ミノタウロス

無属性

獣人

 

能力「覇気」と「タンク」によって大ダメージと足止めを一手で行えるクリーチャー。

技の射程がないので敵に近づいてはじめてこの子の価値が出ると言えよう。

相手にする時はこの子に主力がはめられないようにしたい。

能力値

HP

145

SP

18

 

攻撃

110

召喚時間

 

防御

120

召喚コスト

 

魔力

80

召喚キャパ

 

4値合計

455

ZOC

 

 

技数

 

移動

 

※値はすべてレベル50の時のものです。


能力

タンク

D+

物理技でダメージを与えた時に対象を[挑発]にする。

覇気

C+

物理技でダメージを与えた時に対象を[移動不能1]にする。

 

 

 

 

 




 

 

 

習得技

技説明

技考察

打撃

無属性   物理   45 命100 ク10 射1 範1 コ1 

 

強打

無属性  物理  攻60 命100 ク10 射1 範1 コ2 

 

強打撃

無属性  物理  攻75 命100 ク10 射1 範1 コ3 

 

体当たり

無属性  物理  攻50 命100 ク15 射1 範1 コ2

 対象を1マス後退させる。

 

突進

無属性  物理  攻65 命100 ク15 射1 範1 コ3

 対象を1マス後退させる。

 

連撃

無属性  物理  攻35 命100 ク10 射1 範1 コ3

 2回攻撃。

能力の効果は重複しない。 

根性

無属性  変化  攻0 命100 ク0 射0 範1 コ4

 自分の状態異常をランダムで1つ治す。

 自分で状態異常を治せるアタッカーは貴重である。

        

 

クリーチャーの解説

外見と腕力による威嚇のプロ
 攻撃力と防御力が高いが、単純な技しか持たないので使い方は極めて単純。ただ召喚してただ相手側に攻めればいいのである。


敵に近づいて殴るだけ。しかし能力によってそれが強力になる!

技欄の通り射程1の一致技しかないので、敵にとにかく近づいてこの技でただ攻めればいい、攻めるだけでこの子の持つ能力「覇気」「タンク」が効果を発揮するからである。これらの能力は攻撃時にこの子にとってはただ攻めるだけでも攻防一体の良策なのである。

能力によって、移動不能と挑発を相手に与えることができる。移動できない・他のキャラに追う劇ができない状態異常を与えたい敵に当て続けることで、特定の相手にマンツーマンを強いることができるのだ。その相手は移動力や射程の高い子であるほど理想だ。能力「タンク」によって射程2以上の技を持つクリーチャーにも大きな効果をもたらすのである。


・「エアスラッシュ」のない戦士とはこういうモノである…

接近できてしまえば「覇気」によって移動力・射程差などすぐ覆せるが、この子の召喚時間が6と長めなので、敵に距離を取られ続けると厳しいところがあるのが欠点だ。射程1の技しか持たないため、高ZOC持ちにも弱いので扱いは難しめである。


 戦士と同じ「根性」を持つので、状態異常の心配はほとんどない。攻撃に関してはできてしまえば安心と信頼を持てる子ではある。攻撃できる状況を他のクリーチャーによって補助してあげよう。

 

元ネタ

ギリシャ神話

ミノタウロスとは、ギリシャ神話における一人の王子である。クレタ島のミノス王の妻パシパエから生まれた。その時の名前は星、雷光を意味するアリテリオスだったが、後述する物語からミノタウロスという名前のほうが広く知られる。

クレタの支配者ミノスは、海神ポセイドンに願って牡牛を借りたことがある。しかしその牛が美しすぎたために返したくなくなり、返す日になったら別の牛をポセイドンに渡してしまう。替え玉を送られたポセイドンは激怒し、ミノスの妻に獣姦好きになる呪いをかけてしまう。こうして呪われた妻パシパエは牡牛に発情してしまい、半人半獣のミノタウロスが誕生するのである。

ミノタウロスの外見の恐ろしさと獰猛さにミノスはうろたえるが、一応王子なので殺すわけにはいかず、部下にミノタウロス専用の迷宮を作らせ、そこに住まわせることにした。その後ミノスはミノタウロスのために、アテナイ市を脅して少年少女をどんどん迷宮に送らせるようにした。アテナイ市の住民は困りはて、数年が経ちやがて英雄テセウスが生贄役を買って出ることになる。テセウスは生贄の中に混じって、ミノタウロスの異母姉妹から得たアイテムを使って、油断したミノタウロスを撃破するのであった。

よく大きな斧を持った姿がかかれるが、本来は素手で戦う。普通の牛は草食なのになぜこいつは肉食なのかは不明である。

私が地下に閉じ込められている間、同士はクレタ島で歴史を作っている。私は悔しさで男泣きに泣いた。

 

出典

・桜井めぐみ・ほか『萌え萌え幻獣辞典』(株式会社イーグルパブリッシング、2007年)14~15ページ

・おおつ やすたか・ほか『魔獣大百科』(株式会社メディア・テック、2007年)56~57ページ

・TEAS事務所『萌えるモンスター事典 陸の巻』(株式会社ホビージャパン、2013年)68~69ページ