コロポックル |
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氷属性 |
小人 |
多彩な能力低下技を覚えてくれる「氷の加護」のクリーチャー。 技のレパートリーは氷属性でもっともよいが、 |
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能力値 |
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HP |
110 |
SP |
17 |
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攻撃 |
60 |
召喚時間 |
3 |
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防御 |
85 |
召喚コスト |
5 |
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魔力 |
90 |
召喚キャパ |
1 |
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4値合計 |
345 |
ZOC |
1 |
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技数 |
4 |
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移動 |
5 |
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※値はすべてレベル50の時のものです。
能力 |
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氷の加護2 |
C+ |
味方氷属性キャラの攻撃力、防御力、魔力10%アップ。 |
凍傷耐性 |
E |
[凍傷]にならない。 |
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習得技 |
技説明 |
技考察 |
打撃 |
無属性 物理 攻45 命100 ク10 射1 範1 コ1 |
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フローズンインパクト |
氷属性 物理 攻75 命100 ク0 射2 範2 コ5 |
珍しい物理範囲技。 |
氷塊落し |
氷属性 物理 攻70 命100 ク0 射2 範1 コ3 25%の確率で対象を[凍傷]にする。それぞれ40%の確率で対象の攻撃力、防御力5%ダウン。 |
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氷の刃 |
氷属性 魔法 攻45 命100 ク5 射2 範1 コ1 25%の確率で対象を[凍傷]にする。それぞれ40%の確率で対象の攻撃力、防御力5%ダウン。 |
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氷の矢 |
氷属性 魔法 攻60 命100 ク5 射2 範1 コ2 25%の確率で対象を[凍傷]にする。それぞれ40%の確率で対象の攻撃力、防御力5%ダウン。 |
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氷の槍 |
氷属性 魔法 攻70 命100 ク5 射2 範1 コ3 25%の確率で対象を[凍傷]にする。それぞれ40%の確率で対象の攻撃力、防御力5%ダウン。 |
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冷気 |
氷属性 魔法 攻40 命100 ク0 射4 範1 コ2 25%の確率で対象を[凍傷]にする。それぞれ40%の確率で対象の攻撃力、防御力5%ダウン。 |
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寒気 |
氷属性 魔法 攻50 命100 ク0 射4 範1 コ3 25%の確率で対象を[凍傷]にする。それぞれ40%の確率で対象の攻撃力、防御力5%ダウン。 |
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体温奪取 |
氷属性 魔法 攻45 命100 ク0 射1 範1 コ3 対象の攻撃力10%ダウン。 |
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急速冷凍 |
氷属性 魔法 攻40 命100 ク0 射1 範1 コ3 対象の防御力10%ダウン。 |
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オーロラ |
氷属性 魔法 攻40 命100 ク0 射3 範2 コ5 対象の攻撃力、防御力5%ダウン。 |
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冷却液 |
氷属性 魔法 攻20 命100 ク0 射1 範1 コ10 対象の攻撃力、防御力、魔力5ダウン、移動1ダウン。 |
大きいコストと射程1に気をつけて。 |
ブリザード |
氷属性 魔法 攻40 命100 ク0 射1 範1 コ3 対象の防御力を無視してダメージを与える。 |
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氷走り |
氷属性 魔法 攻40 命100 ク0 射0 範2 コ6 自分と[飛行]には命中しない。対象を[移動不能1]にする。それぞれ25%の確率で対象の攻撃力、防御力5%ダウン。 |
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フリーズ |
氷属性 魔法 攻40 命100 ク0 射1 範1 コ3 対象の魔力を無視してダメージを与える。 |
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氷の洗礼 |
氷属性 変化 攻0 命100 ク0 射2 範1 コ7 自マスターに命中。対象を氷属性にする。 |
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氷点 |
氷属性 地形 攻0 命100 ク0 射0 範2 コ2 対象の地形を[氷]にする。すでに[氷]なら[雪原]にする。 |
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雪道 |
氷属性 地形 攻0 命100 ク0 射1 範6 コ3 直線攻撃。対象の地形を[氷]にする。すでに[氷]なら[雪原]にする。 |
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クリーチャーの解説 |
小さな道民
攻撃技にしても補助技にしてもかなり多くの技を覚える。氷属性の特徴をほぼすべて押さえており即召喚が可能であるので、コストの重い技でもデメリットをそんなに感じることもなく使っていける。 攻撃技でいえば「フローズンインパクト」という珍しい技がある。この子の能力値でいえばダメージに期待できないが、珍しい物理範囲攻撃技なので、魔力の低い敵には割とダメージが通る。故に相手の防御力を下げた後だと強烈になるので、豊富な能力低下技を駆使して影響を強くしていきたい。「オーロラ」と合わせることもでき、気軽に手札に戻せることも有用性を高めている。 「冷却液」によって1手で大きく相手の能力を下げることができるのも特徴だ。即召喚ができるので、好きな相手に「冷却液」をほぼ自由にあてられるのもこの子の特徴である。 攻撃技については上記の通り一通りそろっているのだ。
能力値の低下はもちろんのこと、場づくりやマスターの属性変更など多くの仕事を一人でできるためいろんな役割を与えたくなるが、この子の出し入れの容易さによる手札でのSP回復によって、1人2・3役をすることが可能。多機能型のコロポックルという訳だ。 搭載可能な技の数に対して技数が少ないので、他の編成を考えてからジグソーパズルのように組み合わせていくことが重要となりそうだ。 |
元ネタ |
日本の妖怪 |
コロポックルとは、蝦夷地(今の北海道)に住んでいたアイヌ民族の間で知られていた小人である。名前はアイヌ語で「蕗の葉の下の人」という意味である。 外見は人間だが背丈は赤ちゃんほどであり、洞窟にすんでいる。その小さな体で2メートルほどの蕗の茎をもち、葉を傘のように利用する。その姿はまるで森の妖精のようであるという。 コロポックルは小さいが感性が鋭く頭も良く器用で狩猟や漁が得意だという特徴があり、それによって生きてきたとされる。そしてアイヌの人々はコロポックルから刺青や陶芸技術を教わったとされる。 性格は優しくものを分け与えることを好み、アイヌ民族と衝突することは極力避け、彼らと力を合わせ助け合うように暮らしていたという。一方で恥ずかしがりで人の前に姿を現すのを嫌う一面もあり、物を渡すときはその人の玄関にそっと置いていったという、その一面もコロポックルはアイヌの人々に幸せを与える妖精のような存在として親しまれていた。 だがその関係も長くは続かず、一人の愚かなアイヌ民が玄関に物を置くコロポックルをとらえてしまう。そして捕えられたのがよりによって裸の女コロポックルであった。この時はコロポックル一族も大変怒り、トカップチ!(水は枯れろ、魚は腐れ)と言い捨てて一族ごと居なくなってしまった。 このトカップチが今の十勝の地名の元の語だとされている。
出典 ・奈落一騎・ほか『妖精・精霊がよくわかる本』(株式会社PHP研究所、2010年)182~185ページ ・TEAS事務所『萌える妖怪事典』(株式会社ホビージャパン、2013年)18~21ページ ・株式会社レッカ社『ファンタジー人外コレクション』(株式会社カンゼン、2015年)31ページ |