覚(さとり)

無属性

能力値

HP

75(100位)

召喚時間

SP

21(31位)

召喚コスト

攻撃

80(65位)

召喚キャパ

防御

55(101位)

ZOC

魔力

65(94位)

移動

4値合計

275(102位)

 

※値はすべてレベル50の時のものです。

特殊能力

サトリ

自分回避+50%

中距離回避

自分から3マス以内にいる相手の技を回避

 

 

 

 

 

習得技

技考察

アイスシールド

 

射程の広い攻撃のほとんどが魔法なので、これを自分にかければほとんどの攻撃を受けなくなる。

サンドシールド

 

物理で射程の広い技はほとんどないので、味方にかける機会のほうが多いだろう。

ウォーターヴェール

状態異常技も近距離ならサトリで回避できるので、使う状況は極めて限定的である。

打撃

物理攻撃技。とりあえず覚えておこう。

念力

2マス射程の攻撃技。

        







管理人の感想

 能力は低いが、回避能力の高さがなかなかうっとおしいクリーチャーである。
 近・中距離の技を受けないので、相手のマスターとクリーチャー次第では詰ませることもできるが、そんなクリーチャーは少数派である。特に雷属性のクリーチャーは全員が覚に攻撃を加えることができる。

 攻撃を加えることができると言っても、特殊能力「サトリ」のおかげであたりにくいことには変わりないので、CPはほとんどの場合は無視していく(つまり囮には使いにくい)。なので、覚のいい使い方と言えば味方へのシールド張りであろう。全部覚えてくれる上ちょうど5つしか技を覚えないからはまり役である。すぐ出せるのも魅力だ。この子自身は「サトリ」のためにほとんどの物理技を受けないので、「特殊シールド」を自身にかけるだけでかなり安定する。治療士のシールドと比べるとコストが若干重いため、出落ちしないように召喚の状況を考えたい。それに気をつけるだけで割と長生きする。

 敵としてでてきた時は、攻撃を当てにくい厄介な敵として立ちふさがる。こいつ自身の攻撃は大したことないので、無視して周りの敵を狙うことをお勧めする。その場合はまず範囲攻撃や弱攻撃でシールドを解くことを忘れないように。

元ネタ

日本の妖怪

覚は、今の岐阜県の山奥に住むとされている妖怪であり、人の心を読むとされている。全身が黒い毛でおおわれた猿のような外見をしているらしい。
 昔 、山中で木を切っていたとある木こりが出会ったとき、覚の姿にビビった時、覚は「ビビったな」といった。逃げようとしたら「逃げようとしたな」といった。諦めたら「諦めたな」といい、その思考をことごとく読み取ってみせて恐怖に陥れた。木こりが本当に諦めて仕事を続けたところ、木こりの割った木の破片が覚に命中し、覚はその場を離れたという。
 このようにこっちが思ったことを、こっちより先にしゃべるものだから気味の悪い魔物である。相手の思いを読んで隙あらばとって食おうとするのだが、どの文献でも覚が出会った者の偶然によって撃退される描写しかないため、本当に人を食うかは不明。
  一説では、覚に危害を加えなければ襲ってこないと言われているから相手にしないのが一番である。あえて歯向かわず共存という道を歩む村もあったらしい。
 覚の名前は、「人の心を悟る」というところからきていると推測される。

出典
・奈落一騎・ほか『妖精・精霊がよくわかる本』(株式会社PHP研究所、2010年)216ページ
・TEAS事務所『萌える妖怪事典』(株式会社ホビージャパン、2013年)186ページ