朱雀

炎属性

能力値

HP

110(77位)

召喚時間

SP

24(13位)

召喚コスト

攻撃

125(20位)

召喚キャパ

防御

95(44位)

ZOC

魔力

105(48位)

移動

4値合計

435(38位)

 

※値はすべてレベル50の時のものです。

特殊能力

飛行

飛行状態になる。

炎の護り

[炎属性]キャラは弱点属性の技のダメージ2割減少。

 

 

 

 

 

習得技

技考察

鬼火

威力は低めだが、射程が広いので積極的に用いたい。

火撃・炎撃

時には相手に突っ込んでいきたい。

打撃・強打・強打撃

炎技がきかない相手へ。

        













管理人の感想

移動の高さと炎の護りを有する攻めと守りのクリーチャーだ。

 攻撃の数値が高く、さらに「炎の護り」によって弱点技を軽減できるので、この子の防御性能は数字以上のものがあると言える。味方の炎属性も守ってくれるので、複数炎属性がいる場合はぜひ入れておきたい。しかしこの特殊能力、敵の炎属性も守ってしまうという欠点もある。こっちに水属性がいないときは関係ないのだが。

 覚える技は少ないが、移動の高さと数字の高さがあるので普通の炎属性として使うと安定感抜群だ。移動が高くて「飛行」を持っているので、ZOCに強いのも他の炎属性と比べて利点と言えるだろう。さらに遠距離技の「鬼火」があるので、逃げながらの戦いにも使える。

 敵としてでてきた時は、炎属性のクリーチャーを守っていることが多い。この子を先に倒さないと弱点が有効につけず、他の炎属性が大暴れするので先に倒したい。移動が高いので、ダメージが軽減していても水属性の技でダメージを稼ぐのがお勧めと言える。

元ネタ

中国の四神

中国で四方を守護されると考えられた神聖な獣のことを、四神という。
 だが中国には世界を4つに分けるという発想はなく、中央にもう一つの要素が加わる。これが西洋の四大元素に対する東洋の五行思想である。その中心には麒麟か鳳凰、黄龍を加える例が見られる。
 中国においてはこれら神聖な獣の図が盛んに描かれるようになるが、そいつらについての神話や伝承はほとんど伝えられていない。
 そのうちの南・夏を守護する火の聖獣が朱雀である。
 朱雀とは、中国の四神のひとつであり、南を守護する存在である。
 火の鳥というイメージがあるが、そのとおりであり朱雀は名前自体が火の鳥を意味しており、季節でいえば夏を示しているからだ。
 長い首と竜の紋と鶏のくちばしを持った孔雀のような姿をしており、特徴的な長い尾も持つ。五色の音色で鳴き、翼も5色で彩られているとされる。
 翼を広げた状態で描かれることが多いが、それは翼を広げることで厄災から守ることができるからだと言われる。
 その翼で福も招くといわれる朱雀は梧桐の木にのみ住むとされている。

出典
・荒木正純『知っておきたい 天使・聖獣と悪魔・魔獣』(株式会社西東社、2011年)127ページ
・「世界の幻獣・ドラゴン」を研究する会『よくわかる世界の幻獣ドラゴン大辞典』(廣済堂あかつき株式会社、2008年)198~199ページ
・桜井めぐみ・ほか『萌え萌え幻獣辞典』(株式会社イーグルパブリッシング、2007年)80~81ページ
・おおつ やすたか・ほか『魔獣大百科』(株式会社メディア・テック、2007年)88~93ページ