天狗(テング)

風属性

獣人

 

射程の長さと4つの属性の技を持つクリーチャー。

3つの範囲攻撃ある属性を持っているので、技のカスタマイズ性が高い。

少なめのSPに気をつけて立ちまわろう。

能力値

HP

105

SP

14

 

攻撃

90

召喚時間

 

防御

85

召喚コスト

 

魔力

115

召喚キャパ

 

4値合計

395

ZOC

 

 

技数

 

移動

 

※値はすべてレベル50の時のものです。


能力

技射程アップ1

E+

2以上の技の射程1アップ。

飛行

C

常に[飛行]になる。

行動不能耐性

E

[移動不能][技不能]にならない。

 

 

 




 

 

 

 

習得技

技説明

技考察

打撃

無属性  物理  攻45 命100 ク10 射1 範1 コ1 

 

疾風迅雷

風属性  物理  攻60 命100 ク0 射1 範5 コ3

 直線攻撃。非貫通攻撃。対象の隣のマスに移動する。移動先にキャラが居れば失敗する。

 

烈風連撃

風属性  物理  攻35 命100 ク0 射1 範1 コ4

 2回攻撃。対象を1マス後退させて、自分を1マス前進させる。

 

旋風脚

風属性  物理  攻55 命100 ク0 射0 範2 コ3

 自分には命中しない。対象を1マス後退させる。

 

念力

無属性  魔法  攻40 命100 ク5 射1 範1 コ1 

 

念動力

無属性  魔法  攻65 命100 ク5 射2 範1 コ3 

 

火の粉

炎属性  魔法  攻50 命100 ク5 射2 範1 コ1 

 

炎撃

炎属性  魔法  攻65 命100 ク5 射2 範1 コ2 

 

火炎撃

炎属性  魔法  攻80 命100 ク5 射2 範1 コ3 

 

爆破

炎属性  魔法  攻50 命100 ク0 射2 範2 コ2 

 

大爆破

炎属性  魔法  攻60 命100 ク0 射2 範2 コ3 

 

風おこし

風属性  魔法  攻45 命100 ク0 射3 範1 コ1 

 

風撃

風属性  魔法  攻60 命100 ク0 射3 範1 コ2 

 

強風撃

風属性  魔法  攻75 命100 ク0 射3 範1 コ3 

 

暴風

風属性  魔法  攻40 命100 ク0 射3 範2 コ2

 [飛行]にクリティカル。

 

爆風

風属性  魔法  攻50 命100 ク0 射3 範2 コ3

 [飛行]にクリティカル。

 

電撃

雷属性  魔法  攻45 命95 ク15 射4 範1 コ1

 10%の確率で対象を[麻痺]にする。

 

雷撃

雷属性  魔法  攻65 命90 ク15 射4 範1 コ2

 10%の確率で対象を[麻痺]にする。

 

稲妻

雷属性  魔法  攻75 命85 ク20 射5 範1 コ3

 10%の確率で対象を[麻痺]にする。

 

水の刃

水属性  魔法  攻45 命100 ク0 射3 範1 コ1 

 

水の矢

水属性  魔法  攻60 命100 ク0 射3 範1 コ2 

 

水の槍

水属性  魔法  攻75 命100 ク0 射3 範1 コ3 

 

水撃

水属性  魔法  攻45 命100 ク0 射3 範2 コ2 

 

水爆

水属性  魔法  攻45 命100 ク0 射3 範3 コ3 

 

        

 

クリーチャーの解説

 虹色の風雲児
 射程の長さと4つの属性技を使用できる点が注目できる、射程と技が自慢のクリーチャー。


4つの属性技が射程補正で使えるのが魅力。遠くから属性を使いこなそう。

この子の持つ4つの技属性に「技射程アップ1」が適用されるというのが大きく、射程と属性への対応力の高さによって風属性の実力者である。この能力によって、場合によっては一致技として使える子よりもうまく技が使えることも。

SP消費の少ない技・単体高威力技・範囲技と、それぞれの属性技のバリエーションを細かく選べることも特徴である。それだけに技構成に迷いやすい。属性一致技は必ず入れるとしても、範囲をとるか威力をとるかで使い道が大まかに分かれるだろう。

技のバリエーションがかなり豊富なので、ワz数が5でありながら技選出に最も悩みやすいクリーチャーの一体である。


SPと防御力・HPは低め。属性対応の代わりにこの子を守る手段が欲しい。

この射程・技属性の広さに加え、範囲技も充実していることが特徴だが、SPが14しかないことと、防御力とHPも揃って低めなのが欠点である。故にHP・SPの補助ができるマスターかクリーチャーでないと積極的な採用は控えたいところである。

技の属性の特徴を押さえた技の数々を取りそろえているので、その欠点さえなんとかできればこの子一人で4属性の技についてのいいところ(炎属性の火力・水属性の範囲・雷属性のクリティカルと麻痺・風属性の強制移動)を活かして戦うことができる。もちろん一致技で使えればさらにいいので、精霊使いとの相性は抜群である。

「飛行」を持つので、攻撃を当てること自体に困ることはないはずだ。

 

元ネタ

日本の妖怪

天狗とは日本の妖怪の中でもとくに有名な存在である。その知名度は日本の三大妖怪(他は鬼・河童)の一つとして数えられるほどである。その中でも天狗は異質であり、鬼や河童は中国やインドの影響を大きく受けているが、天狗は由来こそ中国だがその実は日本オリジナルである。

天狗は翼の生えているタイプや生えていないタイプの両方があるが、共通して鼻が長く神通力で空を飛ぶことができる。

服装は山伏という修行者が着るものと全く同じであり、腰には兵法の奥義書を、手には風を起こすことで有名なうちわを持って1本歯の高下駄を履いている姿で知られる。肩には蓑をつけており、この蓑には姿を隠す効果があることから「隠れ蓑」の語源となっている。

何らかの方法で天狗に気に入られた人は、天狗から剣術や人間離れした怪力を授かることができるとされる。

天狗に会いたい場合は日本各地にある天狗松や天狗杉へ行くといいらしい。これらはどれも樹齢100年を超える木ばかりであり、天狗はこういう立派な気に住んでいると考えられている。

天狗は神通力で空を飛ぶだけでなく、いろんな怪現象を起こすとされる。そのほとんどは人間に対した害はないが、天狗による拉致(天狗隠し)だけは例外である。天狗が人間をさらっていく現象であり、さらわれた人が突然戻ってくることもあればそのまま行方不明になったり五体バラバラにされたりすることもある。天狗隠しにあった人間を探すときは「鯖食った○○やーい」といえばよい。天狗は鯖が嫌いなため鯖を食った人間を連れていくのをやめるというのだ。

この世に強い未練を持った者・自尊心が強すぎる者・僧で慢心した者が天狗になると言われている。この辺りが「天狗になる」という語の語源となったのは言うまでもない。

 

出典

・「世界の幻獣・ドラゴン」を研究する会『よくわかる世界の幻獣ドラゴン大辞典』(廣済堂あかつき株式会社、2008年)362~363ページ

・TEAS事務所『萌える妖怪事典』(株式会社ホビージャパン、2013年)60~63ページ