ドリュアス

木属性

妖精

 

森のニンフであり、数少ない「マナの実」を覚えるクリーチャー。

「つるしばり」による移動妨害、「マナの実」によるSP補助が主な役割となる。

ニンフパーティでなくても採用の価値は高い。

能力値

HP

120

SP

20

 

攻撃

65

召喚時間

 

防御

100

召喚コスト

 

魔力

115

召喚キャパ

 

4値合計

400

ZOC

 

 

技数

 

移動

 

※値はすべてレベル50の時のものです。


能力

ニンフの加護

C

同じ能力を持った味方が増えるほど味方の魔力アップ。(2体なら20%、3体なら40%、4体以上なら60%アップ)

ステータス耐性

C

技や一部の能力でステータスを下げられない。

 

 

 

 

 

 

 





 

習得技

技説明

技考察

打撃

無属性  物理  攻45 命100 ク10 射1 範1 コ1 

 

針葉

木属性  物理  攻40 命100 ク10 射2 範1 コ1 

 

つるしばり

木属性  物理  攻35 命100 ク0 射2 範1 コ4

 対象を[移動不能1]にする。

 

緑の波動

木属性  魔法  攻60 命100 ク0 射2 範1 コ2 

 

消化液

木属性  魔法  攻45 命100 ク0 射1 範1 3 

対象の防御力10%ダウン。

 

状態シールド

無属性  変化  攻0 命100 ク0 射3 範1 コ2 

対象を[状態シールド5]にする。

 

暗闇治し

無属性  変化  攻0 命100 ク0 射2 範1 コ2

 対象の[暗闇]を治す。

 

麻痺治し

無属性  変化  攻0 命100 ク0 射2 範1 コ2

 対象の[麻痺]を治す。

 マヒが治せるよ。

封魔治し

無属性  変化  攻0 命100 ク0 射2 範1 コ3

 対象の[封魔]を治す。

 

毒花粉

木属性  変化  攻0 命100 ク0 射2 範1 コ3

 対象を[]にする.

 

マナの実

木属性  変化  攻0 命100 ク0 射2 範1 コ2

 マスターには命中しない。対象のSP6回復。

貴重なSP回復技。 

癒しの実

木属性  変化  攻0 命100 ク0 射3 範3 コ4 

対象のHP15%回復。

 

 

        

クリーチャーの解説

 実で味方を捌く知将
 ニンフ4姉妹のうちの1体。良い攻撃手段はないが、補助技に優秀なものが多いので、意外な耐久力と合わせてもニンフパーティとは関係なく活躍できる子である。


攻撃力・回復・毒与えとバランス良い技を持つ補助のニンフ。

相手を毒にしたり移動不能にしたり最低限度の火力を持ったりと使いやすい性能をしている。行動にかかわる頻出する状態異常を治せて回復技も覚えると結構いろいろできるクリーチャー。

特に「マナの実」という貴重なSP回復技を覚えるところに注目したい。この技のためだけでもこの子を採用する価値がある。HP・SP・状態異常の3要素の回復役のすべてをこなせる稀有な存在である。


・補助技のオールマイティさが光る、この子をお勧めできる理由はそこにも!

召喚コストは8と高めだが、移動5と召喚時間3は他の「マナの実」使いにはない点である。SPが平均以上あることもあり場にいれば何かしら仕事をしてくれる器用なクリーチャーでもある。

ニンフパーティであろうとなかろうとサポートには事欠かず、サポート戦法の苦手な方はとりあえずこの子を入れておけばいいだろう。

ほかのニンフと組むとこの高い補助性能に攻撃力が加わるため、火力要員としても使えるが、この子はできることが多いので変わらず補助要員のままでもいいだろう。木属性値の利用や「ニンフの加護」の利用など、様々なこのゲームの要素を織り交ぜた運用次第では十分強クリーチャーとなりえる。

 

元ネタ

ギリシャ神話

ドリュアスとは、ギリシャ神話に登場する精霊(ニンフ)の内の1体。ニンフは必ず美しい女の精霊として登場し、女神に準ずる存在と言える。ドリアード・ドリュアデスの名称の方が有名であろう。

ドリュアスは木の精霊であり、緑の自然をつかさどる。他のニンフたちと同じように、裸かそれに近い姿をしている。身長はやや小柄で、緑色の髪をしているとされる。

普段は高い枝に腰掛けて小鳥たちと大好きな歌を歌って暮らしているが、木の精霊なので管轄している樹木(宿り木)が枯れたり倒されたりすると一緒に死ぬため、森を荒らす者を特に警戒している。

ドリュアスは怒りっぽいようで、管轄の木やその森を傷つけたり侮辱するなどして怒らせた人間に呪いをかけたり森にすむ虫や動物を従えたりして人間を殺すこともある。一説には宿った木ごと移動する能力を持っていると考える人もいる。

美女も自然も守られるべきか弱い存在であるという考えは、神話の時代からとっくに否定されていたことだったのであると言える。

しかし森を守る者に対してはお礼として恋人になってくれることもある。

 

出典

・「世界の幻獣・ドラゴン」を研究する会『よくわかる世界の幻獣ドラゴン大辞典』(廣済堂あかつき株式会社、2008年)160~161ページ

・奈落一騎・ほか『妖精・精霊がよくわかる本』(株式会社PHP研究所、2010年)112~113・124ページ

・おおつ やすたか・ほか『女神大百科』(株式会社メディア・テック、2006年)140~143ページ

・株式会社レッカ社『ファンタジー人外コレクション』(株式会社カンゼン、2015年)80~81ページ