玄武

水属性

能力値

HP

135(34位)

召喚時間

SP

24(13位)

召喚コスト

攻撃

90(48位)

召喚キャパ

防御

95(44位)

ZOC

魔力

130(15位)

移動

4値合計

455(26位)

 

※値はすべてレベル50の時のものです。

特殊能力

水の護り

[水属性]キャラは弱点属性の技のダメージ2割減少。

 

 

 

 

 

 

 

習得技

技考察

水の刃・水の矢

メインで使える攻撃技。威力が高めなのでダメージが出る。

水波

範囲が広い攻撃技。

泥沼

相手の移動を止められる。この子の防御性能の高さとマッチしている。必ず入れたい。

打撃・強打・強打撃

水技がきかない相手のために。

        










                                  管理人の感想

 特殊能力の「水の護り」と射程の長い技を持つクリーチャーだ。「水の護り」のため数字以上に固いのが魅力的である。

 堅めの遠距離アタッカーとして運用ができるので、多少のムチャもきく。近くの敵を無視して遠くの敵に攻撃を当てても大して問題はない。近くの敵を任せられる子と組むといいコンビとなる。ちゃっかり「泥沼」を覚えるので、それを利用した移動妨害役にもになりえる。

 「水の護り」によって、雷属性の攻撃のダメージを軽減できる。射程が長い技の多い雷属性を弱点に持つ水属性にとってこの特殊能力の恩恵は大きいというもの。ぜひぜひ大切に運用してあげたい。

 敵としてでてきた時は、「水の護り」のおかげで厄介な壁となる。この子を先に倒すため、多少の犠牲を払ってでもこの子に雷属性などの攻撃を当てていきたい。放っておくと「泥沼」で移動を妨害され、そのすきに他の水属性の範囲攻撃で一網打尽にされるからだ。

元ネタ

中国の四神

中国で四方を守護されると考えられた神聖な獣のことを、四神という。
 だが中国には世界を4つに分けるという発想はなく、中央にもう一つの要素が加わる。これが西洋の四大元素に対する東洋の五行思想である。その中心には麒麟か鳳凰、黄龍を加える例が見られる。
 中国においてはこれら神聖な獣の図が盛んに描かれるようになるが、そいつらについての神話や伝承はほとんど伝えられていない。
 そのうちの北・冬を守護する聖獣が玄武である。亀の姿をしているが水の要素は青龍の方が強い。
 玄武とは、中国の四神のひとつであり、北を守護する存在である。
 甲殻類の代表と言える玄武は、亀と蛇が合体している異様な姿をしている。
 亀の姿であるが、中国では龍の方が水のイメージとして強いため青龍の方にそのイメージは取られ、玄武は水というより防御(国防)の神とされている。
 ちなみに玄武の玄は、黒色を意味し、他の四神と同じく色の名の入った名前ということになる。五行思想では北と黒は結び付けられていることから名前に玄が入り、亀が防御に長けている(甲羅で武装している)からそれを意味する武という字が入ることでこの名前になったとされる。

出典
・荒木正純『知っておきたい 天使・聖獣と悪魔・魔獣』(株式会社西東社、2011年)124ページ
・「世界の幻獣・ドラゴン」を研究する会『よくわかる世界の幻獣ドラゴン大辞典』(廣済堂あかつき株式会社、2008年)196~197ページ
・桜井めぐみ・ほか『萌え萌え幻獣辞典』(株式会社イーグルパブリッシング、2007年)80~81ページ
・おおつ やすたか・ほか『魔獣大百科』(株式会社メディア・テック、2007年)88~93ページ
・TEAS事務所『萌えるモンスター事典 海の巻』(株式会社ホビージャパン、2013年)106~107ページ