、オセのリスクがきつい職業には十分高性能で使いやすい。
 オセ…治癒師使いの筆者に都合がよすぎる。動けないのがリスクなのは面白い。
 フルフル…固定系の中では天気・高射程があり優遇されているレベルでかなり使いやすい。この子基準で固定系クリーチャーは見直すべきかもしれない。
 グングニル…「追撃」が消えた。相変わらず使いやすいが記事記述に困る子になった。
 インドラ…文句なし。前作より火力が上がったのもいいね。
 サンダーバード…移動特化クリーチャーになったのはありだと思う。
 甕槌…高いステータスで特攻できるのは強い。召喚リソースと能力デメリットもバランスがいいと思う。
 アスラ…鬼強い能力と微妙な能力値がかみ合っていていいと思う。軻遇突智とは真逆の性能みたいでかっこいいかもしれない。
 ラシャプ…召喚時間が長めだがいろいろできて強い。
 白虎…普通に使うと「電磁場」で麻痺をまけたり「電磁砲」の命中を補って攻撃できるが、麒麟パーティではSPが減少したり
「電磁砲」の命中を補えなかったりと微妙に使いづらい。この子自身は弱くはないけど。
 雷神…風神と同じ感想。
 ヴリトラ…ブレスで麻痺が撒ける。腐らない能力だね。
 トール…運が絡むが使用感は面白い。安定感のロキの対になる戦い方ができる。

 弥々子…この召喚時間で天気が変えられるのは強い。
 ウンディーネ…召喚時間3になったんだから濁流返してあげてもいいと思う。
 蛟…これでちょうどいいんじゃない。
 ウングル…能力が強力だからこれでバランスが取れているであろう。
 ナイアス…強いニンフ。
 マカラ…射程特化のクリーチャー。筆者は困ったらとりあえず入れるほど頻回に使っている。
 ケルピー…味方の移動を補うこいつの存在はいろいろ考察できて楽しい。
 ヴェパール…範囲攻撃と毒に秀でている。固定系の中ではフルフルと並んで使いやすいと思う。
 スレイプニル…さよらいひでは狂戦士で使う。使ってみると便利さがわかる通好みのクリーチャーって感じか。
 アンピトリテ…召喚コストが高いが見合う高性能なのでバランスが取れていると思う。アータルの対という印象。
 弥都波能売…強すぎる。他のデメリットクリーチャーと違って後半戦に出せばデメリットが消えるうえ、
「大海嘯」「激流連撃」という2つの希少な技を使えるのも強い。この2つを取り上げてもいいのではと思う。
 クラーケン…召喚時間4の弥都波能売に専用技をとられたんだから、代わりに水物理に向いた何かを与えてもいいと思う。
ステータスが召喚時間6にふさわしくない控えめさ。攻撃力を上げるか魔力100にするかでよさそう。
 玄武…麒麟の取り巻きの中でこいつだけ使い勝手が良い。四神間の格差よ。
 リヴァイアサン…能力の発動が難しいが、しなくても強いからいいよね、という感じで。
 バハムート…対クリーチャー特化のクリーチャー。楽しくてすき。

 ラマッス…覚・ペリと同じタイプのクリーチャーで使いやすいと思う。
 ライラ…パーティ展開を早くする。速攻によさそうだ。
 サヴィトリ…「鼓舞」が消えたがバフ要因としてはまだ優秀。
 クピド…本人がザコ。能力が魅力的だから仕方ないね。
 フォルトゥナ…バージョンアップで紆余曲折あっただけありいい落ちつきかただと思う。
 ケルビム…移動3の前作でもよかったのに移動4でさらに能力も強化され、守りのクリーチャーとして良くなっていると思う。
 イスラーフィール…召喚コスト10で4体分のアンデッ娘が出せると思えば死霊使いパーティに都合がいい存在となる。
それ以外は戦力にならない・召喚型クリーチャーであるところでピュグマリオンと似た感じである。
 ザバーニーヤ…召喚時間5なのでもうちょっと耐久が欲しい。
 アスクレーピオス…「蘇生」というルールを覆すレベルの強力なモノを持っているが、本人の性能に難があるという秀逸なバランスを持っていると思う。
 ミスラ…治癒師では使いにくい。さよらいひでは「召喚恩恵4」ゆえに死霊使いで使いたいと思わせてくれる。
 カンヘル…もえくり1のドラゴンと同じ性能。いうことはない。

 リモン…個性が最高。よくぞこれを考えた!
 ナムタル…いいと思う。
 アリオク…いいと思う。
 蟲毒…いいと思う。
 ルシファー…属性一致のいい技を与えてあげてw。
 エウリノーム…召喚時間3の召喚系クリーチャーが1体くらいいてもいい気がする。だとしたらこいつかなと。
 グルヴェイグ…いいと思う。
 リリス…睡眠特化の割にはこいつ単体では生かしにくい。呪術師なら使えるのかな。
 ネビロス…召喚タイプのクリーチャーにしてはいろいろできていいと思う。脆いけど。
 タナトス…いいと思う。一撃必殺を持つけどいろいろ足りない(特に移動)のがいい感じ。
 ヘル…いいと思う。
 ケルベロス…いいと思う。
 アジ・ダハーカ…ヴリトラと似た性能だね。


 マスターキャラは、前作と比べて召喚方法自体が変わったり操作感の変わる個性の強い能力がそろっているように思う。
筆者は治癒師使いなので、ほぼすべてのキャラの治癒師を開放しており、その方向でもえくりの研究をしている。
マスターよりもクリーチャー主体のプレイスタイルなのでマスターについては多くは書かないしクリーチャーほどの批評もしない。
だがキャラ専用職業の4つはどれも好きであり、「さよらいひ」においても詳しく取り扱っている。
 ファミリアについては、死霊使いというアンデッ娘を主体に戦う職業が出たことで実用レベルになり、
戦術も広がってファミリアを使う楽しみが増している。非常に個性的な技と能力を有する、治癒師とは違うタイプのサポートマスターで
上級者向けとされているが、ファミリアについて深く考える意義が出て面白いと思って考察の範囲に入れている。
 他のファミリアについては、多くがさよらいひで取り扱っていないマスターしか出せないものなので割愛する。
ゴーレムについては、ピュグマリオン自体が高コストのままでしかも無属性になってるので実力は大きく落ちているといわざるを得ない。


 前作と比べてよくなかったと思う点は3つあると思う。もえくりの以降の発展を願ってここにあえて記したい。
 1つ目はフリーバトルの敵編成の質である。前作ではレベル50(MAX)で遊べる敵編成の組み合わせが約70(筆者調べ)パターンあり、
フリーバトルのボタンが1つであるが故完全ランダムで遊ぶことができた。、今作では約10+約10+約10+約40パターンである。
前作のフリーバトルには6体編成や全ての大型クリーチャー中心パーティのパターンがいくらかあったのに対し今作のフリーバトルは
そういった編成がほとんどなかった。そして選べる=敵編成のランダム性が下がるというところも私にはマイナスに思える。
 2つ目はクリーチャー周りである。前作では裏面を選択すると使えるクリーチャー・マスターがすべてレベル50になるのに対して
今作は育てないといけなくなっている。つまり裏面をまともにプレイするための手間が増えてしまっているわけである。
前作で必要なかったこれをしなければならないのは、色んなクリーチャーやマスターの職業・キャラを気軽に使えることが
特徴の一つであるこのゲームにとって大きなマイナスだと思う。特に敵の撃破に向いていないタイプのクリーチャーを育てるのは
苦行だとツイッターで見かけたことがある。
 3つ目はクリーチャーの入手手段である。前作では1回倒すだけで使えるようになっていたが、今作では「イルセの魔法書」という発動型能力を、
主にフリーバトルに出る野良クリーチャーに使わないといけなくなった。野良クリーチャー限定でマスターが相手だと使えないため
、野良で出ないクリーチャー(ドラゴンや最高級クリーチャーに多い)の入手は困難を極めた。今では「取得」によって大幅に緩和されているが、
せめて「イルセの魔法書」がマスター戦でも使えればよかったのにと思う。
 1つ目はともかく、2つ目と3つ目はもえくり2で得た新規プレイヤーを突き放す要素でもったいなく思う、ユーザビリティを欠いた要素だと思う次第である。

 私はもえくりが大好きでもえくり人口が増えることを願っているが、要素やルールが複雑であるために、かつて嗜んでいた特殊性癖向けの
ゲームとは違う理由で万人に気軽に進められるゲームではないとも思っている。それでもこうしていろいろ書き、まったりともえくりの研究を
しながらゆるりと仲間が増える日を楽しみにしている。

 ちなみに、もえくり2のマスターキャラはあのごちうさの人が描かれている。当時はそれほど有名でなかったが今ではすっかり有名になられているので、
もえくり3があるとすればどの人がマスターキャラを描くのか楽しみである。もちろん作者自身でもいい気がする。
疫病神がもえくり討論会にいたとおりもっちさんの絵柄好きだし。



各種データ提供元: 「もえくり@wiki」様





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