能力「クイックムーブ」と移動９が光る、移動のスペシャリスト。能力値はそんなに高くないので、「クイックムーブ」の使い方と、雷属性技の射程ぎりぎりで狙った敵を撃つ戦術が要求されると言えよう。
能力値
ＨＰ	１２０	ＳＰ	１７
攻撃	１１０	召喚時間	５
防御	８５	召喚コスト	８
魔力	９０	召喚キャパ	１
４値合計	４０５	ＺＯＣ	０
		技数	３
		移動	９

※値はすべてレベル５０の時のものです。

クリーチャーの解説

　雷とともに飛ぶ鳥
　移動力がかなり高いうえ、「クイックムーブ」で任意に移動回数を増やせるのが特徴。能力「反重力」によってＺＯＣに阻まれない、移動のスペシャリストだ。

・移動移動移動！この子は移動が得意技！

移動９と「クイックムーブ」を持つ、移動に秀でたクリーチャー。移動が２回できることを生かせば、ヒットアンドアウェイが強力であったり、「領域侵食」で敵のＺＯＣを減らしたりすることが他のクリーチャーと比べてしやすい。「クイックムーブ」は２回使えるのだから、初手からガンガン使って召喚コスト分は生き残ろう

「反重力」のおかげで敵のＺＯＣに捕まる事もないので、射程の短い味方の補助はかなりできる。このことから射程１の技しか持たないクリーチャーとの相性はかなりいいといえるだろう。

・雷属性としての攻撃性能はあるが、微妙な本人能力ではある。

攻撃技は一通りそろっているが、この子自身の能力値は召喚時間５の割にあまり高くない（ヒヨコ）。

「反重力」を持っているとはいえ「重力砲」が弱点技なのは微妙に痛い。防御力が特に低めなので調子に乗って前線に出るとあっという間に倒されてしまう

上記の通り強力だがＺＯＣに弱いクリーチャーのサポートをして引いていく戦い方がいいだろう。そして移動の高さを生かして、射程の長い水属性クリーチャーに突っ込んでダメージを与えていく使用方法でももちろんよい。

元ネタ

インディアンのＵＭＡ

サンダーバードとは、アメリカの先住民インディアンの間で語り継がれる伝説の鳥である。

その姿はまるで大きめの鷲である。羽は雷と同じ色で、雷を自由に操って獲物をしとめるとされている。

羽ばたいた翼からは雷鳴が起こり、目からは雷光を発することができる。くちばしや翼から稲妻の矢を放つことができるとされる。

この強さから天空の支配者とされ、強いリーダーシップの象徴とされている。

アメリカの雨の少ない土地では、雨乞いの対象ともされてきた。トーテムポールのてっぺんにサンダーバードがあることから、古くから信じられてきたことがうかがえる。

決しておとなしい性格ではなく、獲物がいなくなったら不用心な人間を襲うといわれている。

出典

・桜井めぐみ・ほか『萌え萌え幻獣辞典』（株式会社イーグルパブリッシング、２００７年）１０２～１０３ページ

・ＴＥＡＳ事務所『萌えるモンスター事典　天の巻』（株式会社ホビージャパン、２０１３年）１００～１０１ページ