アルテミス |
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無属性 |
神 |
無属性の遠距離技という、属性に左右されない強さを持つクリーチャー。 「闇の渦」や「キュアポイズン」など、サポートを任せることもできる。 「手加減」を発動させることでクリーチャー捕獲で役に立つという特徴もある。 |
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能力値 |
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HP |
120 |
SP |
20 |
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攻撃 |
95 |
召喚時間 |
4 |
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防御 |
90 |
召喚コスト |
7 |
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魔力 |
85 |
召喚キャパ |
1 |
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4値合計 |
390 |
ZOC |
1 |
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技数 |
5 |
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移動 |
5 |
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※値はすべてレベル50の時のものです。
能力 |
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手加減 |
E |
発動型 射程0 範囲1 回数8 自分を[手加減]にする。[手加減]中は次に使う技で対象のHPを0以下にするダメージを与えてもHPを1残す。 |
技射程アップ1 |
E+ |
2以上の技の射程1アップ。 |
集中 |
E |
物理技をミスしたときに命中率10%アップ。 |
月の加護 |
E+ |
味方のクリティカル率10%アップ。 |
習得技 |
技説明 |
技考察 |
打撃 |
無属性 物理 攻45 命100 ク10 射1 範1 コ1 |
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強打 |
無属性 物理 攻60 命100 ク10 射1 範1 コ2 |
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ショット |
無属性 物理 攻40 命90 ク10 射4 範1 コ2 |
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マルチショット |
無属性 物理 攻40 命90 ク5 射4 範2 コ4 |
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ダブルショット |
無属性 物理 攻25 命90 ク15 射4 範1 コ4 2回攻撃。 |
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ハードショット |
無属性 物理 攻60 命90 ク10 射4 範1 コ4 |
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マジックショット |
無属性 魔法 攻60 命90 ク10 射4 範1 コ4 |
魔力低めだから魔法シールド対策である。 |
アシスト |
無属性 変化 攻0 命100 ク0 射1 範1 コ3 対象を[行動不能][必中]にする。 |
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キュアポイズン |
光属性 変化 攻0 命100 ク0 射5 範2 コ2 対象の[毒][火傷][回復不能][寄生]を治す。 |
こんな便利な技が使える。もろ狩人である。 |
闇の渦 |
闇属性 変化 攻0 命100 ク0 射1 範1 コ7 [召喚中]に命中。対象の現在召喚時間1ダウン。 |
召喚催促までできてしまう何でもできるアタッカーだ。 |
クリーチャーの解説 |
月から地上を狙い撃つ者
射程の長いショット技に「キュアポイズン」を持つので、マスター狩人と同じような使い方ができる。しかし攻撃力を始め能力値はそんなに高いわけではないので、射程に任せた援護が主となる。 珍しい遠距離物理技という攻撃技だけではなく、「アシスト」で味方の命中率補助をしたり「闇の渦」で召喚催促をしたり「キュアポイズン」で状態異常を範囲で治すこともできる。 ショット技の種類が豊富なうえ前述のとおり補助技も充実しているため技の搭載に迷いがちな子であるが、狩人を使い慣れている人はそのノウハウをそのまま適用できるクリーチャーでもある。うまく後衛職をまっとうして、他のキャラを引き立てつつショット技で攻撃していこう。
「技射程アップ1」がこの子の基本性能を底上げしているのは言うまでもないが、他の3つもの能力もその手助けをしているモノとなっている。 「集中」は攻撃を外すと命中率が上がるというものであり、この子の技における最低命中率が90%ということを考えると、1度外せばすべての技が命中率100%となるという訳である。だがその外れるタイミング次第では、この子自身の能力値の半端さもあり戦況がひっくり返ることもありえる。そこはこの子を使う上で覚悟しておくべきことではある。 「月の加護」は場に出るだけで味方側全てのキャラのクリティカル率が上がるというモノである。ショット技は元々クリティカル率が高めに設定されているのでシナジー効果は大きい。味方全員に効果があるうえクリティカル率0%の技にも+10%が適用されるため、クリーチャー編成やマスターの技構成によればかなり強力な能力として利用できる。この子をパーティに入れるからには、前衛タイプのキャラにはガンガン前進してほしいものだ。
能力「手加減」を持つ唯一のクリーチャーであり、技の射程もあるため野良クリーチャーのHP削りに大いに貢献してくれる。レベルを上げて低レベルのステージに足を運べば一撃で敵のHPを1にできるので効率よくクリーチャー捕獲ができる。しかしSPを減らすことはできないので、そこは他のクリーチャーに譲ることとなる。
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元ネタ |
ギリシャ神話 |
アルテミスとは、最高神ゼウスとその愛人レトの間に生まれた女神であり、アテナ・ヘスティアとともに3大処女神の一人である。兄に太陽神として知られるアポロンがいる。 生まれるときに「レトはヘラよりも美しい子を産む」という予言が起こり、これに激怒したヘラはレトに出産の邪魔をする呪いをかける。アルテミスはそんな中先に生まれ、アポロンの出産を手伝ったとされる(生まれた直後にさっさと成長するのはギリシャ神話では普通)。この由来から処女神であるにもかかわらず出産の女神の側面を持つ。 そしてアルテミスは多くの顔を持ち(処女神・狩り・出産・獣や子供の守護神・月の女神)、その数はアテナに次ぐといわれる。アルテミスはアテナを尊敬しており、そして上記の通り生まれてすぐに女性最大の苦しみを目の当たりにしたというのもあり、生涯処女を貫くことの許しをゼウスから得る。ついでに妊婦の守護神の称号ももらう。妊婦を苦しみから救うことも彼女の仕事ではあるが、昔は妊婦の苦しみから救うことと死がイコールでつながることが多かったので、弓の殺傷力もありアルテミスが悪魔としてみなされることもあった。 アルテミスは処女神なので、兄と父以外の男性とのかかわりを極端に避け、多くのニンフを従えて毎日のように歌や狩りを楽しんでいるとされる。彼女はニンフとのそんな清らかな生活を愛していた。 なので、それを侵して偶然アルテミスの水浴びを見てしまった男は鹿に変えられてそのまま死んでしまった。 アルテミスは弓を持っている狩りの女神であり、処女である存在と相まって動物の狩猟だけでなく繁殖も司る女神として崇拝された。双子の兄と同じくすぐれた弓術を持っているのだが、その弓が死を意味することもあった。事実彼女に敵対して危害を加えようという存在には、容赦なく神にも人にも死をもって制裁を加えたとされる。収穫祭の時に自分への供養を忘れた王を惨殺したり母親を侮辱したやつの子供を皆殺しにしたこともある。 狩りの女神でありながら守り手でもあるため、必要以上の殺生を行う狩人に対しては厳しい罰を与えた。 処女神だが、1度だけポセイドンの息子オリオンに恋をしたことがある。彼もまた優れた弓術を持っていたが、兄アポロンによって「あいつによって森の動物が絶滅する」と言いがかりを立て、最後には海を泳いで逃げるオリオンを流れる丸太だと言ってアルテミスをだまし、彼女の手で殺させたのである。
出典 ・松村一男『知っておきたい 世界と日本の神々』(西東社、2010年)42~43ページ ・幻想世界を研究する会『よくわかる 「天国・神界の住人」事典』(株式会社ウェッジホールディングズ、2008年)65ページ ・岩田和義・ほか『萌え萌え女神事典』(株式会社イーグルパブリッシング、2007年)44~45ページ ・おおつ やすたか・ほか『女神大百科』(株式会社メディア・テック、2006年)32~35ページ |