アリオク

闇属性

悪魔

闇と炎の２つの属性が扱える攻撃的なクリーチャー。

この子がいるだけで、能力によって自分・マスター・味方の誰が

被害を受けてもこの子に恩恵が来るようになっている。

能力値

ＨＰ

１４０

ＳＰ

１７

攻撃

９５

召喚時間

３

防御

８５

召喚コスト

８

魔力

７０

召喚キャパ

１

４値合計

３９０

ＺＯＣ

１

技数

３

移動

５

能力

飛行

C

常に[飛行]になる。

不屈

C

味方が[死亡]になった時に攻撃力、防御力、魔力５％アップ。

反撃

C+

技でダメージを受けた時に技使用者が自分のＺＯＣ内に居れば[無属性：物理：攻撃値５０]の技を使用する。

復讐者

D+

自マスターが敵から技でダメージを受けた時に自分の攻撃力、防御力５％アップ。

クリーチャーの解説

　不諦悪魔（ストロングハートデビル）
　闇属性の単純なアタッカー。闇属性の中では使いやすいがそこまで能力値が高いわけでもないので、能力を理解した使い方で良さを生かす必要があるだろう。

・技は単純。能力と一緒に考えてこの子を使っていきたい。

技は射程１の技がそろうが、闇・炎属性技のため対応範囲はある方である。その射程１という欠点も「飛行」があるため攻撃するにあたってはそれほど大きな欠点とはならない。

能力によって、クリーチャーが倒されるかマスターがダメージを受けるたびに強くなるのがこの子の個性である。故にクリーチャーに頼らないタイプのマスターやファミリアを多く生成するパーティとの相性がかなりいい。マスターが先陣を切ることでこの子の能力が上がりやすくなったり、ファミリアの死によっても強くなれるからだ。

「反撃」はこの子のＺＯＣ内から攻撃を受けなければ（射程１の技でしか）発動しない。魔法主体のクリーチャーの相手は得策ではないと言えるが、このゲームのほとんどは魔法技なので、「反撃」はおまけ程度に考えることだ。

・再召喚はしたくない、低耐久でも長居できる立ち回りができるかどうか！

「不屈」を生かすにはできる限り長い間いてもらいたいところだが、能力値が高くないことから、出すタイミングを見極め、できるだけ「不屈」を発動させやすくする戦術力が多少必要となる。

マスターとともに進撃することで、戦況とともにこの子の強さも変わってくるクリーチャーなので、能力による能力値上昇がこの子の持ち味なのもあり、召喚時間が短くても再召喚は考えないほうがいいだろう。低耐久の壁を乗り越え能力をうまく上げることができれば、攻撃技の威力の高さから活躍してくれるようになる。

元ネタ

旧約聖書

アリオクとは、ヘブライ語で「獰猛な獅子」を意味する元天使である。

堕天使の一人であり、ルシファーに仕えて虐殺や災害のタネを撒く偉大なる復讐の悪鬼として名前が登場する。

地獄の辞典においては、雇い主の個人的復讐を援助する堕天使である。右手には大きな斧を、左手には燃え盛る松明を持っており、蝙蝠のような巨大な翼で逃げ惑う人々を襲うとされる。

出典

・ＴＥＡＳ事務所『萌える悪魔事典』（株式会社ホビージャパン、２０１２年）１７４ページ

・森瀬繚『「堕天使」がわかる事典』（ＳＢクリエイティブ株式会社、２０１４年）１００～１０１ページ