夜叉(ヤシャ) |
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木属性 |
神 |
「樹木葬」によって、文字通り屍の上で強くなれるクリーチャー。 それ以外は割と平凡な技や能力値だが、水属性の射程・範囲のある技を 覚えるので、木属性の中では他の属性クリーチャーと同じように使える。 |
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能力値 |
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HP |
135 |
SP |
19 |
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攻撃 |
115 |
召喚時間 |
5 |
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防御 |
90 |
召喚コスト |
4 |
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魔力 |
105 |
召喚キャパ |
1 |
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4値合計 |
445 |
ZOC |
1 |
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技数 |
5 |
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移動 |
5 |
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※値はすべてレベル50の時のものです。
能力 |
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樹木葬 |
E+ |
キャラが[死亡]になった時にその地形を[森]にする。 |
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習得技 |
技説明 |
技考察 |
打撃 |
無属性 物理 攻45 命100 ク10 射1 範1 コ1 |
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強打 |
無属性 物理 攻60 命100 ク10 射1 範1 コ2 |
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強打撃 |
無属性 物理 攻75 命100 ク10 射1 範1 コ3 |
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連撃 |
無属性 物理 攻35 命100 ク10 射1 範1 コ3 2回攻撃。 |
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つる打撃 |
木属性 物理 攻45 命100 ク5 射1 範1 コ1 |
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木の葉乱舞 |
木属性 物理 攻25 命100 ク0 射1 範1 コ4 3回攻撃。 |
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大木打撃 |
木属性 物理 攻55 命100 ク0 射1 範3 コ3 直線攻撃。 |
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念力 |
無属性 魔法 攻40 命100 ク5 射1 範1 コ1 |
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念動力 |
無属性 魔法 攻65 命100 ク5 射2 範1 コ3 |
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緑の波動 |
木属性 魔法 攻60 命100 ク0 射2 範1 コ2 |
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深緑の波動 |
木属性 魔法 攻70 命100 ク0 射2 範1 コ3 |
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木呪 |
木属性 魔法 攻45 命100 ク0 射4 範1 コ2 |
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水の刃 |
水属性 魔法 攻45 命100 ク0 射3 範1 コ1 |
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水の矢 |
水属性 魔法 攻60 命100 ク0 射3 範1 コ2 |
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水の槍 |
水属性 魔法 攻75 命100 ク0 射3 範1 コ3 |
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水波 |
水属性 魔法 攻40 命100 ク0 射5 範1 コ2 |
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流水 |
水属性 魔法 攻50 命100 ク0 射5 範1 コ3 |
これら水技のおかげで攻撃機会が多い。 |
水撃 |
水属性 魔法 攻45 命100 ク0 射3 範2 コ2 |
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水爆 |
水属性 魔法 攻45 命100 ク0 射3 範3 コ4 |
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放水 |
水属性 魔法 攻50 命100 ク0 射1 範4 コ3 直線攻撃。 |
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毒花粉 |
木属性 変化 攻0 命100 ク0 射2 範1 コ3 対象を[毒]にする. |
アタック以外もできるのがこの子のいいところ。 |
麻痺花粉 |
木属性 変化 攻0 命100 ク0 射2 範1 コ3 対象を[麻痺]にする。 |
クリーチャーの解説 |
死を悼む毘沙門の配下
木属性・水属性2つの属性技をつかえるクリーチャーである。その2つの属性の技の良いところを合わせたような特徴を持ち、攻撃技ばかりを取りそろえるので純粋なアタッカーとして用いることとなる。 水属性の技を持つゆえ、ほかの木属性クリーチャーよりも攻撃的な遠距離攻撃を行うことができる。技の威力も申し分ないので、どんどん攻撃を仕掛けていきたい。 水属性の範囲の広さと木属性の状態異常技と攻撃技を持つので、相手によって攻撃すべきか状態異常にすべきかという判断がその場その場でできる有能なクリーチャーである。この属性および状況対応力は他の木属性にはないものであるため、木属性の地形や天候を活かせばさらに活躍が期待できる。 SPは19とアタッカーの中では割と多い部類に入る、召喚コストの低さからこの長持ちはお得である。何でもでき腐りにくいこの子の良さをさらに引き立てている。 攻撃技ではないのは「毒花粉」「麻痺花粉」である。ほかに木属性を用いるときは注目すべき点ではないが、この子の技性能からほかの属性と一緒に使う機会は多いだろう。そんな時にこの子を毒・麻痺要員にすると大きな力となってくれる。この子の状態異常を当てにしてほかのクリーチャーを攻撃的なクリーチャーで固めるといった構成も可能にしてくれる。
キャラが死亡したマスを森にする「樹木葬」を持っている。この能力はアタッカー性能を直接補助するものではないが、地形を変える能力なのでその恩恵を受けることが可能。ファミリアの死亡でも発動するので、デコイ主体・アンデッ娘主体なパーティでは森を多く設けることができるということになる。この子自身も木属性なのでうまく地形に乗って攻撃できれば恩恵を受けつつ果敢に攻めていけるようになるだろう(無駄になりにくい)。 |
元ネタ |
インドの妖精 |
夜叉とは、ヒンドゥーの富の神クヴェーラの侍女であるとされるヤクシャが元である。さらにその元はブラフマーによってつくられた、人間の試作品であるという。 ヒンドゥー教の前は、ギリシャのニンフの一人(自然の美女妖精)であったらしい。 古代インドでは性に関するタブーなんてなく、持つ性の能力を最大限に発揮できるのが美しいとされた。だからこの子は豊満な体を持っていてもおかしくはないむしろそうでないとおかしいと言える。ということは、多くの人や神と交えて子供を産んだのであろう。 なぜ夜叉という恐ろしい名前なのか。それはインド神話に出てくる美しい女神たちが持つ特有の暗黒面が強調されたからである。恋愛に熱心で多くの子供を産み育てるキャラが、多くの人々を殺すことを好むキャラになるという風に特徴が逆転することが主な現象である。これがヤクシャにも当てはまり、日本にとって親しみがある方である仏典に、黒い牙と猛獣の牙にまがった爪と青い瞳をもち人肉を好むという恐ろしい姿になるとされている。この描写があることも理由の一つであろう。 しかし彼女らの主である毘沙門天が仏教に帰依すると暗黒面が消えてともに仕えるようになったという。
出典 ・おおつ やすたか・ほか『悪魔大百科』(株式会社メディア・テック、2006年)184~187ページ |