インドラ |
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雷属性 |
神 |
能力「ヴァジュラ」によって、能力を消せる唯一のクリーチャー。 4つの属性の技を扱える点も魅力だが、能力値の低さから攻めに転じると堕ちやすい。 「ヴァジュラ」を当てる相手は主に味方となるだろう。 |
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能力値 |
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HP |
110 |
SP |
18 |
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攻撃 |
90 |
召喚時間 |
4 |
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防御 |
90 |
召喚コスト |
9 |
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魔力 |
100 |
召喚キャパ |
1 |
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4値合計 |
390 |
ZOC |
0 |
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技数 |
4 |
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移動 |
5 |
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※値はすべてレベル50の時のものです。
能力 |
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ヴァジュラ |
A |
発動型 射程1 範囲1 回数1 マスターには命中しない。対象の能力をすべて消す。ランクXの能力は除く。 |
暗闇耐性 |
E |
[暗闇]にならない。 |
麻痺耐性 |
E |
[麻痺]にならない。 |
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習得技 |
技説明 |
技考察 |
打撃 |
無属性 物理 攻45 命100 ク10 射1 範1 コ1 |
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ファイアパンチ |
炎属性 物理 攻55 命100 ク10 射1 範1 コ1 |
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アイスパンチ |
氷属性 物理 攻55 命100 ク10 射1 範1 コ1 |
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サンダーパンチ |
雷属性 物理 攻55 命100 ク10 射1 範1 コ1 |
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ウォーターパンチ |
水属性 物理 攻55 命100 ク10 射1 範1 コ1 |
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念力 |
無属性 魔法 攻40 命100 ク5 射1 範1 コ1 |
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念動力 |
無属性 魔法 攻65 命100 ク5 射2 範1 コ3 |
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火の粉 |
炎属性 魔法 攻50 命100 ク5 射2 範1 コ1 |
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炎撃 |
炎属性 魔法 攻65 命100 ク5 射2 範1 コ2 |
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氷の刃 |
氷属性 魔法 攻45 命100 ク5 射2 範1 コ1 25%の確率で対象を[凍傷]にする。それぞれ40%の確率で対象の攻撃力、防御力5%ダウン。 |
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氷の矢 |
氷属性 魔法 攻60 命100 ク5 射2 範1 コ2 25%の確率で対象を[凍傷]にする。それぞれ40%の確率で対象の攻撃力、防御力5%ダウン。 |
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電撃 |
雷属性 魔法 攻45 命95 ク15 射4 範1 コ1 10%の確率で対象を[麻痺]にする。 |
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雷撃 |
雷属性 魔法 攻65 命90 ク15 射4 範1 コ2 10%の確率で対象を[麻痺]にする。 |
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稲妻 |
雷属性 魔法 攻75 命85 ク20 射5 範1 コ3 10%の確率で対象を[麻痺]にする。 |
威力が最も高い。 |
水の刃 |
水属性 魔法 攻45 命100 ク0 射3 範1 コ1 |
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水の矢 |
水属性 魔法 攻60 命100 ク0 射3 範1 コ2 |
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重力治し |
無属性 変化 攻0 命100 ク0 射2 範1 コ1 対象の[重力]を治す。 |
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クリーチャーの解説 |
能力を制す中東の英雄
4つの属性の技が使えるが、雷属性以外の技はどれも下位互換の技ばかりなので、射程で劣る「雷撃」「稲妻」以外の技で弱点を突くより素直に属性一致技を使ったほうがクリティカル率のこともありダメージが出ることもある。 だが弱点を突きやすいことは確たる長所なので、この子の能力値のこともあり射程のある魔法技を採用したいところだ。攻撃する時は標的をターン内で倒せる状況で攻撃していきたい。 麻痺・暗闇に耐性があるので、攻撃の邪魔はされにくい。
この子は召喚コストの割に能力値が低いので「ヴァジュラ」によるこの子にしかできない味方の補助に専念したい。「ヴァジュラ」は1回しか使えないので、狙った仕事ができればあとは捨てても構わない。やはり召喚コストが9と高めなのも再召喚を考えなくていい理由である。 デメリット能力を持つクリーチャーは、デメリットが取れればどれも強力なので、この子の分の仕事はしてくれるだろう。 |
元ネタ |
インド神話 |
インドラとは、インド神話に登場する英雄である。日本では帝釈天と呼ばれている。 もともとは普通の人間だったが、徳の高い人物で生前に多くの善行を行ったため、神になることが認められたのだという。空で権力を持ち、雨と雷を自由に操ることができる好戦的な神として知られる。右手に持つヴァジュラで敵に雷撃を与えるという。 姿は巨大で、髪やひげも肌も赤褐色だといわれる。白い象のアイラーヴァタに乗って戦いに臨む姿が描かれることも多く、神々の酒ソーマが大好きであることでも知られる。 アスラ(阿修羅)との戦いで知られ、英雄であると同時に軍神ともされる。そんな彼の逸話で最も有名なのは悪魔退治である。 かつてインドは竜の姿をしたアスラのヴリトラに支配されており、何とかこいつを倒そうと神々は長年考え続けていた。インドラはその神々の期待を背負い、ブラフマーに知恵をかりて特別な武器を作り、ヴリトラを無事退治したのである。この功績によってインドラは神々のリーダーとしての地位を確立したのである。 ヴリトラを倒して世界の大地を潤したところから、豊穣神としての一面もあり、圧倒的な力を持っている。 1月・5月・9月にこの世の視察に来るとも言われる。元が人間なためか、他の神より庶民の知名度が高くインドの神々の中で最も人気があるらしい。 同神話の中でも聖典「リグ・ヴェーダ」にも多くの讃歌が捧げられている。
出典 ・荒木正純『知っておきたい 天使・聖獣と悪魔・魔獣』(株式会社西東社、2011年)91ページ ・松村一男『知っておきたい 世界と日本の神々』(西東社、2010年)242~243ページ ・幻想世界を研究する会『よくわかる 「天国・神界の住人」事典』(株式会社ウェッジホールディングズ、2008年)226~229ページ |