スフィンクス

地属性

能力値

HP

120(55位)

召喚時間

SP

20(40位)

召喚コスト

攻撃

70(78位)

召喚キャパ

防御

90(53位)

ZOC

魔力

125(18位)

移動

4値合計

405(51位)

 

※値はすべてレベル50の時のものです。

特殊能力

なし

なし

 

 

 

 

 

 

 

習得技

技考察

石の壁・岩石の壁・石の牢

右の技名ほど置く椎の数が多い。石の牢がお勧め。

闇の鎖・光の鎖

相手のクリーチャーの召喚時間を延ばせる。速攻戦術ならこの子の召喚時間の短さもあり効果てきめん。

泥人形

岩ファミリアほどではないが、ZOCを持つので移動妨害に使える。

石畳

場づくりができる。この子の防御性能とは相性がいい。

砂起こし

地属性がほかにいるときに使える。

脚力強化・魔力強化

移動が低いので使いどころはある。

魔力強化

特殊技が少ないのでいらない。

重力砲・重力波

飛行を持つクリーチャーに、この子のZOCで苦しんでもらうために入れたい。

サンドシールド

この子はZOCの関係で物理技を受けにくいので、味方に使おう。

浄化の光

ファミリアをさっと倒せるが、散らばっているときには使いにくい。

念力・念動力・

真空波・打撃

無属性攻撃技だが、この子にできることは多いので入れる価値は低い。

        

                                  管理人の感想

 取得時は技の多さに驚いた人も多いのではないだろうか。この子は召喚時間の短さと多彩さを同時に持っているのだ。

 鎖の技で敵の召喚を遅らせたり、岩や人形を召喚して囮を多く作ったり、砂嵐にしたり、移動力を自分で上げたり、「サンドシールド」で物理対策をしたりと技の面を挙げるだけでもこれだけある。補助技ならどれもこれもこの子に任せたいものだが、最大で5つしか技を覚えられないので、やりたいことを明確にして型を作りたいものだ。そのどれもがもえくり独特(鎖技・ファミリア・岩生成・天候や地形・重力)の手段であるため、ある程度もえくりになれていないと扱いは難しいだろう。

 反面攻撃手段には乏しく、属性一致技が1つしかない。なので思い切って攻撃手段をなくすのもいいだろう。攻撃以外なら何でもできるといってもいいだろう。

 特殊能力はないが、ZOCの広さと技とのシナジーがその代わりとして十分な性能を発揮してくれる。ZOCの広さと召喚技の存在に目をつけて移動妨害としてお勧めしたいと思う。

 敵としてでてきた時は、ZOCの高さゆえ真っ先に倒したい敵として挙げたいが、移動が低く積極的にこちらには来ないので、ピュグマリオンがいるときはそっちを先に倒すようにしたい。この子のZOCを避けるように動けるならそれが一番だ。

元ネタ

エジプト・ギリシャ神話

スフィンクスとは、エジプトのピラミッドのそばに座っている半人半獣である。
 エジプトでは神の使いとして扱われているが、ギリシャ神話では魔獣として扱われている。
 エジプトではファラオの守護者としてあがめられており、顔は男のもので体はライオンであった。その男の顔がファラオの顔だとする説もある。神聖な獣で王家の墓の番人を務めると同時に、戦場においては死にゆく者の運命を見守る役割も担っていたとされる。
 ギリシャ神話ではなぜか女性の顔を持ち翼も生えている、エキドナとオルトロスの近親相姦によって生まれたとされる。なぜギリシャ神話では魔獣なのかはよくわかっていないが、当時でもすでにエジプト神話は古かったから、スフィンクスの姿が当時のギリシャ人の旅人には奇妙に映ったからなのではないだろうかとされている。
 ギリシャ神話のほうには逸話があり、通りかかった旅人になぞかけをするとされている。その質問は決まっており、「朝は4本、昼は2本、夜は3本で歩く生き物はなにか?」である。人間と答えないと食い殺されるが、当時の人々は誰もその質問に答えることができず、多くの人々を食らった。たまたま通ったオイディプスだけがその質問に答えることができたのである。質問に答えられてしまったスフィンクスは恥じて飛び降り自殺をしたらしい。
 中世のエジプトが植民地時代だったとき、スフィンクスが反乱分子とみなされて顔面を破壊されたこともあった。

出典
・荒木正純『知っておきたい 天使・聖獣と悪魔・魔獣』(株式会社西東社、2011年)112~113ページ
・「世界の幻獣・ドラゴン」を研究する会『よくわかる世界の幻獣ドラゴン大辞典』(廣済堂あかつき株式会社、2008年)326~327ページ
・桜井めぐみ・ほか『萌え萌え幻獣辞典』(株式会社イーグルパブリッシング、2007年)114~115ページ
・TEAS事務所『萌えるモンスター事典 陸の巻』(株式会社ホビージャパン、2013年)161ページ