ウングル

水属性

精霊

 

能力によって味方クリーチャーの召喚催促が得意なクリーチャー。

戦闘力は微妙にあるが、いるだけで能力を発揮するタイプなので、

戦わせるタイミングを見て進めてあげたい。

能力値

HP

120

SP

18

 

攻撃

85

召喚時間

 

防御

90

召喚コスト

 

魔力

105

召喚キャパ

 

4値合計

400

ZOC

 

 

技数

 

移動

 

※値はすべてレベル50の時のものです。


能力

精霊呼び

A

自マスターがクリーチャーを召喚する時に召喚時間を1少なくする。

 

 

 

 

 

 

 

 

 







 

 

習得技

技説明

技考察

水の刃

水属性  魔法  攻45 命100 ク0 射3 範1 コ1 

 

水の矢

水属性  魔法  攻60 命100 ク0 射3 範1 コ2 

 

水波

水属性  魔法  攻40 命100 ク0 射5 範1 コ2 

 

水撃

水属性  魔法  攻45 命100 ク0 射3 範2 コ2 

 

大海嘯

水属性  魔法  攻50 命100 ク0 射0 範99 コ11

[飛行]には命中しない

 散り際に良い。

闇の渦

闇属性  変化  攻0 命100 ク0 射1 範1 コ7

 [召喚中]に命中。対象の現在召喚時間1ダウン。

能力と合わせて強力なクリーチャーとなる。 

湧き水

水属性  地形  攻0 命100 ク0 射0 範2 コ2

 対象の地形を[]にする。すでに[]なら[]にする。

 場にいることが重要なこの子にはいい技。

        

 

クリーチャーの解説

 ウングルブーメラン
 能力「精霊呼び」によって、いるだけで味方の召喚時間を1だけ短縮できる。故に存在(というか居ること)自体が非常に重要なクリーチャーである。


「精霊呼び」の高すぎる汎用性ゆえに存在価値が非常に高いクリーチャー!

いるだけで召喚時間を1短縮する「精霊呼び」は、ある程度の召喚時間を持つクリーチャー(人によって分かれるが大抵5・6まで、つまり半数以上)に適性を持つため、水属性のためのみならずパーティ全体のための選出としても大いに有効である。

この子の存在する間は、特に召喚時間3のクリーチャーは即召喚が可能となることは押さえておきたいところだ。召喚時間3・4のクリーチャーは数が多いので、「精霊呼び」の効果はたった1ターンの短縮であっても効果はかなり高いものとなる。加えて「闇の渦」を覚えるので、召喚に時間のかかるクリーチャーに対してもこの子は有効である。

フィールド上にいることが重要なため、再召喚は考えなくてもいい。


・召喚キャパ2、これがこの子にできないことをはっきりと示している。

優秀な召喚催促性能を持つが、この子の召喚キャパが2なのでそこに気を付けて召喚の順番を考えていきたい。キャパの問題ゆえに最高級クリーチャーやドラゴン系クリーチャーの召喚催促には適しない上、他の召喚催促型クリーチャーとの併用も苦手である。以上の理由から他の召喚キャパ2以上のクリーチャーの召喚を促すのが、他の召喚催促型のクリーチャーと比べて苦手と言えるだろう。

地味に召喚コスト9も重いので、速攻型に組み込む場合はマスターのSP繰りを練っていかないとうまくいかなくなる場合もありえる。


・戦闘能力は並程度。貴重な技を持つがそれらはおまけ程度に考えよう。

高すぎる召喚補助能力を持つゆえか、戦闘力はそんなに高くない。所有技も「大海嘯」以外は下位技ばかりである。移動も3なので戦場の真ん中にいたらすぐに狙われて倒されてしまうので、この子で出したいクリーチャーをそろえるまでは守ってあげるように動かしたい。貴重な全体技「大海嘯」を所有することもあり、端っこにいてもらうことで後続のクリーチャーの手助けに徹したいところだ。

「湧き水」によって自己強化ができるが、それが役に立つことは「大海嘯」のダメージアップくらいである。「大海嘯」は味方にもダメージがいくため、耐久力の低い子や炎属性クリーチャーを使用する時は特に気をつけなければならない。この技で枯渇し退場するのもいい戦術だが、「闇の渦」の有効利用による枯渇死も十分効果が高い。

 

元ネタ

オーストラリアの虹蛇

ウングルとは、オーストラリアの一部の部族の伝承に登場する創造の虹蛇である。

太古の昔、この世にまだ海しかなかった頃に、海底の泥が集まることによって生まれた最初の精霊が虹蛇ウングルである。

ウングルは何度もブーメランを飛ばして海面を泡立てて、その泡を固めて陸地を作ったとされている。

そうして出来て陸地に上がって、たくさんの卵を産んで、その卵から多くの精霊が生み出されたという。その生まれた精霊たちがさらにいろんな生物を産むことで世界が作られていくのである。

この世のすべてを作った母なる存在とされている。

 

出典

・「世界のドラゴン」を追及する会 ほか『よくわかる世界のドラゴン事典』(株式会社ウェッジホールディングズ、2008年)251ページ
・「世界の伝説」研究班『あのゲームやアニメに登場する伝説の生物大全』(株式会社宝島社、2015年9月25日)319ページ