バジリスク

無属性

能力値

HP

50(102位)

召喚時間

SP

14(95位)

召喚コスト

攻撃

185(3位)

召喚キャパ

防御

40(102位)

ZOC

魔力

65(95位)

移動

4値合計

340(91位)

 

※値はすべてレベル50の時のものです。

特殊能力

毒時攻撃力アップ

毒状態時攻撃力+30

魔眼

常時命中+35% 状態暗闇無効

 

 

 

 

 

習得技

技考察

強打撃

主力技。この攻撃でガンガン行こう。

邪視

相手を石化にできるが命中率が当てにならない。

毒霧。消化液

攻撃力だけでは突破できない相手のために。

熱気

耐久が低いので積めない。

打撃・強打

SPが枯渇する前に倒されるか戻されるのでいらない。

        










管理人の感想

 圧倒的な攻撃の数字が目を引くクリーチャーだ。

 召喚時間・召喚コストの低さと防御性能の低さを考えると専ら打ち逃げに使われる。1ターンでも場にとどめておこうものならすぐ倒されるからだ。攻撃力のあり余るこの子を1発屋で終わらせてはもったいないにもほどがある。攻撃力のないマスターにとってはこの子の召喚コストの少なさもあり(4なので並の技と変わらない)1ターン遅れの攻撃手段として代用品としては余るほどの性能を見せてくれる。

 「魔眼」で命中率が下がらないので、ほぼ確実に攻撃を当てて仕事をすることができる。「毒時攻撃アップ」はおまけと考えよう。

 敵としてでてきた時は一転して大したことないキャラになる。遠距離攻撃でたいてい一撃だからだ。

元ネタ

ヨーロッパの伝説の生物

バジリスクとは中東ヨーロッパで信じられていた伝説上の生き物であり、ギリシャ語で小さな王という意味である。そして24センチほどの蛇で、頭部に王冠型の模様があるとされる。つまり蛇の王であり、強力な毒を以て蛇世界を制するとされる。
 小さな蛇だが毒が強烈であり、体に触れたり息がかかると木は枯れ、岩は熱で割れ、生物は毒で死ぬという。その致死性の高い毒の効果によって、バジリスクは死を表すともいわれ、いつしか視線にも毒の作用があるとされるようになった。そのバジリスクの毒は空を飛んでいる鳥類にも届くといわれている。別の説では、その視線は毒の効果ではなく石化させる効果だとされる文献もある。バジリスクが飲んだ川は数百年にもわたって汚染され、他の生物を苦しめた。
 大きな特徴は、普通の蛇のようにうねりながら移動するのとは違い、体を半分持ち上げながら移動するというもの。
 弱点は天敵であるイタチを用意するか、視線に毒があることを利用して鏡を用いること、そして雄鶏の鳴き声をきかせて、バジリスクに発作を起こして動けなくすることである。

出典
・荒木正純『知っておきたい 天使・聖獣と悪魔・魔獣』(株式会社西東社、2011年)246~247ページ
・「世界のドラゴン」を追及する会 ほか『よくわかる世界のドラゴン事典』(株式会社ウェッジホールディングズ、2008年)104~106ページ
・「世界の幻獣・ドラゴン」を研究する会『よくわかる世界の幻獣ドラゴン大辞典』(廣済堂あかつき株式会社、2008年)330~331ページ
・桜井めぐみ・ほか『萌え萌え幻獣辞典』(株式会社イーグルパブリッシング、2007年)108~109ページ
・おおつ やすたか・ほか『魔獣大百科』(株式会社メディア・テック、2007年)52~35ページ
・TEAS事務所『萌えるモンスター事典 陸の巻』(株式会社ホビージャパン、2013年)98~101ページ