アルゴス |
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無属性 |
巨人 |
召喚時間がかなり長いが、高い能力値と敵の射程制限ができるクリーチャー。 使いやすく威力の高い無属性技を一致で放てるクリーチャーの中で最も 火力があるが、魔石召喚で使ってみると召喚時間の割に合わないことも。 |
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能力値 |
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HP |
190 |
SP |
21 |
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攻撃 |
135 |
召喚時間 |
10 |
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防御 |
125 |
召喚コスト |
4 |
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魔力 |
75 |
召喚キャパ |
1 |
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4値合計 |
525 |
ZOC |
1 |
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技数 |
5 |
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移動 |
5 |
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※値はすべてレベル50の時のものです。
能力 |
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強圧 |
X |
敵が使用する技の射程1ダウン。(1以下にはならない) |
魔眼 |
C+ |
常に命中率35%アップ。[暗闇]にならない。 |
睡眠耐性 |
E |
[睡眠]にならない。 |
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習得技 |
技説明 |
技考察 |
打撃 |
無属性 物理 攻45 命100 ク10 射1 範1 コ1 |
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強打 |
無属性 物理 攻60 命100 ク10 射1 範1 コ2 |
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強打撃 |
無属性 物理 攻75 命100 ク10 射1 範1 コ3 |
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体当たり |
無属性 物理 攻50 命100 ク15 射1 範1 コ2 対象を1マス後退させる。 |
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突進 |
無属性 物理 攻65 命100 ク15 射1 範1 コ3 対象を1マス後退させる。 |
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投石 |
地属性 物理 攻45 命100 ク10 射2 範1 コ1 20%の確率で対象を[怯み]にする。 |
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岩石投げ |
地属性 物理 攻60 命100 ク10 射2 範1 コ2 20%の確率で対象を[怯み]にする。 |
よりによって岩技…シパクナとかぶってんよ。 |
クリーチャーの解説 |
遅すぎる体力自慢アタッカー
HPがとても高いが、それに能力値を割り振られている形となっているため他の能力値は召喚時間の割に平凡である。技のほうも「強攻撃」「岩石投げ」と、強力な一致技と雷属性に対する有効打を持っており火力は文句なしに高いものの、一般的な技であるために魅力としては弱い。 だが同じような召喚時間の中では移動力がありHP・SPがある故場持ちもいいので、その持久力を活かして戦いたいものだ。安さもピカイチなので最初に出しても後続への負担がかかりにくいというところもチェックすべきだろう。
やはり召喚時間の長さがネックである。いったん出してしまえばHPの高さから場持ちの良さを生かせるのだが、そうしてまで使う強さがこの子にあるのかは疑問である。無属性ゆえに属性値の恩恵を得られないのも持久タイプのアタッカーには欠点となる。 同じようなタイプの子が他にいるが、その子たちの第2の存在として運用するには十分な戦力を持っているのもまた確かだ。「強圧」は重複するので、コンビとして考えて運用すれば存在感を発揮することも可能だろう。 このゲームのほとんどの技は射程2なので、「強圧」によってその技が射程1になるのは大きな利点だ。しかしその強さは敵に回してみないとわからない、対人戦のない今ではまだ地味なクリーチャーである。 |
元ネタ |
ギリシャ神話 |
アルゴスとは、ギリシャ神話に登場する全身に100の目を持つ巨人である。 ゼウスの正妻ヘラの忠実なしもべである。その体中にある無数の目が交代で眠るためアルゴス自身は眠ることがなく、常に死角が存在しない。その性質から見張りに適しており、最高神ゼウスの妻ヘラに重用されていた。怪物の母エキドナを倒す功績をはじめ、人や神に害なす怪物を退治するという武勲を挙げている、外見の不気味さから悪のイメージが付きそうだがその実彼は最高女神ヘラの忠実な部下であり、彼女に忠実に仕えテュポーンの妻である半人半蛇の化物エキドナ退治を代表として英雄的な活動をしていたのである。 アルゴスは時にゼウスの浮気相手を見張る役割をヘラより受ける(その見張り対象は牝牛であり、それはゼウスの浮気相手だったわけだ)が、その仕事中に伝令の神ヘルメスの魔法の杖によって全ての目を眠らされ、その仕事を邪魔されたうえ殺されてしまう。 アルゴスの死を悲しんだヘラは、彼の目を飼っていた鳥のクジャクの羽にちりばめた。この事からクジャクの羽に目玉模様が存在することになったのだという。
出典 ・TEAS事務所『萌えるモンスター事典 陸の巻』(株式会社ホビージャパン、2013年)151ページ ・小沢章友 『ギリシア神話 ふしぎな世界の神様たち』(集英社みらい文庫 2012年)、77~82ページ ・株式会社レッカ社『ファンタジー人外コレクション』(株式会社カンゼン、2015年)36~37ページ |