雪女(ユキオンナ) |
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氷属性 |
精霊 |
能力によって射程の長い氷技を放てるクリーチャー。 かなり遠くからの敵の弱体化はもちろん、「雪呼び」によって 自分以外の氷属性の強化も見逃せない点だ。 |
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能力値 |
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HP |
130 |
SP |
20 |
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攻撃 |
90 |
召喚時間 |
6 |
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防御 |
105 |
召喚コスト |
8 |
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魔力 |
120 |
召喚キャパ |
1 |
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4値合計 |
445 |
ZOC |
1 |
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技数 |
4 |
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移動 |
4 |
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※値はすべてレベル50の時のものです。
能力 |
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技射程アップ2 |
D+ |
2以上の技の射程2アップ。 |
雪呼び |
D+ |
召喚完了時に天気を[吹雪]にする。 |
凍傷耐性 |
E |
[凍傷]にならない。 |
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習得技 |
技説明 |
技考察 |
氷塊落し |
氷属性 物理 攻70 命100 ク0 射2 範1 コ3 25%の確率で対象を[凍傷]にする。それぞれ40%の確率で対象の攻撃力、防御力5%ダウン。 |
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氷の刃 |
氷属性 魔法 攻45 命100 ク5 射2 範1 コ1 25%の確率で対象を[凍傷]にする。それぞれ40%の確率で対象の攻撃力、防御力5%ダウン。 |
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氷の矢 |
氷属性 魔法 攻60 命100 ク5 射2 範1 コ2 25%の確率で対象を[凍傷]にする。それぞれ40%の確率で対象の攻撃力、防御力5%ダウン。 |
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氷の槍 |
氷属性 魔法 攻70 命100 ク5 射2 範1 コ3 25%の確率で対象を[凍傷]にする。それぞれ40%の確率で対象の攻撃力、防御力5%ダウン。 |
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冷気 |
氷属性 魔法 攻40 命100 ク0 射4 範1 コ2 25%の確率で対象を[凍傷]にする。それぞれ40%の確率で対象の攻撃力、防御力5%ダウン。 |
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寒気 |
氷属性 魔法 攻50 命100 ク0 射4 範1 コ3 25%の確率で対象を[凍傷]にする。それぞれ40%の確率で対象の攻撃力、防御力5%ダウン。 |
とても長い射程。 |
体温奪取 |
氷属性 魔法 攻45 命100 ク0 射1 範1 コ3 対象の攻撃力10%ダウン。 |
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急速冷凍 |
氷属性 魔法 攻40 命100 ク0 射1 範1 コ3 対象の防御力10%ダウン。 |
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オーロラ |
氷属性 魔法 攻40 命100 ク0 射3 範2 コ5 対象の攻撃力、防御力5%ダウン。 |
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ブリザード |
氷属性 魔法 攻40 命100 ク0 射1 範1 コ3 対象の防御力を無視してダメージを与える。 |
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吹雪 |
氷属性 天気 攻0 命100 ク0 射0 範1 コ4 天気を[吹雪]にする。 |
能力の吹雪が切れたらこれ使おう。コストのデカさを嫌って使わないのもあり。 |
クリーチャーの解説 |
吹雪とタッグを組む女
召喚時間は6と長めだが、高めの魔力と能力による射程の長さを持ち味とするため、生き残りの適性はかなり高い。その寿命の長さと氷属性の特徴である能力低下が重なりその効果はかなり見込める。 天候が吹雪の場合は技射程が1の技の射程も伸びることもあり、この子の「技射程アップ2」の適用を受けることですべての技の範囲が伸びることになる。
この子の動かし方はやはり射程にものを言わせる後衛からの攻めである。特に「オーロラ」「寒気」の射程がかなり広いので、前線の味方クリーチャーの性能をさらに高めることも可能だ。もちろんメインウエポンである「氷の槍」で遠くからとどめを刺すことも非常に有効だ。 天気が変わった時のために「吹雪」を覚えさせるかは意見が分かれる。この子のほかに氷属性を使うつもりならば必要だが、そうでない場合は無理に「吹雪」を覚える必要はない。SPの消費も決して安くないからだ。 |
元ネタ |
日本の妖怪 |
雪女と言えば日本昔話に出てくるあの白い女のことである。北方で最も有名な妖怪の一人である。 雪女の外見は一般的に白い着物を来た美女とされることが多いが、必ずしも美女だというわけではない。目鼻のはっきりしない顔をしていたり大きな笠をかぶった婆さんの姿をしていたり、大雪の日は一本足であるという伝承もある。美女説が多く支持されている理由は単純に説を唱えるやつらが美女の方が好きであるからだ。昔の絵師や妖怪研究者も美女説を支持していた。 雪山で遭難した親子が山小屋でしのいでいるところに訪ねてきて、爺の方をあっさりと殺す(放っておいてもくたばるからだろう)。雪女の憐みか、若者のほうは殺されず「今日のことは誰にも話すな、話したら殺しに来るからな」と言われて見逃される。その直後の数日間、若者は病で仕事ができなかったが、この事件のことを口にすることはなかった。 事件から数年後、若者は流浪の身となっている美しい好みの女性、お雪と出会う。この出会いがきっかけとなり若者は結婚をして子供を数人産み、幸せな生活を送る。幸せな生活を送るのだが、子供を産んでかなり時が流れたにもかかわらずお雪が全く老けないのを周囲の人々が怪しむ。その怪しみに若者も怪しいと思い、お雪にあの日の事件のことを話してしまう。その話を聞いたお雪は(あの時の言いつけを破ったわね)といい、あの時の雪女は私だったのよと告白してから雪煙りとなって消えていく。二人の間に設けた子供を大切にしてくれたという理由で若者は殺されずに済んだが、お雪の姿は二度と見ることはなかった。
出典 ・「世界の幻獣・ドラゴン」を研究する会『よくわかる世界の幻獣ドラゴン大辞典』(廣済堂あかつき株式会社、2008年)366~367ページ ・奈落一騎・ほか『妖精・精霊がよくわかる本』(株式会社PHP研究所、2010年)196~197ページ ・TEAS事務所『萌える妖怪事典』(株式会社ホビージャパン、2013年)14~17ページ |