ライラ

光属性

天使

 

能力「召喚支援」によって、1ターンに2度の召喚ができるようになるクリーチャー。

とにかく出して頭数をそろえたり同時召喚完了を図るのがこの子の仕事である。

死因の9割がSPの枯渇死だろう。

能力値

HP

110

SP

12

 

攻撃

60

召喚時間

 

防御

90

召喚コスト

 

魔力

95

召喚キャパ

 

4値合計

355

ZOC

 

 

技数

 

移動

 

※値はすべてレベル50の時のものです。


能力

召喚支援

D+

召喚完了時に1度だけ自マスターの召喚回数1アップ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 






 

習得技

技説明

技考察

打撃

無属性  物理  攻45 命100 ク10 射1 範1 コ1 

 

念力

無属性  魔法  攻40 命100 ク5 射1 範1 コ1 

 

光の波動

光属性  魔法  攻60 命100 ク0 射2 範1 コ2 

 攻撃するならこれだろう。

闇の渦

闇属性  変化  攻0 命100 ク0 射1 範1 コ7

 [召喚中]に命中。対象の召喚時間1ダウン。

 SP回復できないと2回使うと死ぬ。この子はいることが重要なクリーチャーなので使うタイミングに注意。

        

 

クリーチャーの解説

 連続召喚の理
 能力と渦技の所持が、味方の召喚を促すためにあるクリーチャー。そのためこの子を採用するにはどの子にこの子の恩恵を与えるかが非常に重要となる。


能力による同ターン内の複数回召喚。この子はそのためだけに採用される。

能力「召喚支援」は、召喚された1ターンだけ自マスターの召喚回数を1増やすというもの。つまりこの子がいるだけで1ターンに2回の召喚ができるのである。他の召喚手段ではできないことなので、その一点だけでも非常に存在価値のあるクリーチャーなのだ。

強いマスターで攻めて、軽いクリーチャーだけで構成すれば、連続召喚によりこれ以上ない速攻をかけることを可能にする。だが召喚が数回できるということはそれだけマスターのSPが減るということなので、SPの使い方を何度か試すことでパーティをよりよいものにしていきたい。

この子を使った作戦としてきわめて個性的かつ効果的なモノに、同じ召喚時間を持つクリーチャー2体の召喚完了をそろえて同時に進撃させるというプレイングがある。特に召喚時間3~6のクリーチャーは数が多いので、その子たちの同時進撃は非常に効果的かつ強力な戦術となる。この戦術の強さは、召喚時間の並んだ構成が強力なことからも周知のとおりである。


・技は貧弱。「闇の渦」を繰り返して消えていくか再利用か。

技のほうは下位互換技しかないので、その中でも能力と合う「闇の渦」を使用することになるだろう。「召喚支援」を利用し終わったら「闇の渦」2回で退場するのが基本的な使い方となる。
 再度1ターンに2回の召喚がしたいときはこの子を再利用する事となる。召喚コストが4なのでターン数と相談すれば十分に現実的である。

技数3だが、この子に戦力を期待することは能力値や技・使い方の面からも万が一にもできない。技を使用する際は、もったいないので必ずこの子の「召喚支援」に用がなくなった時にすること。

 

元ネタ

キリスト教

ライラとは、キリスト教に伝わる妊娠と出産を守護する天使である。その名前には「神の夜」という意味がある。

キリスト教の書物の一つである『光輝の書』において出産を見守り、守護する女性的な存在として登場するからである。子供が生まれるとその子の運命を予言するという。また当時の人々は、妊婦や赤ん坊はリリスという悪魔に標的にされると信じていたので、そいつの妨害を防ぐのもライラの仕事である。

ライラは父親の精液を神に差しだし、それに適した魂をライラは受け取る。その魂の特性によって性別や才能そして容姿や将来の豊かさが新生児に反映されるのだ。ライラは魂を胎児の中にいれるのだが、大抵の魂はそれまで豊かで楽しい神の元にいたので胎児に入るのを嫌がる。そんな魂を説得するのもライラの仕事である。

しかしユダヤ教では、名前が夜を意味することから悪魔と同列に語られることもある。悪魔として語られる時はリリスと大差ない性質となっている。

 

出典

・天使悪魔ドットコム『図解天使悪魔辞典』(株式会社幻冬舎、2009年)62ページ

・TEAS事務所『萌える天使事典』(株式会社ホビージャパン、2012年)80ページ