紅葉

炎属性

能力値

HP

160(8位)

召喚時間

SP

14(96位)

召喚コスト

攻撃

130(17位)

召喚キャパ

防御

90(53位)

ZOC

魔力

80(79位)

移動

4値合計

460(25位)

 

※値はすべてレベル50の時のものです。

特殊能力

瀕死時攻撃アップ

HP25%以下の時攻撃+40%

暴走

フェイズの始めに攻撃+5%HP-10%

与ダメ攻撃アップ

技でダメージを与えた時自分の攻撃+5%

被ダメ攻撃アップ

技でダメージを受けた時自分の攻撃+5%

 

習得技

技考察

烈火連撃

攻撃するほど攻撃が上がるので、特殊能力とのシナジーがある。

火撃・炎撃

一致特殊技。射程がある。

ファイアパンチ・ファイアチャージ

一致物理技。

打撃・強打・強打撃

炎技がきかない相手へ。

体当たり・突進

相手を動かせる技。

暖気

さらに攻撃をあげられるが、この子の寿命はそんなに長くない。

漆黒の炎

命中が低いのでいらない。

       

 


管理人の感想

初めてこの子を見た時、なんか勝手に体力が減っていくシュールさと能力値の欄の+の値に目を飛びださせた人が多いのではないだろうか。

 この子は特殊能力によってどんどん強くなるのである。ダメージを与えても受けても攻撃力が上がっていく。攻撃は回数重視のようで、「烈火連撃」を使うと攻撃上昇幅を大きくできるらしい。味方からの攻撃でも攻撃力が上がっていく。「暴走」によっても攻撃が上がっていくので、ターンを経るごとに手がつけられなくなっていくのだ。回復させることができるなら、上昇は天井知らずとなるだろう。

 「暴走」でHPが減っていくので、寿命が短いのは目に見えて明らかだ。それに攻撃の射程も短いので、高ZOCのクリーチャーが相手では手が出せないまま逃げられ、結局こちらが勝手にやられてしまうこともある。長く場にいることができても、今度はSPが少なめなのが問題だ。この3点が明らかにこの子の評価を落としているので、味方のサポートでこの欠点のどれか1つでも埋めて、この子を輝かせたいところである。

 敵としてでてきた時は、攻撃性能の高さから脅威となりえる。「暴走」によるダメージ減少に期待せず、全力で攻撃を加えたいところだ。「暴走」による減少ダメージは相手の最大体力の10%(つまり毎ターン固定。50レベルだと16ダメージ)なので、それを頭に入れてダメージを入れるのもいい対策だろう。

元ネタ

紅葉伝説

紅葉とは、長野県北部に伝わる紅葉伝説の女主人公である。
 紅葉は平安時代に子宝に恵まれない両親に生まれたが、その両親が子供が生まれるように魔王に願った結果生まれた存在であるため、紅葉には人並み外れた知性と美貌が備わっており、妖術も使えたとされている。
 その美貌はある皇族の目にとまり寵愛を受けるようになったが、その正室の座を狙っている欲がばれて辺境の地であった今の長野に追放されてしまうのである。追放された地でもその美貌と知性で人々を魅了するが、京の暮らしに慣れてしまった彼女はそれに物足りなさを感じ、京にもどるための資金を集めるためにその裏でならず者のリーダーとして暴れ回った。
その略奪行為によって紅葉は鬼女と呼ばれるようになり、最終的には朝廷軍に打ち取られてしまうのである。
 悪事を働いた紅葉であったが、今でも地元では人気キャラクターであり、毎年10月20日になると今でも鬼女紅葉まつりを開催している。

出典
・TEAS事務所『萌える妖怪事典』(株式会社ホビージャパン、2013年)169ページ