コロポックル

氷属性

能力値

HP

110(77位)

召喚時間

SP

17(72位)

召喚コスト

攻撃

60(92位)

召喚キャパ

防御

85(68位)

ZOC

魔力

90(62位)

移動

4値合計

345(90位)

 

※値はすべてレベル50の時のものです。

特殊能力

氷の加護

味方[氷属性]の攻撃防御魔力+5%

凍傷耐性

状態凍傷無効。

 

 

 

 

 

習得技

技考察

冷気

遠くの敵を攻撃できるが、他の技と比べて魅力がない。

冷却液

移動も下げることができるが消費SPが激しい。お手軽に出せる子なのであまり気にしなくてもよい。

オーロラ

複数の相手の能力を同時に下げられる。

急速冷凍・腕封じ

相手の能力を下げる技。

氷の刃・氷の矢・氷の槍

攻撃技としてはメインとなりそうだが、追加効果に期待する技ではないので優先順位には下。

ブリザード

相手の魔力を無視するので、魔力の低い敵に有効。

フローズンインパクト

技の火力が高いがこの子の能力ではダメージは出ない。

氷走り

相手の移動を妨害する。能力を下げる技とは選択となる。

氷点・氷道

地形を変更させる技。サポートなら相手の能力を下げる方がいい。

絶対零度

命中が低すぎるのでいらない。

打撃

威力が低すぎる上一致でもないのでいらない。

        

管理人の感想

 「氷の加護」による強化と技による相手の弱化の両方が行える能力変化の天才であるクリーチャーだ。

 とにかく技の種類が多いので、どの能力を弱化させたいかによって技は変わる。移動を下げる技は「冷却液」のみだからこれは絶対に入れておきたいが、SP消費が大きいので結局はお好みでよい。。

 攻撃技も扱いやすい物がそろっている。削り程度の攻撃だがどれも魅力的な技である。

 敵としてでてきた時は、一番に気をつけたいのが移動力を下げる「冷却液」だ。この技は射程1だから、移動範囲を見てこの技は受けないように立ちまわろう。

元ネタ

日本の妖怪

コロポックルとは、蝦夷地(今の北海道)に住んでいたアイヌ民族の間で知られていた小人である。名前はアイヌ語で「蕗の葉の下の人」という意味である。
 外見は人間だが背丈は赤ちゃんほどであり、洞窟にすんでいる。その小さな体で2メートルほどの蕗の茎をもち、葉を傘のように利用する。その姿はまるで森の妖精のようであるという。
 コロポックルは小さいが感性が鋭く頭も良く器用で狩猟や漁が得意だという特徴があり、それによって生きてきたとされる。そしてアイヌの人々はコロポックルから刺青や陶芸技術を教わったとされる。
 性格は優しくものを分け与えることを好み、アイヌ民族と衝突することは極力避け、彼らと力を合わせ助け合うように暮らしていたという。一方で恥ずかしがりで人の前に姿を現すのを嫌う一面もあり、物を渡すときはその人の玄関にそっと置いていったという、その一面もコロポックルはアイヌの人々に幸せを与える妖精のような存在として親しまれていた。
 だがその関係も長くは続かず、一人の愚かなアイヌ民が玄関に物を置くコロポックルをとらえてしまう。そして捕えられたのがよりによって裸の女コロポックルであった。この時はコロポックル一族も大変怒り、トカップチ!(水は枯れろ、魚は腐れ)と言い捨てて一族ごと居なくなってしまった。
 このトカップチが今の十勝の地名の元の語だとされている。

出典
・奈落一騎・ほか『妖精・精霊がよくわかる本』(株式会社PHP研究所、2010年)182~185ページ
・TEAS事務所『萌える妖怪事典』(株式会社ホビージャパン、2013年)18~21ページ
・株式会社レッカ社『ファンタジー人外コレクション』(株式会社カンゼン、2015年)31ページ