サラマンダー

炎属性

精霊

 

多彩な炎技が光る「炎の加護」のクリーチャー。

火力のある技や射程のある技さらに自己強化もそろえている。

炎属性の中では器用で何でもできるのでカスタマイズ性が非常に高い。

能力値

HP

105

           SP

17

 

攻撃

95

召喚時間

 

防御

70

召喚コスト

 

魔力

80

召喚キャパ

 

4値合計

350

ZOC

 

 

 

技数

 

移動

 

※値はすべてレベル50の時のものです。


能力

炎の加護2

C+

味方炎属性キャラの攻撃力、防御力、魔力10%アップ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 





 

 

習得技

技説明

技考察

打撃

無属性  物理   攻45 命100 ク10 射1 範1 コ1 

 

火の粉

炎属性  魔法  攻50 命100 ク5 射2 範1 コ1 

 

炎撃

炎属性  魔法  攻65 命100 ク5 射2 範1 コ2 

 

火炎撃

炎属性  魔法  攻80 命100 ク5 射2 範1 コ3 

 

狐火

炎属性  魔法  攻45 命100 ク5 射4 範1 コ2 

 

鬼火

炎属性  魔法  攻55 命100 ク5 射4 範1 コ3 

 

爆破

炎属性  魔法  攻50 命100 ク0 射2 範2 コ2 

 

大爆破

炎属性  魔法  攻60 命100 ク0 射2 範2 コ3 

 

炎上

炎属性  魔法  攻60 命100 ク5 射1 範1 コ5

 自分の攻撃力10%アップ。

 

猛火

炎属性  魔法  攻60 命100 ク0 射2 範1 コ4

 対象を[火傷]にする。

 

マナバーン

炎属性  魔法  攻100 命100 ク0 射2 範1 コ4

 自分の魔力35%ダウン。

すぐ下げても問題ない。 

漆黒の炎

炎属性  魔法  攻125 命55 ク0 射4 範1 コ8

 自分のHP25%減少。対象を[火傷]にする。

 

熱血

炎属性  変化  攻0 命100 ク0 射0 範1 コ2

 自分の攻撃力10%アップ、防御力5%ダウン。

 

炎の洗礼

炎属性  変化  攻0 命100 ク0 射2 範1 コ7

 自マスターに命中。対象を炎属性にする。

 

        

 

クリーチャーの解説

 ポータブル高火力トカゲ
 「炎の加護2」で味方を守るだけでなく、召喚時間3から威力の高い炎属性の技が出せるところに魅力があるクリーチャー


お手軽さと技の威力で能力値をカバーせよ。

この子自身の能力値は低いが、技の威力によって十分にカバーがされており、ゆえに使いやすさを持っている。召喚コストも低めなので再利用がしやすく、「マナバーン」の反動も大した欠点ではない。うち逃げ使用でも十分な戦果が期待できる。

「猛火」による火傷撒きもできる。「炎の加護2」の効果のために遠くから鬼火を飛ばすだけでも一応役割を持つことはできる。


・火力だけではない!多数の技にも目を向けるべし。

いろいろな技を持っているので、他の炎属性の強さをさらに上げることが可能だ。この子は出しやすいのでとっさの作戦変更のきっかけにも使うことができる。この子は脆いので場に出し続けると倒されやすい。召喚帰還を繰り返して使い、この子で倒せるクリーチャーをしっかりと倒しておきたいところだ。

 搭載可能な技の数に対して技数が少ないので、他の編成を考えてからジグソーパズルのように組み合わせていくことが重要となりそうだ。

 

元ネタ

四大精霊

ヨーロッパでは、火、水、土、風の4つで世界が構成されているという考えが信じられていた。

聖書において7が神聖視されるのは、天上地上地下の3つに加えて上記の4要素の合わせて7要素で世界は構成されていると信じられてきたからだ。実際にこの4元素は、火→エネルギー、水→液体、風→気体、土→個体と置き換えることができる。

東洋においてはこの四大元素に対して東洋の五行思想がある。

15~16世紀のスイス人パルケルスス(人造人間を作ったことで有名)は、その4大元素には人格があると主張した。彼らは肉体を持つ生物と霊的な存在の中間であるとされ、みな人間に近い姿をしている。人と交わることも可能だとされる。それらにそれぞれ名前を与えた。そのうちの火の精霊がサラマンダーである。

サラマンダーとは、中世ヨーロッパにて信じられていた四大精霊の一つであり、火をつかさどっている。実在する動物でもあり、体調は15~25センチと小さいが、トカゲとしてはそれなりの大きさである。

四大精霊に選ばれる前のサラマンダーは、日本のサンショウウオに似た姿をしており、体温が異常に冷たかったため火の中でも大丈夫だったという特徴がある。火の中でも大丈夫だという火への耐性が、火の中で生きられるというイメージとなり、火の精霊という性質を帯びることで四大精霊の一つとして数えられるようになったようだ。

人間にとって火は恐怖の対象でもあり、パラケルススも属していた錬金術師はこぞってその加護を得ようとしていた。中世では燃えない布が「サラマンダーの皮」として出回ったことがあるが、これは日本でいう石綿(火浣布)であった。

四大精霊の一つとなったサラマンダーは美女として描かれることもある。情熱的な女性はサラマンダーになるという言い伝えも存在するほど、世の魔術師たちはその説を支持していたようだ。

 

出典

・「世界の幻獣・ドラゴン」を研究する会『よくわかる世界の幻獣ドラゴン大辞典』(廣済堂あかつき株式会社、2008年)144~147ページ

・「世界のドラゴン」を追及する会 ほか『よくわかる世界のドラゴン事典』(株式会社ウェッジホールディングズ、2008年)52~54ページ

・奈落一騎・ほか『妖精・精霊がよくわかる本』(株式会社PHP研究所、2010年)108~109ページ

・おおつ やすたか・ほか『魔獣大百科』(株式会社メディア・テック、2007年)28~29ページ

・TEAS事務所『萌える悪魔事典』(株式会社ホビージャパン、2012年)178ページ

・TEAS事務所『萌えるモンスター事典 陸の巻』(株式会社ホビージャパン、2013年)126~128ページ

・株式会社レッカ社『ファンタジー人外コレクション』(株式会社カンゼン、2015年)22~23ページ