ナムタル |
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闇属性 |
悪霊 |
数々の姦計を持つ火力以外ならお任せなクリーチャー。 数々の弱体技に状態異常に「精神攻撃」をもち、さらに ZOC2・「反射[麻痺]」を持つので、居るだけで相手に嫌がられる存在だ。 |
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能力値 |
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HP |
115 |
SP |
16 |
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攻撃 |
70 |
召喚時間 |
3 |
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防御 |
95 |
召喚コスト |
7 |
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魔力 |
105 |
召喚キャパ |
1 |
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4値合計 |
385 |
ZOC |
2 |
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技数 |
4 |
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移動 |
4 |
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※値はすべてレベル50の時のものです。
能力 |
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汚染 |
C |
毒のダメージが50%アップ。 |
反射[麻痺] |
D |
技でダメージを受けた時に35%の確率で技使用者を[麻痺]にする。 |
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習得技 |
技説明 |
技考察 |
打撃 |
無属性 物理 攻45 命100 ク10 射1 範1 コ1 |
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毒霧 |
無属性 変化 攻0 命100 ク0 射1 範1 コ5 対象を[毒]する。 |
お好きな状態異常をどうぞ。
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重力負荷 |
無属性 変化 攻0 命100 ク0 射4 範1 コ1 対象を[重力]にする。 |
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黒霧 |
無属性 変化 攻0 命100 ク0 射4 範1 コ5 対象を[暗闇]にする。 |
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痺れガス |
無属性 変化 攻0 命100 ク0 射1 範1 コ5 対象を[麻痺]にする。 |
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催眠術 |
無属性 変化 攻0 命100 ク0 射1 範1 コ7 対象を[睡眠]にする。 |
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邪視 |
無属性 変化 攻0 命35 ク0 射1 範1 コ5 対象を[石化]にする。 |
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封印術 |
無属性 変化 攻0 命100 ク0 射1 範1 コ3 対象を[封魔2]にする。 |
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惑わす |
無属性 変化 攻0 命100 ク0 射1 範1 コ3 対象を[雑念]にする。 |
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攻撃弱体 |
無属性 変化 攻0 命100 ク0 射2 範1 コ2 対象の攻撃力5%ダウン。 |
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防御弱体 |
無属性 変化 攻0 命100 ク0 射2 範1 コ2 対象の防御力5%ダウン。 |
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魔力弱体 |
無属性 変化 攻0 命100 ク0 射2 範1 コ2 対象の魔力5%ダウン。 |
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精神攻撃 |
闇属性 変化 攻0 命100 ク0 射2 範1 コ2 マスターには命中しない。対象のSP4減少。 |
この子にとってはこれが直接攻撃。 |
クリーチャーの解説 |
忌みの意味を体現する負の象徴
8種類の状態異常技に加え弱体技を持つので非常にカスタマイズ性が高い。技数は4なので、他のクリーチャーと相談して決めたい。この子に状態異常役を一任するならばすべて状態異常技で固めるのもよいが、「精神攻撃」という貴重な技を覚えるのでそれもまたぜひ入れたいところである。有能な技が多いため人によって技構成に非常に差の出るクリーチャーの一体であろう。 上記の嫌らしく揃う状態異常技に加えて、この子はZOC2のため状態異常を受けた相手を逃がさないこともできる。「反射[麻痺]」のおかげで数字以上に壁役の適性を見せてくれるところも魅力的である。若干もろ目であることには気をつけよう。 毒にする技と「汚染」を合わせ持っているため、それらをこの子1体でシナジーさせるもできる。だがこの能力は他の子で毒を与えていても発動するためあえて毒付与を他の子に任せる戦術もまたありである。 単純に毒と「精神攻撃」を使い分けるだけでも強い。
「毒霧」と能力「汚染」を合わせてダメージの多い毒状態にするのもよし、「惑わす」と「精神攻撃」を合わせてSPをより多く削るのもあり、ハナから「反射[麻痺]」に期待してその補助のために「黒霧」を入れたり、「精神攻撃」とZOC2を合わせて相手をハメることもできると、多数のシナジーを持っている。「封印術」で相手の帰還を抑えたところでSPを削る戦法も取れる。攻撃技ではない攻め方に関してはほかのクリーチャーより長けているので、他のクリーチャーの攻撃を引き立てる動きをすることでこの子は光るといえよう。
SPが状態異常技を使い切るには少ないところが欠点だが、召喚時間が短いので引っ込めやすく、SPが回復してから再召喚という使い方ももちろんよい。相手側に治し技を持つクリーチャーがいれば、そいつを倒してから再召喚という立ち回りがかなり重要であるからだ。 相手マスターに状態異常を治す手段があると、とたんに存在が弱くなる。その場合は召喚時間の長いクリーチャーのSPを狙って相手の負担を重くしていきたい。状態異常を与える技に射程1が多いのでZOCのある子にも弱い。この子自身の召喚時間は短めなので、戦況を見極めて後出しするほうが使いやすいだろう。 |
元ネタ |
メソポタミア神話 |
ナムタルとは、メソポタミア神話に登場する怪物の1体である。 冥界から出られない冥界の女神エレシュキガルの代理としていろいろ働く仕事をしている。 女王エレシュキガルはナムタルを大切にしていたらしく、神々の宴会へナムタルを代理として遣わせた時、彼に無礼を働いた病と戦争の神であるネルガルという神に腹を立てたという。 だがその命令のほとんどはネルガルを冥界へ連れてくるというモノであり、ネルガルとエレシュキガルをくっつけた張本人ととることもできる。 ちなみに、名前には急死するという意味があり、死の擬人化であるという解釈もできる。
出典 ・松村一男『知っておきたい 世界と日本の神々』(西東社、2010年)158~161ページ |