クジャタ |
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地属性 |
魔獣 |
味方を守る能力を有する守備型の最高級クリーチャー。 「超引力」によって敵味方に特殊な移動制限を強いるので。 出す難易度と同等かそれ以上に使い方が難しい。 |
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能力値 |
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HP |
165 |
SP |
26 |
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攻撃 |
125 |
召喚時間 |
14 |
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防御 |
150 |
召喚コスト |
12 |
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魔力 |
85 |
召喚キャパ |
2 |
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4値合計 |
525 |
ZOC |
2 |
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技数 |
5 |
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移動 |
2 |
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※値はすべてレベル50の時のものです。
能力 |
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超引力 |
A+ |
このキャラから離れる移動ができなくなる。同じ能力を持つキャラが居れば無効。 |
引き寄せ |
D+ |
範囲2以上の技を自分一人で受ける(攻撃値があり全員に命中する技に限る)。 |
守護 |
B+ |
隣にいる自マスターの代わりに技を受ける(範囲1で攻撃値のある技に限る)。 |
習得技 |
技説明 |
技考察 |
強打撃 |
無属性 物理 攻75 命100 ク10 射1 範1 コ3 |
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突進 |
無属性 物理 攻65 命100 ク15 射1 範1 コ3 対象を1マス後退させる。 |
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岩雪崩 |
地属性 物理 攻75 命100 ク5 射1 範1 コ3 20%の確率で対象を[怯み]にする。 |
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岩突起 |
地属性 物理 攻70 命100 ク5 射2 範1 コ1 [飛行]には命中しない。15%の確率で対象を[怯み]にする。 |
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地盤崩壊 |
地属性 物理 攻40 命100 ク0 射2 範1 コ4 [飛行]には命中しない。対象を[移動不能1]にする。 |
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地割れ |
地属性 物理 攻20 命100 ク0 射1 範2 コ5 直線攻撃。[飛行]には命中しない。対象を[技不能1]にする。この技は使用後[ためる(地割れ)]になる。 |
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地震 |
地属性 物理 攻60 命100 ク0 射0 範3 コ5 自分には命中しない。[飛行]には命中しない。15%の確率で対象を[怯み]にする。この技は使用後[ためる(地震)]になる。 |
敵に囲まれた時に有用。 |
天変地異 |
地属性 物理 攻80 命75 ク25 射0 範4 コ13 対象を[怯み]にする。 |
必殺技。味方が近くにいないときに使うこと。 |
重力砲 |
地属性 魔法 攻25 命100 ク0 射3 範1 コ2 対象を[重力]にする。 |
「地震」の伏線に。 |
重力負荷 |
無属性 変化 攻0 命100 ク0 射4 範1 コ1 対象を[重力]にする。 |
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煽る |
無属性 変化 攻0 命100 ク0 射1 範1 コ4 対象を[挑発]にする。 |
移動の制限されるこの子には射程3の「挑発」が欲しいのになぁ。 |
クリーチャーの自己PR |
500の目を持つ超巨大牛
能力「超引力」によって、出た瞬間からフィールド上の全キャラ(敵味方)がこの子から離れる移動をすることができなくなる。この子に近いキャラほど移動が制限されるということだ。この子が出た瞬間から、この影響力のある能力によってこの子の位置が戦いの中心となるわけである。 さらにこの子はZOC2を持つので、隣接する敵キャラは移動がままならなくなるのである。 この子の長い召喚時間、召喚催促をうまく操れば使い手の任意でこの能力を発動できる。召喚完了時にマスターが遠くに離れていればこの能力でマスターを守りつつ威力の高い技で攻めることができるが、敵はマスターを狙っていくのでその使い方をするには、ケルピーや風技で移動を拒む敵を引きずり込むなど多少の工夫が必要となる。 他の子で離れたところからこの子に捕まった敵キャラを一方的に攻めるなり、この子が地属性であることによる抵抗を活かして味方の地属性クリーチャーと「地震」の連続で攻めるなり。捕まえた敵キャラを何とかするような構成で効率よくこの能力を活かしたい。 移動が2しかないので適宜移動しないと、「飛行」も持たないためあっという間に敵キャラに隣接で囲まれるしまう。味方にも負担を強いる能力なので、この子の召喚位置・移動させるタイミング・味方キャラとの連携をうまくコントロールできないと、苦労して召喚した末の自爆ということになってしまう。
他の能力には「守護」と「引き寄せ」がある。これらによって能力の上では、マスターの隣にいると範囲攻撃からも単体攻撃からも守ることができるが、その使い方は「超引力」で味方の移動自体をも縛るため使い勝手は良くない。さらに「地震」「天変地異」を覚えることも「守護」「引き寄せ」との相性の悪さを助長しているので、無理にこの能力を活かす必要はない。
能力値と能力を見ると守りに徹しがちなキャラだが、技を見ると攻撃性能も高いことがわかる。地属性の威力の高い技がそろうので、捕まえた相手をがんがん攻める単純な闘い方も十分効果がある。「地震」や「天変地異」を使うことで物言う壁として活躍することができるが、上記の通り「守護」などの能力との相性はよくない。 状態異常をばら撒く役としては、移動不能・技不能を与える技の両方を覚える。「煽る」を使うことで自分を的にして味方を守る使い方もできる。 積極的な攻めをするなら、「超引力」で固まった多くの敵に「天変地異」や「地震」を(それらを使わないにしても)与えられる場所に移動していきたい。ZOCも2あるので、一回敵陣の懐に飛び込むことができれば、敵を捕らえてこの子が戦場の中心となることができる。この子の能力を考えれば、戦場の場所取りができるということになり、この子のいる場所を軸に味方クリーチャーは有利な試合運びを引き寄せることができるのだ。 その性質を利用すれば、相手に範囲攻撃の有効な使い方を妨害し、単体攻撃または範囲攻撃を単体に当てるしかなくなるという状況にすることもできる。クリーチャーが1箇所で固まることは危険だが、この子がいる場合に限ってはそれが逆に身を守るのに最良な手段となることもある。 総合的に見ればこの子は高射程に弱いので、その子の対策は他の子に譲るかこの子自身が味方へのデメリットを気にせず攻めていくかの2択を常に迫られる。技によるSP消費が激しいのでどう技を使うか、いつ枯渇死して「超引力」を解除するかも常に考えなければならない。 常に全体に効果を発動する能力なので、召喚前も後も考えることが常に多いクリーチャーである。 |
元ネタ |
古代イスラエル |
クジャタとは、イスラエルにて伝えられている大きな牡牛のことである。 イスラエルの伝承では、クジャタは山のように大きな牛であり、体には長い毛が生えており、それで体温を調整している。一部には青い毛が混じっておりそれを持ち帰ると強力な魔除けになると信じられている。背中にはラクダのようなこぶがあり、中にはルビーが詰まっているとされている。一説にはバハムートの背中に乗ってその体の巨大さで世界を支えているとされている。 古代の、世界が動物の背に支えられていると考えられていた時においては、その動物の内の1体がクジャタであるとされていた。
出典 ・TEAS事務所『萌えるモンスター事典 陸の巻』(株式会社ホビージャパン、2013年)156ページ |