ラマッス |
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光属性 |
精霊 |
味方の守りが得意な光属性の即召喚クリーチャー。 ZOCを利用した回復やシールド技だけでなく、光属性では 貴重な範囲攻撃を扱うことができる。 |
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能力値 |
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HP |
110 |
SP |
14 |
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攻撃 |
60 |
召喚時間 |
2 |
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防御 |
105 |
召喚コスト |
6 |
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魔力 |
80 |
召喚キャパ |
1 |
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4値合計 |
355 |
ZOC |
2 |
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技数 |
4 |
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移動 |
4 |
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※値はすべてレベル50の時のものです。
能力 |
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飛行 |
C |
常に[飛行]になる。 |
お守り1 |
E |
自マスターが受ける技のダメージを5%カットする。 |
ステータス耐性 |
C |
技や一部の能力でステータスを下げられない。 |
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習得技 |
技説明 |
技考察 |
打撃 |
無属性 物理 攻45 命100 ク10 射1 範1 コ1 |
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強打 |
無属性 物理 攻60 命100 ク10 射1 範1 コ2 |
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ホーリーパンチ |
光属性 物理 攻55 命100 ク10 射1 範1 コ1 |
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ライトウィング |
光属性 魔法 攻60 命100 ク0 射1 範3 コ3 直線攻撃。 |
貴重な光属性の範囲技。 |
物理シールド |
無属性 変化 攻0 命100 ク0 射3 範1 コ2 対象を[物理シールド5]にする。 |
有用な能力を持ちながらこの技が使える。
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魔法シールド |
無属性 変化 攻0 命100 ク0 射3 範1 コ2 対象を[魔法シールド5]にする。 |
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状態シールド |
無属性 変化 攻0 命100 ク0 射3 範1 コ2 対象を[状態シールド5]にする。 |
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癒しの光 |
光属性 変化 攻0 命100 ク0 射0 範2 コ4 対象のHP12%回復。 |
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クリーチャーの解説 |
光の翼を持つヘルパー
能力「お守り」を持つクリーチャーの中では最も召喚時間が短い。効力こそ小さいがこの子の召喚などの低さや技の有用さもあり大きな恩恵を得ることができる。「飛行」によって補助技の邪魔をされにくいのもよいところである。
技にはシールド系の技と「癒しの光」が補助技としてあり、これらをそろえるクリーチャーの希少さに注目できる。さらにこれらを「飛行」とZOC2と召喚難度の低さが合わさることで敵に補助行為を妨害されにくい存在となっている。これらを合わせ持つ使いやすさが、他の壁張り要因にはないところである。 物理技ならばこの子のZOC2でほとんど防げるため、この子自身に「魔法シールド」をかければ、低めのステータスを持ちながら一つの壁として機能することができる。うまく利用すれば召喚時間を思わせない寿命の長さを持たせることもできるのだ。「癒しの光」は消費SPが4とこの子のSP14と比べてちょっと重めなので、主とした回復役としての機能は他の子に譲ることにはなる。
「ライトウィング」は攻撃技でありこの子の攻撃的でない能力値とは合わないように見えるが、この技は直線技なのでこの子の「飛行」とはマッチしている。しかも光属性の範囲攻撃は貴重なので、前述の補助効果と攻撃を合わせ持つクリーチャーともいえるのだ。 この子自身の攻撃性能は決して高くないが、闇属性には脆めの子が多く、不死ファミリアがZOCに弱いことを考えても採用の価値は十分にある。 |
元ネタ |
アッカド地域の伝承 |
ラマッスとは、アッカド地域に伝わる古代メソポタミアの人面獣である。 人の顔、鷲の翼を持つ雄牛である。牛の角や耳を持っていたり牛の角をかたどった帽子や冠をかぶっていることもある。この姿は知性(人間)・鳥の王(鷲)・富を代表する家畜(牡牛)を表しているとされる。 メソポタミア文明の美術作品にみられる聖獣の一体である。 古代のメソポタミアでは、牛車を引くにも畑を耕すにも牛が必要なので、日常生活における牛の重要性の高さから牛は聖なる生き物として尊ばれた。この時期時代の牛をモチーフとした作品はほぼすべて善なる存在として描かれており、その中の多くは人面牛または有翼の牛であった。ラマッスはその2つの要素を合わせ持っており、人間の味方として様々な美術作品に登場している。 その美術作品として最も有名なのが、門の彫像である。ラマッスがよく信じられていた古代メソポタミアの宮殿やお城の門には、災いなどを防ぐ門番のような役割・ご利益があったからだとされる。
出典 ・TEAS事務所『萌えるモンスター事典 天の巻』(株式会社ホビージャパン、2013年)66ページ ・株式会社レッカ社『ファンタジー人外コレクション』(株式会社カンゼン、2015年)53ページ |