シパクナ

地属性

巨人

 

射程が短いものの、火力のある攻撃でガンガン攻められるクリーチャー。

召喚時間がかなり長いが、いったん出せば全クリーチャーでも有数の

能力値と独特の能力が相手の脅威となるだろう。

能力値

HP

175

SP

22

 

攻撃

165

召喚時間

11

 

防御

145

召喚コスト

 

魔力

70

召喚キャパ

 

4値合計

555

ZOC

 

 

技数

 

移動

 

※値はすべてレベル50の時のものです。


能力

重圧

D+

敵が使用する技の射程1ダウン。(1以下にはならない)

怯み耐性

E

[怯み]にならない。

 

 

 

 

 






 

習得技

技説明

技考察

打撃

無属性  物理  攻45 命100 ク10 射1 範1 コ1 

 

強打

無属性  物理  攻60 命100 ク10 射1 範1 コ2 

 

強打撃

無属性  物理  攻75 命100 ク10 射1 範1 コ3 

 

体当たり

無属性  物理  攻50 命100 ク15 射1 範1 コ2

 対象を1マス後退させる。

 

突進

無属性  物理  攻65 命100 ク15 射1 範1 コ3

 対象を1マス後退させる。

 

投石

地属性  物理  攻45 命100 ク10 射2 範1 コ1

 20%の確率で対象を[怯み]にする。

 

岩石投げ

地属性  物理  攻60 命100 ク10 射2 範1 コ2

 20%の確率で対象を[怯み]にする。

 足遅いこの子に射程2は重要。

岩雪崩

地属性  物理  攻75 命100 ク5 射1 範1 コ3

 20%の確率で対象を[怯み]にする。

 

攻撃強化

無属性  変化  攻0 命100 ク0 射0 範1 コ1 

自分の攻撃力5%アップ。

この子は足遅いので出番は多い。 

防御強化

無属性  変化  攻0 命100 ク0 射0 範1 コ1

 自分の防御力5%アップ。

 

        

 

クリーチャーの解説

 神々を罵倒する怪力巨人
 召喚時間が非常に長いが、強力な単体性能にものを言わせることができる。その攻撃力はマスター撃破にも十分通用するものである。


持っているモノは単純さとキャパ1最強の能力値。

技を見ても驚くようなことはないが、この子のドラゴンに匹敵するほどの能力値の高さから十分なダメージを期待することができる。

攻撃技がほぼすべて射程1なので、攻撃ができないターンは「攻撃強化」「防御強化」を忘れず無駄なく過ごすようにしたい。もともとの能力値が高いのでその強化技の効果も大きい。魔力の低さも他の能力の高さと魔法技がない事から大した欠点にならない。

とにかく能力値が高いので召喚が完了したら迷うことなく敵地に向かっていきたい。パーティを地属性で固めれば、地属性値を溜めることでさらに使い勝手を良くすることもできる。

・能力は敵の技の範囲に干渉する強力なものだ!

召喚時間が11とかなり長いのがこの子の唯一の欠点だが、出してしまえば敵の攻撃の範囲を大きく制限できる。特に範囲の制限は個性的かつ影響が大きく、威力が控えめなことの多い範囲技を自慢とするクリーチャーの強みを大きく減らすことができる。補助技の範囲も減らせるため「癒しの水」などの補助技は大きく価値を下げることになる。
 移動は4だが、近づいてしまえば技の射程も減らすことができる。この子自身の防御力の高さや接近戦の強さを考えてもガンガン目当てのキャラに近づいていくのが有効な使い方となる。

 このように能力が独特で強いが、速攻が相手ではこの子が出る頃には射程のある敵や範囲技を持つ敵はある程度片づけ終わっている状況であることが多い。早めに出して前に出すことでこの子の能力は生かしやすくなるのだが、召喚時間も移動も遅いこの子ではもてあます状況があるのもまた事実だ。範囲攻撃に弱い構成ならば召喚催促する価値が
あるかもしれない。

・対単体性能が高い。この点のためにすることは・・・。

この子は移動が4しかないうえ敵を1体ずつしか相手にできないので、召喚準備中にこの子のサポートや援護ができるクリーチャーをそろえたり敵クリーチャーをある程度片づけてこの子が動きやすいようにしてあげたい。特に「物理シールド」や高ZOCに弱いので、それを持つクリーチャーを片付ければかなり動きやすくなる。
 

マスター撃破を任せられる攻撃力であることに間違いはないので、この子が出てくる局面でどれだけ場を整えたり邪魔な敵をどうにかできるかがこの子の使い方を分けることになる。

 

元ネタ

マヤ神話

シパクナとは、マヤ神話に登場する巨人である。

神に敵対する大地の巨人ウクブ・カキシュの息子であり、シパクナもその弟も力持ちの巨人であった。
 シパクナは山を作る遊びを日々楽しんでおり、愉快な性格をしている。その性質から火山をつかさどるともいわれている。だが人間支配を家族ともくろむこともあり、人間の敵とし恐れられる一面もあった。
 そんな存在であったから、彼らに反発していた人間の戦士たちによって、好物の蟹につられて殺された。死後のシパクナは巨大な岩にされてしまったという。

 

出典

・「世界の伝説」研究班『あのゲームやアニメに登場する伝説の生物大全』(株式会社宝島社、2015年9月25日)330ページ