疫病神(ヤクビョウガミ)

無属性

悪霊

 

専用技「能力交換」によって能力を移動させることができるクリーチャー。

他クリーチャーの便利な能力を得てもこの子に戦力は見込めないので、

他のクリーチャーで戦力を埋める構成が大切となる。

能力値

HP

130

SP

24

 

攻撃

85

召喚時間

 

防御

95

召喚コスト

 

魔力

90

召喚キャパ

 

4値合計

400

ZOC

 

 

技数

 

移動

 

※値はすべてレベル50の時のものです。


能力

呪縛

C-

常に自分の攻撃力、防御力、魔力25%、移動2ダウン。

召喚代償1

D-

[死亡]になった時に自マスターの攻撃力、防御力、魔力10%ダウン。

 

 

 

 

 

 

 






 

習得技

技説明

技考察

打撃

無属性   物理   攻45 命100 ク10 射1 範1 コ1 

 

強打

無属性  物理  攻60 命100 ク10 射1 範1 コ2 

 

攻撃弱体

無属性  変化  攻0 命100 ク0 射2 範1 コ2

 対象の攻撃力5%ダウン。

 

防御弱体

無属性  変化  攻0 命100 ク0 射2 範1 コ2

 対象の防御力5%ダウン。

 

魔力弱体

無属性  変化  攻0 命100 ク0 射2 範1 コ2

 対象の魔力5%ダウン。

 

能力交換

無属性  変化  攻0 命100 ク0 射2 範1 コ8   

マスターには命中しない。自分と対象の能力を入れ替える。(ランクXの能力は除く)

 固有技。これを入れないとこの子は始まらない。

精神攻撃

闇属性  変化  攻0 命100 ク0 射2 範1 コ2

 マスターには命中しない。対象のSP4減少。

 この子のメインウエポンと言ってもいいだろう。

呪い移し

闇属性  変化  攻0 命100 ク0 射3 範1 コ3

 自分の状態異常を全て対象に移す。

状態異常を写す際に、普通の技と同じように麻痺など状態異常の影響を受けるから使いやすくはない。 

        

 

クリーチャーの解説

能力交換(アビリティトレード)娘
 固有技「能力交換」を持つ、もえくりに置いて指折りな特殊用途のクリーチャー。能力値は並程度しかないためその技の使い方でこの子は決まる。


・「能力交換」を活かした使い方を研究しよう。

疫病神は固有技の「能力交換」がすべて。この技は名前通りクリーチャー・ファミリアの能力を交換する技であり、これを駆使することで様々なコンボの起点にすることができる。能力バトルものであるこのゲームにおいて、その能力を操れるという重要な立ち位置を持つクリーチャーである。この技の応用力の高さから、専用パーティも存在する。

能力の移動ができるものの、この子が最初に持っている能力は2つともマイナス能力である。故に出してすぐ「能力交換」を味方にする使い方は、味方を弱体化させるゆえあまりよくない。ということは、そのマイナス能力を相手に押し付けるのがわかりやすい使い方である。受けた相手が疫病神やインドラでない限りどうすることもできないので、マイナス能力を相手に与えた時点で疫病神は半分仕事をしたことになるといえよう。

相手に「能力交換」を使うのが最初の仕事だが、その相手を自由に選ぶことは難しい。この子の召喚時間が5であり、「呪縛」で移動が下がっていることもあり「能力交換」を狙っている相手に理想通りにぶつけるのは割と難しいからだ。この子の召喚準備を開始したら、その周りで戦うことで少しでも「能力交換」をぶつける相手を選択できる状況を作っていきたい。戦場から離れたところに出してしまっては「呪縛」による能力値の低下に悩まされているうちにころっと倒されてしまうので、戦況を読んで出す位置を見極めるのもこの子と使い手として求められる力である。

「能力交換」は、当てる相手によっては相手の戦力をそぎ落としながら自分側の戦力を上げる要員にもつながる。相手のクリーチャーを見てからこの子を出す使い方も十分ありだ。1回当てるだけでも相手の能力をそぎ落とせるので十分だが、この子のSPを見ればデフォルトで3回使えるので、せっかくならば敵からとった強力な能力を味方に与えたいところだ。

「呪縛」が取れたこの子の耐久はHPもあり低くないので、集中攻撃される状況でなければ大抵成功する。


・マイナス能力を持つ味方にも有効な一手だ。

このゲーム内には、数は多くないがこの子のようにランクマイナスの能力を持つクリーチャーが少数存在する。その子たちにはこの子の「能力交換」は大きな助けとなりうる。そういう使い方をするにしてもこの子が元来持つマイナス能力が邪魔になるので、やはり上記のように相手に押し付けるステップを踏む必要がある。この場合は強力な能力であればもちろんいいが、欲張らず適当な能力でも十分な成果を上げることができる。

マイナス能力を持つクリーチャーは少ないので、この子の役割の価値は大抵敵側に依存することになるといえよう。

「能力交換」で交換できる能力のランクに制限はほぼない(ランクXは無理)ので、どんな強力な能力でも動かせるが、どんな強力な能力でもこの子自身にはそれを生かせるだけのものはない。なので強力な能力を得たらできるだけすぐにそれを生かせそうな味方クリーチャーに渡すのがいいだろう。

SP回復や修練値で上昇させない限り「能力交換」は3回しか使えない。能力「味方強化」や「豊穣神の祈り」などいるだけで効果を発揮する能力を持っている場合は、枯渇死だけはしないように大切に扱いたい希少な例だ。


・能力交換以外に何かあるの?

基本の攻撃技に加えて弱体技3種と「精神攻撃」、もう一つの固有技「呪い移し」があるが、「能力交換」のSP消費の激しさからそれらを積極的に使うことは多くないだろう。「能力交換」を終えた時のために採用するくらいだ。

この子は攻撃力が低く「精神攻撃」は大きな攻撃手段となりえるため、これだけは入れておきたい


 「能力交換」がこの子の主な仕事なので、相手がマスターだけになるととたんに仕事がなくなる。とりあえずしょぼい攻撃か弱体技をかける程度である。なのでこの子を出すのは序盤か中盤あたりでなければ役割を失ってしまう。そうなると後は流れで帰還させるなり枯渇して引いてもらうなりしてもよいだろう。

 

元ネタ

日本の悪神

 疫病神とは、人々に災いをもたらす悪神である。言うまでもなく悪い存在だが、疫病神がこんな可愛い娘ならば私は一生憑かれて不幸のままでもいいと思う。本当の不幸はそばにだれもいないことだからだ。このゲーム以外の疫病神と言えば、老爺か老婆の姿であることが多い。

 疫病神と言えば、現在では厄介事を起こすトラブルメーカーを指すのに使える言葉となっているが、もともとは病気を振りまく存在とされていた。医療の発達していない時代、病気は目に見えない霊的な何かがもたらしているとされており、そんな中で病気は疫病神の仕業であるとされ、民間信仰となったのである。昔では郊外で疫病神を祭ることで疫病神を町の外に追い出す行事が行われていたそうだ。

 大丈夫だ。追い払われたカワイ子ちゃんはこの私がいただくからな。

 

出典

・ウィキペディア「疫病神」

<http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%96%AB%E7%97%85%E7%A5%9E>