キマイラ |
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無属性 |
魔獣 |
能力「融合」によって使い方がもえくりプレイヤーの数だけ存在するクリーチャー。 能力値は全キャラで最も低いが、それは融合していない時のお話。 好きな2体のクリーチャーを選んで、この子の無限の強さを探求してみよう。 |
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能力値 |
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HP |
65 |
SP |
8 |
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攻撃 |
40 |
召喚時間 |
2 |
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防御 |
40 |
召喚コスト |
2 |
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魔力 |
40 |
召喚キャパ |
1 |
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4値合計 |
185 |
ZOC |
0 |
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技数 |
2 |
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移動 |
2 |
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※値はすべてレベル50の時のものです。
能力 |
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結合 |
X |
発動型 射程1 範囲1 回数2 味方クリーチャーに命中。対象のHP、SPを0にして[死亡]にする。対象と同属性となり、ステータスの半分を加算、技とAランクまでの能力が使用可能になる。 |
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習得技 |
技説明 |
技考察 |
打撃 |
無属性 物理 攻45 命100 ク10 射1 範1 コ1 |
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強打 |
無属性 物理 攻60 命100 ク10 射1 範1 コ2 |
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強打撃 |
無属性 物理 攻75 命100 ク10 射1 範1 コ3 |
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ブレス |
無属性 魔法 攻70 命100 ク0 射1 範3 コ4 直線攻撃。 |
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ファイアブレス |
炎属性 魔法 攻70 命100 ク0 射1 範3 コ4 直線攻撃。 |
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アイスブレス |
氷属性 魔法 攻70 命100 ク0 射1 範3 コ4 直線攻撃。 |
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ウィンドブレス |
風属性 魔法 攻70 命100 ク0 射1 範3 コ4 直線攻撃。 |
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リーフブレス |
木属性 魔法 攻70 命100 ク0 射1 範3 コ4 直線攻撃。 |
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サンドブレス |
地属性 魔法 攻70 命100 ク0 射1 範3 コ4 直線攻撃。 |
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サンダーブレス |
雷属性 魔法 攻70 命100 ク0 射1 範3 コ4 直線攻撃。 |
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ウォーターブレス |
水属性 魔法 攻70 命100 ク0 射1 範3 コ4 直線攻撃。 |
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ホーリーブレス |
光属性 魔法 攻70 命100 ク0 射1 範3 コ4 直線攻撃。 |
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ダークブレス |
闇属性 魔法 攻70 命100 ク0 射1 範3 コ4 直線攻撃。 |
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「結合」で得られない能力一覧 |
キマイラの能力「結合」の特徴の一つに、2体のクリーチャーの能力の重ね合わせられるというものがある。しかし「結合」で持っていけない能力も存在する。以下にその能力と所持クリーチャーを示すので、参考にしてほしい。 |
ランクX:結合(キマイラ)中立(ラタトスク)・強圧(アルゴス・ユミール)・五行相生・四神相応(麒麟)・押しかけ治療・追加請求(リモン)・維持神(ヴィシュヌ)・創造神(ブラフマー)・破壊神(シヴァ) ランクS:滅びの定め(タナトス)・世界(ユグドラシル)・時間逆行(クロノス)・運命(フォルトゥナ)・不死(グルヴェイグ) ランクA+:死の覚醒(ヘル)・風神雷神(風神・雷神)・味方強化2(ヴァルキリー)・HP回復4&・SP回復4(句句廼馳)・倍速(アスラ)・SP回復2(ユグドラシル)・超引力(クジャタ)・召喚恩恵4(ミスラ) |
クリーチャーの解説 |
シナジーを体現する魔獣
「結合」とは、キマイラだけが持つ発動型能力であり、この能力は2回使える。対象の相手をキマイラ自身に取り込んで、ランクA以下の能力とクリーチャーの持つすべての技が扱えるようになる。この“複数のクリーチャーの技と能力の組み合わせ”をすることでこの能力でしか実現できない性能を持つクリーチャーを作ることができるのだ。 能力値に注目する使い方をするならば、高い能力値を持っているが技が残念というクリーチャーと、いい技を持つクリーチャーを合わせることで、お互いのクリーチャーの欠点を長所に変える使い方が基本だろう。特に魔力のほうは、アイギスや花魄など魔力を持て余すクリーチャーは割といるので、そういう奴らと結合することで、使わない能力を発揮させるのもいい使い方だ。 属性は後に結合したクリーチャーのものが優先される。キマイラ自身は全属性のブレス技を覚えるので、うまく結合して能力値の高い一致ブレス技を実現させることもできる。 とにかく用途が無限大なので、私自身では大したものは書けない。
この子自身は、全ステータスが最低であるためこのままではまるで使い物にならない。つまり「結合」前提だという訳であり、この子1体に対する専用パーティを組む必要がある。 技は打撃系とブレス系しかないが、「結合」の使い方次第では10の属性をそろえているブレス技が、攻撃的な組み合わせにおいては活きることがあるくらいである。後述する技数制限の存在により、場合によっては技を全く入れないという選択肢もある。
使い方次第では強力な性能を発揮できる「結合」だが、注意点すべき点が主にが3つある。 1つ目は、「結合」は味方を死亡にするという性質上、どう使用しても数に犠牲を出すことになるうえ召喚リソースもデカくなるので再召喚も難しくなるという欠点を持つことに留意する必要がある。 2つ目は、能力値について移動・ZOCがとても増やしにくいということだ。敵の進軍を止めるよりは高い能力値でゴリ押ししたり能力の強力なクリーチャーを組み合わせたりする方向で考えるのがお勧めである。 3つ目は、能力は10まで・技は12までというと最大数の存在だ。強力な技が技数の関係であぶれてしまっては強さを生かすことができないので、あえてキマイラ自身に技を与えないのもありである。 以上の微妙な解説と注意点を留意したうえで、君だけのキマイラを作ってほしい。 |
元ネタ |
ギリシャ神話 |
キマイラとはギリシャ神話におけるもっとも有名な幻獣である。キメラとも呼ばれており、テュポーンとエキドナの娘である。 キマイラはどのような動物かといわれると、様々な動物のパーツが複合しており、文献によってまちまちなので説明が難しい。一般説では、獅子の頭に山羊の胴体、蛇の顔のあるしっぽを持つといわれ、時にドラゴンの羽を持つとされる。とにかく数種の動物の複合体であることは間違いない。 また、口から火をはくことができるとされ、トルコの火山近くに住んでいると伝えられる。恐ろしい姿をしているが、なぜか雌である説が有力であり、擬人化の際には妖艶な美女として描かれることが多い。炎を吐く姿が求愛・愛欲のアピールに見えていたようであり、文学者の想像力をかきたてていたようだ。 あるお話によれば、キマイラはある領主に仕えており、敵対する街を襲うために遣わされたことがある。その町を順調に破壊しているところ、ペガサス乗りの英雄ペレロポンと戦うことになり、キマイラはペガサスに乗った彼に応戦した。その時ペレロポンは鉛製の剣をキマイラの口にいれ、キマイラはその剣を溶かして対応するものの、その鉛がキマイラの体内に溶けて入ってしまい、その鉛が詰まって窒息死してしまうのである。ある文献ではキマイラが単独で人里を破壊し回っているところを英雄ペレロポンに撃退されたとされることもある。 キマイラと似たような合成獣にスフィンクスがいるが、こいつはキマイラの異父姉妹である。キマイラは上記の物語で撃退されたが、生物学などでは由来の異なる複数の要素(パーツ)が共存しているものに対して使う用語として今も残っている。 キリスト教においては、キマイラは愛欲の炎で相手をむさぼりつくす下品な女の象徴とされ、愚かな女に対してキマイラというレッテルを張るという文献もある。
出典 ・荒木正純『知っておきたい 天使・聖獣と悪魔・魔獣』(株式会社西東社、2011年)236~237ページ ・「世界の幻獣・ドラゴン」を研究する会『よくわかる世界の幻獣ドラゴン大辞典』(廣済堂あかつき株式会社、2008年)60~61ページ ・桜井めぐみ・ほか『萌え萌え幻獣辞典』(株式会社イーグルパブリッシング、2007年)24~25ページ ・おおつ やすたか・ほか『魔獣大百科』(株式会社メディア・テック、2007年)42~43ページ ・TEAS事務所『萌えるモンスター事典 陸の巻』(株式会社ホビージャパン、2013年)64~65ページ
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