ウェンディゴ |
氷属性 |
能力値 |
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HP |
145(18位) |
召喚時間 |
4 |
SP |
21(31位) |
召喚コスト |
7 |
攻撃 |
80(65位) |
召喚キャパ |
1 |
防御 |
110(22位) |
ZOC |
3 |
魔力 |
70(90位) |
移動 |
7 |
4値合計 |
405(51位) |
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※値はすべてレベル50の時のものです。
特殊能力 |
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瀕死時防御アップ |
HP25%時防御+40%。 |
地形浸食氷 |
地形雪原以外の通過したマスが[氷]になる。 |
被ダメ防御アップ |
技でダメージを受けた時自分の防御+5%。 |
凍傷耐性 |
状態凍傷無効。 |
習得技 |
技考察 |
アイスチャージ・アイスパンチ |
主力技。移動が高くZOCも高いので使いやすい。 |
氷の刃・氷の矢 |
敵が少し離れているときのために入れたい。 |
オーロラ |
射程も範囲も広くて相手の能力を必ず下げられる。SP消費は激しい方。 |
打撃・強打・強打撃 |
氷技がきかない相手のために。 |
体当たり・突進 |
相手を後退させるが、ZOCを考えるといらなさそう。 |
フローズンアーマー |
この子にはいらない。 |
氷道 |
直線だが6マスなので場づくりがしやすい。 |
管理人の感想 |
移動力7とZOC3を合わせ持った移動型の壁クリーチャー。そのうえ、通った地形を氷にできる優秀なクリーチャー。さらに優秀な技・特殊能力を揃え大きな欠点もない。 この子にはZOCが3あるので、召喚ができてしまえばその移動力と「突進」で敵の行動を制限するのも容易である。地形氷によって実質防御力も高いので、特攻させるのに最適な逸材としてお勧めできる。 攻撃力のほうは氷属性最弱である。一応「オーロラ」で範囲攻撃ができるものの、燃費がいいわけではないのでこれを酷使するとSP枯渇死させてしまいがちだ。 敵としてでてきた時は、移動力とZOCの高さが厄介だ。どの戦いにおいても決して無視できない存在になることは間違いない。 |
元ネタ |
アメリカの精霊 |
ウェンディゴとは、インディアンたちに伝わる精霊である。食人鬼と扱われることが多い。 一人でいる旅人に姿を見せないまま、気配だけを覚らせたり、聞き取りにくいかすかな声で囁いたりして人の心をパニックに陥れるのを楽しむ。人体に危害を加えてくることはないが、心をむしばむえぐい嫌がらせである。それらの現象はウェンディゴに取りつかれているからだとインディアンの間では言われ続けてきた。 だがそのお話の中には、ウェンディゴの姿についての確かな情報はなく、ゆえに姿を持たない精霊だとされている。 アメリカにはウェンディゴ症候群という病気が存在し、日本で言う拒食症や鬱の症状から始まり、次第に人肉を求めやがて化け物となるという。この原因は、冬や寒冷地では取りにくい人体では作られないビタミンの不足が原因であるとされ、若者の大好きな肉を食べれば治る。現代日本ではメタボの原因として嫌われている死亡だが、住むところが変われば宝物同然に大切とされる。ウェンディゴの存在は、栄養失調の擬人化だと言えよう。 出典:奈落一騎・ほか『妖精・精霊がよくわかる本』(株式会社PHP研究所、2010年)、168ページ |