イスラーフィール |
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光属性 |
天使 |
能力でファミリアを呼び出すことができるクリーチャー。 1ターンで召喚と強化ができるのがこの子の個性である。 この子自身は光属性なので、「属性:不死」のファミリアに強い。 |
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能力値 |
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HP |
115 |
SP |
16 |
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攻撃 |
80 |
召喚時間 |
4 |
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防御 |
90 |
召喚コスト |
10 |
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魔力 |
100 |
召喚キャパ |
1 |
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4値合計 |
385 |
ZOC |
0 |
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技数 |
4 |
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移動 |
4 |
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※値はすべてレベル50の時のものです。
能力 |
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終末のラッパ |
B+ |
発動型 射程1 範囲1 回数4 自分と同レベルの[種族:不死]のファミリアをランダムで1体召喚する。 |
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習得技 |
技説明 |
技考察 |
打撃 |
無属性 物理 攻45 命100 ク10 射1 範1 コ1 |
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強打 |
無属性 物理 攻60 命100 ク10 射1 範1 コ2 |
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光の波動 |
光属性 魔法 攻60 命100 ク0 射2 範1 コ2 |
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黒霧 |
無属性 変化 攻0 命100 ク0 射4 範1 コ5 対象を[暗闇]にする。 |
この子が敵にすることといったらこれでいいだろう。 |
浄化の光 |
光属性 変化 攻0 命100 ク0 射3 範1 コ4 [種族:不死]ファミリアに命中。対象を[死亡]にする。 |
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屍兵強化 |
闇属性 変化 攻0 命100 ク0 射3 範1 コ3 [種族:不死]のファミリアに命中。対象の攻撃力、防御力、魔力25%アップ。 |
余ったSPはこの技に充てたい。 |
クリーチャーの解説 |
涙のラッパ奏者
能力である「終末のラッパ」によってアンデッ娘を出すのがこの子の役割となる。この方法では4回しか使えず出てくるファミリアもランダムだが、能力で召喚するので召喚と「屍兵強化」の2つの行為を1ターンでできる。この速さがこの子の特徴である。 この子の召喚コストが10と結構多いうえ「終末のラッパ」の回数を増やす手段はないため基本的に再召喚は考えない。 耐久力はある方なので4回使い切ることは難しくないはずだ。
アンデッ娘を出し切ったらもうこの子自身に大きな役割はない。敵に突っ込んで削り専門に戦うか「屍兵強化」に徹するか「黒霧」をばらまくかであろう。他のクリーチャーが出すアンデッ娘を強化することももちろんありだ。 アンデッ娘強化を最初から強化を度外視することでほかの技(特に「浄化の光」)の使用を考えることもできる。敵側のファミリアを倒しながらこちらのファミリアを増やすという、他のファミリア系クリーチャーにはできない立ち回りもできたりする。召喚コストの高さ・「屍兵技強化」が適用されないことから、死霊使いとの相性はそこまでよくはない。 |
元ネタ |
イスラム教 |
イスラーフィールとは、イスラム教における音楽の天使である。名前には「燃えている者」という意味がある。 イスラム教の4大天使の一人と言われ、その中で最も美形と言われている。4つの翼を持ち、天を突きぬけるほどの長身を持つと言われる。 音楽を以ってアッラーを賛美し、この音楽によって聖歌隊は賛美歌を歌うとされている。また、最後の審判の日に終末のラッパを吹くのも彼の役割である。このラッパはアッラーの命によって吹くことになっており、2度吹かれる。1度目ですべてが死に、2度目ですべてがよみがえり、それぞれの行いに対して審判が下されるのだ。 地獄を1日に3回見張る役割も持ち、そのとき彼はその様子を見ながら大粒の涙を流すと言われている、その涙を放っておくと洪水になるらしく、他のヤツラはその涙を止めるのが大変だという。大きな体に合わず繊細な性格の持ち主であることがうかがえる。 イスラーフィールのラッパの中は小さな部屋がいくつかあり、その中で死者の魂が休んでいるとされる。ラッパを吹き鳴らされるとその魂が復活するといわれ、それがイスラーフィールが最後の審判において重要な働きをする役割を担う理由となっている。
出典 ・荒木正純『知っておきたい 天使・聖獣と悪魔・魔獣』(株式会社西東社、2011年)83ページ ・高橋一人・ほか『天使と悪魔がよくわかる本』(株式会社PHP研究所、2006年)158ページ ・幻想世界を研究する会『よくわかる 「天国・神界の住人」事典』(株式会社ウェッジホールディングズ、2008年)144~145ページ ・天使悪魔ドットコム『図解天使悪魔辞典』(株式会社幻冬舎、2009年)70ページ ・TEAS事務所『萌える天使事典』(株式会社ホビージャパン、2012年)96ページ ・早乙女研究所ほか『天使・悪魔・妖精イラスト大事典』(株式会社宝島社、2011年)92~95ページ |