カラドリオス |
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風属性 |
幻獣 |
あらゆる状態異常治しと回復技を取りそろえる保健のクリーチャー。 どんな珍しい状態異常でもピンポイントで治せるので、 カスタマイズ次第でどの戦いにも連れていける良さがある。 |
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能力値 |
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HP |
105 |
SP |
16 |
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攻撃 |
65 |
召喚時間 |
3 |
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防御 |
75 |
召喚コスト |
6 |
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魔力 |
85 |
召喚キャパ |
1 |
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4値合計 |
330 |
ZOC |
0 |
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技数 |
6 |
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移動 |
6 |
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※値はすべてレベル50の時のものです。
能力 |
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飛行 |
C |
常に[飛行]になる。 |
病人の枕元 |
D |
フェイズの初めに[待機]で自マスターが[睡眠][石化]なら隣のマスに[召喚済]になる。 |
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習得技 |
技説明 |
技考察 |
打撃 |
無属性 物理 攻45 命100 ク10 射1 範1 コ1 |
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毒治し |
無属性 変化 攻0 命100 ク0 射2 範1 コ2 対象の[毒]を治す。 |
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火傷治し |
無属性 変化 攻0 命100 ク0 射2 範1 コ1 対象の[火傷]を治す。 |
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凍傷治し |
無属性 変化 攻0 命100 ク0 射2 範1 コ1 対象の[凍傷]を治す。 |
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重力治し |
無属性 変化 攻0 命100 ク0 射2 範1 コ1 対象の[重力]を治す。 |
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暗闇治し |
無属性 変化 攻0 命100 ク0 射2 範1 コ2 対象の[暗闇]を治す。 |
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麻痺治し |
無属性 変化 攻0 命100 ク0 射2 範1 コ2 対象の[麻痺]を治す。 |
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怯み治し |
無属性 変化 攻0 命100 ク0 射2 範1 コ1 対象の[怯み]を治す。 |
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睡眠治し |
無属性 変化 攻0 命100 ク0 射2 範1 コ2 対象の[睡眠]を治す。 |
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石化治し |
無属性 変化 攻0 命100 ク0 射2 範1 コ3 対象の[石化]を治す。 |
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行動不能治し |
無属性 変化 攻0 命100 ク0 射2 範1 コ3 対象の[移動不能][技不能]を治す。 |
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封魔治し |
無属性 変化 攻0 命100 ク0 射2 範1 コ3 対象の[封魔]を治す。 |
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回復不能治し |
無属性 変化 攻0 命100 ク0 射2 範1 コ2 対象の[回復不能]を治す。 |
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雑念治し |
無属性 変化 攻0 命100 ク0 射2 範1 コ2 対象の[雑念]を治す。 |
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お祓い |
無属性 変化 攻0 命100 ク0 射2 範1 コ3 対象の[呪い]を治す。 |
なにげに専用技。 |
状態異常治し |
無属性 変化 攻0 命100 ク0 射2 範1 コ6 対象の状態異常を全て治す。 |
状態異常をこれに任せてもオッケー。 |
託す |
無属性 変化 攻0 命100 ク0 射1 範1 コ20 自分のHPを0にして[死亡]になり、対象のHPを35%回復する。 |
マスターにも使える便利な専用技。この技の存在ため簡単に倒されたくない。 |
癒しの風 |
風属性 変化 攻0 命100 ク0 射1 範3 コ4 直線攻撃。対象のHP13%回復。 |
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癒しの実 |
木属性 変化 攻0 命100 ク0 射3 範3 コ4 対象のHP15%回復。 |
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クリーチャーの解説 |
飛び回る薬箱
各種治し技に癒し技を持ち、移動力で味方の回復を務めるのがこの子のお仕事。状態異常も何でも治せるので、マスターがやばくなった時にとりあえず出すだけでも大きな価値がある。地味に「お祓い」は専用技である。 「飛行」を持つので移動の邪魔をされることなく味方の救済に向かうことができる。回復技は射程にある程度融通は利くものの、この子の耐久性能を考えるとありがたい点である。 強力な専用技「託す」は味方を大きく回復させる強力な技。使うとこの子は死ぬのでできればこの子が摩耗したときに使いたいが、その見極めは難しいため深く考えず使ってよい。
自動召喚ができる一見強力な能力ではあるが、条件が睡眠or石化と比較的かける側の負担が重い状態異常なので能動的に生かすのは難しい。受動的な発動をする能力といえるだろう。この能力自体に状態異常を治す効果はないので、それを考えると睡眠や石化を治せる技の搭載はこの子にとって大切であろう。
全体的に能力値は低く特に防御力が低いので、射程のあるクリーチャーにあっさりとやられることが多い。脆さから狙われやすさも上位なので、召喚時間3ではあるが手札に戻す・「託す」を使うこともためらってはならない。ほかに回復の予定がないなら敵に倒されるよりも「託す」を近くの味方の誰かに使ったほうが有益である。 |
元ネタ |
動物寓意譚フィシオロゴス |
カラドリオスとは、中世ヨーロッパで広く知られていた病人を癒す幻の鳥である。 外見は、黒い部分が全くない真っ白な鳥の姿であるが、黄疸のように目が黄色い個体も存在するという記述も見られる。 最大の特徴は、病人の病気を吸い取ることもあるが病人の運命を予知できるということである。病人のベッドの前にやってくると一目でその病状を判断する。治る見込みがないときはそっぽを向いてそのまま飛び去ってしまうが、見込みがある場合は病人を見つめて病気を吸い込んだ後、空高く飛びあがって太陽の元で吸った病気を発散するという。 またカラドリオスは病を治すだけでなく薬も作るとされる。カラドリオスの糞は目の病気に効く薬となると信じられていた。 大昔のカラドリオスは、食べたらすぐ排泄する汚らしい鳥として知られていたが、時代が下るごとに黄疸を治す鳥とされ、それの影響が大きくなって病気を治す鳥という風にイメージが変わっていっている。
出典 ・TEAS事務所『萌えるモンスター事典 天の巻』(株式会社ホビージャパン、2013年)114~117ページ |