青龍(セイリュウ)

木属性

霊獣

 

木属性の中では攻撃の値が高いクリーチャー。

「木の葉乱舞」や「強攻撃」の火力は一級品だが、

他の木属性とは違い毒は治せない点に注意したい。

能力値

HP

145

SP

24

 

攻撃

110

召喚時間

 

防御

90

召喚コスト

 

魔力

110

召喚キャパ

 

4値合計

455

ZOC

 

 

技数

 

移動

 

※値はすべてレベル50の時のものです。


能力

木生火

D+

自マスターが炎属性クリーチャーを召喚する時に召喚時間、召喚コストを2少なくする。

木の護り

C+

木属性キャラが受ける弱点属性のダメージ倍率を30%ダウン。

 

 

 

 

 

 

 






 

習得技

技説明

技考察

打撃

無属性  物理  攻45 命100 ク10 射1 範1 コ1 

 

強打

無属性  物理  攻60 命100 ク10 射1 範1 コ2 

 

強打撃

無属性  物理  攻75 命100 ク10 射1 範1 コ3 

 

針葉

木属性  物理  攻40 命100 ク10 射2 範1 コ1 

 

木の葉乱舞

木属性  物理  攻25 命100 ク0 射1 範1 コ4

 3回攻撃。

攻撃力が高く、強力な技。 

緑の波動

木属性  魔法  攻60 命100 ク0 射2 範1 コ2 

 

解痺草

木属性  変化  攻0 命100 ク0 射2 範1 コ4

 対象の[暗闇][麻痺][怯み][移動不能][技不能]を治す。

 限定的ではあるが状態異常を治せる。

        

 

クリーチャーの解説

 皇帝に愛された東方竜
 四神のうちの1体で、「木の護り」によって木属性の防御性能を高めることができる。この子自身も場持ちは良いため能力も長持ちさせやすい。


木属性の物理技が得意。前に出ても多少は問題ない安定性!

攻撃力が高いので「木の葉乱舞」をどのクリーチャーよりも生かすことができる。「強攻撃」も持つので、攻撃における性能は間違いなく高い。HPもあるため前線に出しやすく場持ちは良い方である。

しかしより攻撃的な木属性クリーチャーはほかにもおり、補助技も「解痺草」しかないのがやはり問題。クリーチャー単体としては中途半端感を否定することはできない。やはり補助に特化している能力を活かしてこそこの子は活きる。


・攻撃的な炎属性の召喚を補助できるので攻撃的パーティを組むことが可能!

この子はいったん出れば攻撃的な炎属性の子を出しやすくでき、その子たちに攻撃を任せる構成ができるようになる。

炎の子たちと一緒に前に出ることのできる性能を持つうえ、「解痺草」によって攻撃妨害系の状態異常を解消できることも炎属性の子にとってはかみ合っている。

木属性として使うならば、「木の護り」で木属性の味方の寿命を延ばし、「木生火」を活かすならば攻撃得意な子たちと一緒に組んで一気にダメージを押し付けていく構成ができるのがこの子の強みといえるだろう。

 

元ネタ

中国の四神

中国で四方を守護されると考えられた神聖な獣のことを、四神という。

だが中国には世界を4つに分けるという発想はなく、中央にもう一つの要素が加わる。これが西洋の四大元素に対する東洋の五行思想である。その中心には麒麟か鳳凰、黄龍を加える例が見られる。

中国においてはこれら神聖な獣の図が盛んに描かれるようになるが、そいつらについての神話や伝承はほとんど伝えられていない。

そのうちの東・春を守護する水の聖獣が青龍である。

青龍とは、中国の四神のひとつであり、東を守護する存在である。青龍は体の青い龍であるが、それ以外の特徴はあまり示されてない。

天上から地底までを自由に行き来できた龍は、古代中国の時代から聖獣としての象徴というイメージを与えられていた。その中でも四神の一体である青龍の知名度は高く、その四神観念は中国各地の文化に深く根を張り今も残る大きな跡となっている。龍は皇帝の占有物というイメージがあり、竜の姿をしている青龍も出世と成功(権力)の象徴とされていた。

皇帝が権力を持つにつれて青龍の四神の中の地位も高まっていったため、現在では四神の中で最上級とみてもいいだろう。

五行思想では恵みの雨で豊作をもたらす水神としての側面も持ち、魚などの鱗を持った生物の頂点ともされる。

実は青春という言葉は、青龍の春をつかさどるという性質からきているとされる。

 

出典

・荒木正純『知っておきたい 天使・聖獣と悪魔・魔獣』(株式会社西東社、2011年)126ページ

・「世界の幻獣・ドラゴン」を研究する会『よくわかる世界の幻獣ドラゴン大辞典』(廣済堂あかつき株式会社、2008年)200~201ページ

・「世界のドラゴン」を追及する会 ほか『よくわかる世界のドラゴン事典』(株式会社ウェッジホールディングズ、2008年)210~211ページ

・桜井めぐみ・ほか『萌え萌え幻獣辞典』(株式会社イーグルパブリッシング、2007年)80~81ページ

・おおつ やすたか・ほか『魔獣大百科』(株式会社メディア・テック、2007年)88~93ページ