シヴァ

闇属性

祖神

 

闇の主神。「破壊神」によってマスター以外のすべてのクリーチャーが

死亡になるので、マスターの強ささえ何とかしてしまえば勝ちが確定する。

いかにマスターに対する一貫した態度をとれるかが重要となるだろう。

能力値

HP

225

SP

30

 

攻撃

300

召喚時間

 

防御

150

召喚コスト

15

 

魔力

150

召喚キャパ

 

4値合計

825

ZOC

 

 

技数

 

移動

 

※値はすべてレベル50の時のものです。

能力

破滅の願い

C-

自マスターの攻撃力が250以上の時に召喚可能になる。

破壊神

X

召喚完了時に発動、その後[待機]になる。全ての[召喚中][召喚済]クリーチャーのHP、SPを0にして[死亡]にする。

 

 

 

 

 

 






 

 

習得技

技説明

技考察

カタストロフィ

無属性  物理  攻110 命100 ク0 射1 範1 コ12 

 

オンスロート

無属性  物理  攻35 命95 ク5 射1 範1 コ10

 3回攻撃。

 

ホロコースト

無属性  魔法  攻80 命100 ク0 射6 範3 コ13 

 

テンペスト

無属性  魔法  攻40 命100 ク0 射0 範99 コ10

 自分には命中しない。技の属性が天気と同じになる。

 

アースフューリー

無属性  魔法  攻40 命100 ク0 射0 範99 コ10

 自分には命中しない。技の属性が対象のいる地形と同じになる。

 

漆黒の波動

闇属性  魔法  攻70 命100 ク5 射2 範1 コ3 

 

シャドウブラスト

闇属性  魔法  攻50 命100 ク0 射3 範1 コ2 

 

シャドウストーム

闇属性  魔法  攻50 命100 ク0 射4 範2 コ4 

 

シャドウノヴァ

闇属性  魔法  攻50 命100 ク0 射4 範3 コ6 

 

真我殺

無属性  変化  攻0 命100 ク0 射3 範1 コ8

 [召喚中]にも命中。対象のSP18減少。

 

        

 

クリーチャーの解説

召喚した瞬間に能力が発動して帰還するため、描けません。

トロフィークリーチャーと見てもいいだろう。

 

元ネタ

インド神話

シヴァとは、インドの3大主神の1人として数えられる破壊神である。伊舎那天とも言われる。

その姿は色黒く、首に蛇と骸骨の数珠を巻き付けており、虎の皮を腰にまとい長い髪を頭上に結っており、顔に第3の目をもち、手にはトライデントを持つ。この第3の目が最大の特徴であり、そこからは破壊光線や槍が出ると言われる。

この第3の目は妻のパールヴァティーによるものだとされている。彼女がシヴァの気を引こうと両目を隠したところ、世界が暗闇と化するのだが、その時に第3の目が現れ光線を放つことで世界に光が戻ったという。

またトライデントはシヴァのお気に入りの武器であり、これはシヴァがサイクロンの神であることの象徴であるとされる。

青黒い肌にも訳があり、乳海攪拌という世界を作る儀式のとき、世界を混ぜるのに使われた大蛇が間違って毒を混ぜてしまったことがある。その毒をシヴァが飲み干したおかげで世界は無事作られるのだが、シヴァの外見はこの毒で青黒くなったといわれる。故に3大主神の中では最も魔獣に近い外見・性格をしているのである。

インド神話最古の書物「リグ・ヴェーダ」には、暴風雨の神ルドラの尊称だとされている。この神は豪雨雷撃台風で家屋を破壊し人や家畜を殺す恐怖の神とされているが、その一方で生命をはぐくむ台風モンスーンが神格化された存在だともされていた。

シヴァには熱い恋愛物語が存在する。ブラフマーの孫娘サティーはシヴァに恋をしていたが、その父がシヴァを大嫌いだったため、あらゆる手段でその恋愛を阻止するのである。サティーがその父にうんざりして聖火に身を投げて死んだことを知ったシヴァはサティーの父の所有物を徹底的に破壊しつくしたあと、その怒りは悲しみに変わり、サティーの亡骸を抱いて世界をさまよったのである。

そんなシヴァを見たヴィシュヌはサティーの死骸をバラバラにし、シヴァに正気を取り戻させた。正気に戻ったシヴァは長年苦行をつづけ、その間にパールヴァティーとして生まれ変わったサティーと再会し、ようやく二人は結ばれるのである。

時代が下り、今の日本では七福神の一人の大黒天とされる。仏教にとっては破壊の姿が仏敵を追い払う頼もしい姿に見えたのだろう。この姿も、シヴァを受け継いだ黒い肌を持つ。もともと破壊神だったシヴァは、大黒天となってからは温厚な性格となったのであった。

 

出典

・松村一男『知っておきたい 世界と日本の神々』(西東社、2010年)214~217ページ

・幻想世界を研究する会『よくわかる 「天国・神界の住人」事典』(株式会社ウェッジホールディングズ、2008年)236~237ページ

・おおつ やすたか・ほか『魔獣大百科』(株式会社メディア・テック、2007年)139~140ページ