アスクレーピオス |
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光属性 |
神 |
能力「蘇生」によって死亡クリーチャーに処置が施せる唯一のクリーチャー。 技のバリエーションも技数もあるが、SPが少なめなので 「蘇生」する前に死なないようにしたい。 |
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能力値 |
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HP |
115 |
SP |
14 |
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攻撃 |
70 |
召喚時間 |
5 |
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防御 |
105 |
召喚コスト |
8 |
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魔力 |
110 |
召喚キャパ |
1 |
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4値合計 |
400 |
ZOC |
1 |
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技数 |
6 |
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移動 |
4 |
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※値はすべてレベル50の時のものです。
能力 |
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蘇生 |
B |
発動型 射程0 範囲1 回数1 選択した自分の[死亡]のクリーチャーをHP、SP全快で[待機]にする。 |
回復耐性無視 |
D |
技の効果で対象のHPを回復する時に回復耐性を無視する。 |
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習得技 |
技説明 |
技考察 |
念力 |
無属性 魔法 攻40 命100 ク5 射1 範1 コ1 |
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光の波動 |
光属性 魔法 攻60 命100 ク0 射2 範1 コ2 |
攻撃しなくても仕事いっぱい。 |
毒治し |
無属性 変化 攻0 命100 ク0 射2 範1 コ2 対象の[毒]を治す。 |
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火傷治し |
無属性 変化 攻0 命100 ク0 射2 範1 コ1 対象の[火傷]を治す。 |
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凍傷治し |
無属性 変化 攻0 命100 ク0 射2 範1 コ1 対象の[凍傷]を治す。 |
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重力治し |
無属性 変化 攻0 命100 ク0 射2 範1 コ1 対象の[重力]を治す。 |
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暗闇治し |
無属性 変化 攻0 命100 ク0 射2 範1 コ2 対象の[暗闇]を治す。 |
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麻痺治し |
無属性 変化 攻0 命100 ク0 射2 範1 コ2 対象の[麻痺]を治す。 |
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怯み治し |
無属性 変化 攻0 命100 ク0 射2 範1 コ1 対象の[怯み]を治す。 |
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睡眠治し |
無属性 変化 攻0 命100 ク0 射2 範1 コ2 対象の[睡眠]を治す。 |
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石化治し |
無属性 変化 攻0 命100 ク0 射2 範1 コ3 対象の[石化]を治す。 |
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行動不能治し |
無属性 変化 攻0 命100 ク0 射2 範1 コ3 対象の[移動不能][技不能]を治す。 |
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封魔治し |
無属性 変化 攻0 命100 ク0 射2 範1 コ3 対象の[封魔]を治す。 |
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回復不能治し |
無属性 変化 攻0 命100 ク0 射2 範1 コ2 対象の[回復不能]を治す。 |
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雑念治し |
無属性 変化 攻0 命100 ク0 射2 範1 コ2 対象の[雑念]を治す。 |
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状態異常治し |
無属性 変化 攻0 命100 ク0 射2 範1 コ6 対象の状態異常を全て治す。 |
この技に頼るとSPが足りない。 |
状態変化解除 |
無属性 変化 攻0 命100 ク0 射2 範1 コ5 対象の状態変化をすべて解除する。 |
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ステータス解除 |
無属性 変化 攻0 命100 ク0 射2 範1 コ5 対象の永続的なステータス変化をすべて解除する。 |
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癒しの風 |
風属性 変化 攻0 命100 ク0 射1 範3 コ4 直線攻撃。対象のHP13%回復。 |
各種回復技。 |
癒しの実 |
木属性 変化 攻0 命100 ク0 射3 範3 コ4 対象のHP15%回復。 |
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癒しの水 |
水属性 変化 攻0 命100 ク0 射4 範2 コ4 対象のHP10%回復。 |
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癒しの光 |
光属性 変化 攻0 命100 ク0 射0 範2 コ4 対象のHP12%回復。 |
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全治 |
光属性 変化 攻0 命100 ク0 射2 範1 コ1 クリーチャーに命中。対象のHP、SPを全快にして[待機]にする。対象の召喚時間、召喚コスト分のSPをさらに消費する。 |
使いづらい専用技。 |
クリーチャーの解説 |
星々に語り継がれる医聖
能力「蘇生」によって死亡した味方クリーチャーを復活させることができる。クリーチャーの復活はこの子にしかできないため、このゲームにおいては1・2を争う非常に強力な能力である。 場所を選ばず、復活時に必ずHP・SPを全回復させるところが強力な理由である。 蘇生させても召喚時間・召喚コストはそのままなので、召喚時間の長いクリーチャーとの相性は、復活時にある程度戦闘が進んでいることを考えるとよくない。そのため召喚リソースの特に召喚時間の少ないクリーチャーの方が復活に適していると言える。 「蘇生」は誰かが死亡していないと使えないが、目当ての子が死亡してから召喚するのは、召喚時間5ということで後手に回りやすいため、強力な効果である反面使いやすさは決して高くはない。敵陣に死亡覚悟で押せ押せで攻めた後、この子によって蘇らせるという戦い方が、攻めに適したクリーチャーに対する良い「蘇生」の使い方といえるだろう。「蘇生」で発動型能力・死亡時発動能力の回数復活はしない。 「蘇生」の欠点をあえてまとめ挙げるならば、1回しか使えないことと、この子自身の召喚時間の遅さ+「蘇生」させた子の召喚時間の待機時間が必要なところであろう。 「蘇生」はクリーチャーが減る終盤に強いため、召喚時間が短いアタッカーとは逆の戦力バランスのとり方となる。「蘇生」の能動的な使い方に関しては、敵に倒された味方に使うより使い捨てかSP枯渇死した味方に使うというやり方になるだろう。意外と使いどころは難しい。 この子はSPを回復させることはできないが、「蘇生」によってアタッカーを生き返せば実質1体で2枠分のアタッカーを用意できる(頭数の節約ができる)ことになるため、この子を入れるパーティに限っては回復役を2体いれることもありである。
技の数は多いものの、SP14という作中でもかなり少ないSPに編成・戦闘中にはかなり悩まされることになる。安易にSPを6も消費する「状態異常治し」に状態異常の治療を一任することはできない、つまり他の治し技を入れることでSPの節約に努める必要があるということだ。この子の防御性能は並以上あるため、容易に枯渇死させることは「蘇生」込みにしても割に合っているとはいいがたい。
この子にはもう一つの強力な能力「回復耐性無視」があるので、回復技は外すことはできない。召喚時間が長いものの回復役としては防御力が高いことや能力の有用さからかなり存在感が大きいクリーチャーである。SPの少なさが気にかかるが、「マナの実」を持つクリーチャーと組めばそれを補うことができ、この子の硬さも手伝って味方を安定的に回復させることができるようになる。 「回復耐性無視」のため他の回復役の後に回復役を務めても十分活躍できるのも他の回復系クリーチャーとはかなり違うところである。だがそれはサポート役なのにサポート役が必要という欠点を補っているだけとも言えるため、この子の採用は「蘇生」にどれほどの価値を見出せるかによる。 |
元ネタ |
ギリシャ神話 |
アスクレーピオスとは、ギリシャ神話の医者の神様である。本作にでてくるアルテミスの双子の兄、アポロンの息子である。 父アポロンから病を治す才能を授かり、育ての親であるケンタウロスのケイロンからも医術を学び、彼らにこたえるように若いころから熱心に師匠から医学の教えを学び研究を重ね人々にその技術を伝えて多くの人々を救った。 だが極めすぎて、ついに死んだ人を生き返らせることができる方法を得てしまう。このことは、死の国の王の仕事を奪うことになるため、大神ゼウスの兄ハデスはアスクレーピオスを非難する。その非難を受けたゼウスの裁きを受けてアスクレーピオスは死んでしまう。 だがゼウスは、死後もその存在を風化させまいと(ゼウスお気にいりの息子であるアポロンに怒られて)星座「へびつかい座」にしてその努力を認めたのだった。 そしてアスクレーピオスはギリシャにおける医学の神としてまつられることになった。
出典 ・松村一男『知っておきたい 世界と日本の神々』(西東社、2010年)56ページ |