オニャンコポン

無属性

能力値

HP

145(18位)

召喚時間

SP

21(31位)

召喚コスト

攻撃

75(74位)

召喚キャパ

防御

100(34位)

ZOC

魔力

115(32位)

移動

4値合計

435(38位)

 

※値はすべてレベル50の時のものです。

特殊能力

精霊迎え

自マスターがクリーチャーを召喚する時、召喚コスト-1

 

 

 

 

 

 

 

習得技

技考察

闇の渦・光の渦

味方の召喚時間を減らすことができる。光の渦は準専用技であり必須レベルの技。闇2回光1回でSPがぎりぎり1残る。

石の壁・岩石の壁・

石の牢

相手の動きを止めることができるが、そんなことより味方の数を増やしたい。

水の矢・水の刃・

水波

水属性の技。単体か範囲攻撃で選ぼう。

湧き水

この子は無属性なので単なる補助技。いらない。

重力砲

飛行相手を何とかする補助技として考えてよい。

地震

SP消費が激しいうえ攻撃力が半端なのであまり使わない。

散り際を見極めることができるなら入れるも一興。

体当たり・念力

属性一致の技。補助技や属性ある技のほうが協力である。

        







管理人の感想

補助技が充実しているタイプのクリーチャーだが、この子は「光の渦」の存在が大きい。

 「光の渦」の存在がでかいので、SPの問題もあり他の役割を任せることはほとんどないだろう。特に「光の渦」と「闇の渦」の両方を使うとSPが1だけ残るところがポイントだ。召喚時間のかかるクリーチャーが他にいないならもう1回光の渦を使って捨てるなり、攻撃技(主に追加効果の優秀な地震)を使うなり、相手をおびき寄せる囮にするなりでいい。攻撃性能は大したことないし、渦の技を使った時点でこの子は仕事をしているからだ。ついでにファミリア岩を呼び出せるが、わざわざこの子ですることではない。

 他に最高級クリーチャーが控えているときは温存するといい。5ターンでSPが20たまるが、そんな余裕がない時は「闇の渦」が出せるくらいいまで回復させておくと効率がいい。

 敵としてでてきた時は、ほぼ確実に最高級クリーチャーの時間短縮をして死んでいく。なのでこの子単体で対策する必要はない。逆にいえば対策のしようがないので、最高級クリーチャーに強い属性の子を用意するべきだ。

元ネタ

アフリカの伝承

日本語ではあまりにもふざけた名前に見えるが、アフリカ西部における創造神・天空神である。別名はニャメである。この世界を作ったとされている。
 人間に生きる喜びや光を与えたのもオニャンコポンだとされており、その威光は極めて大きいものだとされている。なのでオニャンコポンを信じる方々は窮地に陥るとこの子に助けを求めたと言われる。オニャンコポンは男神とも女神とも表されるが、両方の性を持つ神々は当地では普通である。
 またアシャンティ族の人々は雷を神の斧と称し、そのレプリカを供物として供えることもあった。昔は天と地の距離が近く、人間が手を伸ばせばすぐ届くほどだったという。当然雲も我々の目の前にあり、お腹がすいたら雲を食べることができたほどだ。オニャンコポンはそんな世界の雲の上に住んでいた。
 だがある日、一人のばあさんがヤムイモをたまたま近くにいたオニャンコポンにぶつけてしまう。オニャンコポンに謝るため住処へ行こうとするのだが、行く途中で道が崩れてしまい、その瓦礫で人々が多く死んでしまう。それを嘆き悲しんだオニャンコポンは、自分が人々に届くようなところに住んでいたのが悪いと思い、天を人々の届かないほど高いところへ引き上げてしまったと言われる。
 他の大神と決定的に異なるのは、人々のすぐそばにいたこと、自分によって人々が多く死んだことを反省するところだろうか。少なくともこの子の元に謝りに来る人がいるほど慕われていたのだから。

出典
・岩田和義・ほか『萌え萌え女神事典』(株式会社イーグルパブリッシング、2007年)60~61ページ