朱雀(スザク)

炎属性

霊獣

 

四神の内の炎のクリーチャーで、地属性の召喚催促ができるクリーチャー。

炎属性の中では高い移動力と「飛行」を持ち、さらに高いステータスからの

自己強化もできるが脆いので生き残るのは五行の中でも難しい方である。

能力値

HP

110

           SP

24

 

攻撃

125

召喚時間

 

防御

95

召喚コスト

 

魔力

105

召喚キャパ

 

4値合計

435

ZOC

 

 

技数

 

移動

 

※値はすべてレベル50の時のものです。


能力

火生土

D+

自マスターが地属性クリーチャーを召喚する時に召喚時間、召喚コストを2少なくする。

飛行

C

常に飛行になる。

炎の護り

C+

炎属性キャラが受ける弱点属性のダメージ倍率を30%ダウン。

 

 

 




 

 

 

 

習得技

技説明

技考察

打撃

無属性  物理   攻45 命100 ク10 射1 範1 コ1 

 

強打

無属性  物理  攻60 命100 ク10 射1 範1 コ2 

 

強打撃

無属性  物理  攻75 命100 ク10 射1 範1 コ3 

 

火の粉

炎属性  魔法  攻50 命100 ク5 射2 範1 コ1 

 

炎撃

炎属性  魔法  攻65 命100 ク5 射2 範1 コ2 

 

大爆破

炎属性  魔法  攻60 命100 ク0 射2 範2 コ3 

 

炎上

炎属性  魔法  攻60 命100 ク5 射1 範1 コ5

 自分の攻撃力10%アップ。

 

        

 

クリーチャーの解説

 翼を広げる南風
 それなりのHP・SP、攻撃力と技の威力を合わせ持つが、サポートタイプの能力2つを持つため、他の子の補助としての存在感が強いクリーチャーである。


持っているモノは平均程度。他の子と足並みそろえて攻めていきたい。

それなりのHPとSP、そして技の燃費の良さと召喚時間の長さ、さらに炎属性としての平均ほどの攻撃力・技や「飛行」を持つことで一見使い勝手はよくない。

一致技の威力に不安が残るが、「炎上」で補ったり優秀な移動からの範囲攻撃が打てるので攻撃を当てるだけなら簡単である。


地属性の召喚催促もできるアタッカーとしては珍しい性質も。

「火生土」によって地属性の召喚を手伝うことができる(魔石・魔法陣召喚の場合は召喚時間4までは即召喚可能)。この子の「飛行」と地属性の「地震」をはじめとする技との相性の良さから、地属性パーティの一員として入れるにも十分なものを持っている。もちろん「炎の護り」を有効に使える炎属性パーティでも有効に使える。

この能力のおかげで、他の子と足並みそろえて進撃しやすい。


・防御力は低い。集中砲火ですぐ落ちるので待機場所は慎重に選ぼう。

「炎の護り」込みでもこの子の防御性能は召喚難度の割に低めである。「飛行」はあるモノの技の射程も狭めなため、攻めるときはどうしても低めの防御力を晒したまま敵に接近しなければならない。ZOCに強いのは他の炎属性アタッカーや補助先の地属性アタッカーにはあまり見られないので、攻めるときはこの点を考えて攻撃タイミングに気をつけて連携していきたい。

召喚時間とコストが高めだが、それを十分に覆すものをこの子は持っているとはいいがたい。四神の布石に使うか「火生土」を目当てに召喚するくらいしかできない微妙なクリーチャーである。

 

元ネタ

中国の四神

中国で四方を守護されると考えられた神聖な獣のことを、四神という。

だが中国には世界を4つに分けるという発想はなく、中央にもう一つの要素が加わる。これが西洋の四大元素に対する東洋の五行思想である。その中心には麒麟か鳳凰、黄龍を加える例が見られる。

中国においてはこれら神聖な獣の図が盛んに描かれるようになるが、そいつらについての神話や伝承はほとんど伝えられていない。

そのうちの南・夏を守護する火の聖獣が朱雀である。

朱雀とは、中国の四神のひとつであり、南を守護する存在である。

火の鳥というイメージがあるが、そのとおりであり朱雀は名前自体が火の鳥を意味しており、季節でいえば夏を示しているからだ。

長い首と竜の紋と鶏のくちばしを持った孔雀のような姿をしており、特徴的な長い尾も持つ。五色の音色で鳴き、翼も5色で彩られているとされる。

翼を広げた状態で描かれることが多いが、それは翼を広げることで厄災から守ることができるからだと言われる。

その翼で福も招くといわれる朱雀は梧桐の木にのみ住むとされている。

 

出典

・荒木正純『知っておきたい 天使・聖獣と悪魔・魔獣』(株式会社西東社、2011年)127ページ

・「世界の幻獣・ドラゴン」を研究する会『よくわかる世界の幻獣ドラゴン大辞典』(廣済堂あかつき株式会社、2008年)198~199ページ

・桜井めぐみ・ほか『萌え萌え幻獣辞典』(株式会社イーグルパブリッシング、2007年)80~81ページ

・おおつ やすたか・ほか『魔獣大百科』(株式会社メディア・テック、2007年)88~93ページ