オニャンコポン |
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無属性 |
神 |
渦系の技を2つ覚える召喚催促のクリーチャー。 最初に出して、渦技を使って召喚時間の長いクリーチャーの召喚を 手助けするのがこの子のお決まりの使い方となる。 |
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能力値 |
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HP |
140 |
SP |
21 |
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攻撃 |
75 |
召喚時間 |
4 |
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防御 |
95 |
召喚コスト |
5 |
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魔力 |
115 |
召喚キャパ |
1 |
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4値合計 |
425 |
ZOC |
1 |
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技数 |
4 |
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移動 |
4 |
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※値はすべてレベル50の時のものです。
能力 |
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精霊迎え |
C |
自マスターがクリーチャーを召喚するときに召喚コストを1少なくする。 |
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習得技 |
技説明 |
技考察 |
打撃 |
無属性 物理 攻45 命100 ク10 射1 範1 コ1 |
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地震 |
地属性 物理 攻60 命100 ク0 射0 範3 コ5 自分には命中しない。[飛行]には命中しない。15%の確率で対象を[怯み]にする。この技は使用後[ためる(地震)]になる。 |
強力な技だがSPが許すかどうか。威力も微妙。 |
念力 |
無属性 魔法 攻40 命100 ク5 射1 範1 コ1 |
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水の刃 |
水属性 魔法 攻45 命100 ク0 射3 範1 コ1 |
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水の矢 |
水属性 魔法 攻60 命100 ク0 射3 範1 コ2 |
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水波 |
水属性 魔法 攻40 命100 ク0 射5 範1 コ2 |
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流水 |
水属性 魔法 攻50 命100 ク0 射5 範1 コ3 |
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重力波 |
地属性 変化 攻0 命100 ク0 射0 範4 コ3 対象を[重力]にする。 |
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吸水 |
水属性 変化 攻0 命100 ク0 射0 範1 コ3 自分の魔力10%アップ。 |
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闇の渦 |
闇属性 変化 攻0 命100 ク0 射1 範1 コ7 [召喚中]に命中。対象の現在召喚時間1ダウン。 |
この子の役割上重要技。 |
漆黒の渦 |
闇属性 変化 攻0 命100 ク0 射1 範1 コ15 [召喚中]に命中。対象の現在召喚時間2ダウン。 |
この子の役割上重要技。きわめて強力な効果である。 |
湧き水 |
水属性 地形 攻0 命100 ク0 射0 範2 コ2 対象の地形を[泉]にする。すでに[泉]なら[海]にする。 |
この子は水属性を補助する技を持っている。 |
人形召喚 |
無属性 召喚 攻0 命100 ク0 射4 範1 コ3 自分と同レベルの障害物[ゴーレム]を召喚する。 |
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石の壁 |
地属性 召喚 攻0 命100 ク0 射1 範1 コ1 自分と同レベルの障害物[岩]を召喚する。 |
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岩石の壁 |
地属性 召喚 攻0 命100 ク0 射1 範2 コ3 自分と同レベルの障害物[岩]を召喚する。 |
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石の牢 |
地属性 召喚 攻0 命100 ク0 射3 範2 コ4 自分と同レベルの障害物[岩]を召喚する。 |
敵を止めるという時間稼ぎも可能。 |
クリーチャーの解説 |
強大な味方を呼び起こす者 ・味方クリーチャーの召喚完了を助ける、それがほぼすべて! 技はたくさんあるものの、能力「精霊迎え」と貴重な技である「闇の渦」「漆黒の渦」だけに注目してこの子を使用することがほとんどである。ドラゴン系クリーチャーや最高級クリーチャーなど召喚時間がとても長い子の使用のためにこの子を採用するという訳だ。SPの消費が激しい技なので、「漆黒の渦」2回を使ったほうがターン数のこともあり効率が一番よい。ドラゴン系・最高級クリーチャーを使うなら迷わずこの方法を採用したい。
召喚催促によるSP枯渇死が死因の9割を占めるといっても過言ではないこの子だが、技は良いモノがそろっている。ゴーレムと岩の召喚で敵の進行を防ぐことができたり、自分で突っ込んでいったりすることもできる。 射程の長い水技で申し訳程度の攻撃をしたり、「地震」で散っていくことも可能だ。水の地形変更技も持つため、水属性クリーチャーの召喚催促のついでに場づくりをすることも可能だ。しかしこれらは素直な使い方ではないといえよう。これらはこの子にとって、技数を埋めるおまけのようなものと考えて構わない。 渦技を使うか、妨害技を使って時間を稼ぐか、並み程度ある防御性能と人形や岩を生かすか、どちらにしろ味方の数がそろったら役目をはたしているので召喚キャパの都合もあり素直に引いてもらおう。 似たような役割を持つウングルと比べて、この子は召喚キャパ1であるため召喚キャパの高い子を召喚することに適していると言える。 |
元ネタ |
アフリカの伝承 |
日本語ではあまりにもふざけた名前に見えるが、アフリカ西部における創造神・天空神である。別名はニャメである。この世界を作ったとされている。 人間に生きる喜びや光を与えたのもオニャンコポンだとされており、その威光は極めて大きいものだとされている。なのでオニャンコポンを信じる方々は窮地に陥るとこの子に助けを求めたと言われる。オニャンコポンは男神とも女神とも表されるが、両方の性を持つ神々は当地では普通である。 またアシャンティ族の人々は雷を神の斧と称し、そのレプリカを供物として供えることもあった。昔は天と地の距離が近く、人間が手を伸ばせばすぐ届くほどだったという。当然雲も我々の目の前にあり、お腹がすいたら雲を食べることができたほどだ。オニャンコポンはそんな世界の雲の上に住んでいた。 だがある日、一人のばあさんがヤムイモをたまたま近くにいたオニャンコポンにぶつけてしまう。オニャンコポンに謝るため住処へ行こうとするのだが、行く途中で道が崩れてしまい、その瓦礫で人々が多く死んでしまう。それを嘆き悲しんだオニャンコポンは、自分が人々に届くようなところに住んでいたのが悪いと思い、天を人々の届かないほど高いところへ引き上げてしまったと言われる。 他の大神と決定的に異なるのは、人々のすぐそばにいたこと、自分によって人々が多く死んだことを反省するところだろうか。少なくともこの子の元に謝りに来る人がいるほど慕われていたのだから。
出典 ・岩田和義・ほか『萌え萌え女神事典』(株式会社イーグルパブリッシング、2007年)60~61ページ |